目次
期間:2022年7月6日(水)~12日(火)にJR仙台駅東西自由通路にて出店
徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、国内の昆虫食市場をけん引する2社と共に、東北エリアで初となる昆虫食に関する合同イベントを2022年7月6日(水)~12日(火)の期間でJR仙台駅東西自由通路にて実施します。
今回共同出店する2社は、“地球を味わう”をコンセプトに日本橋馬喰町に店舗を構えるレストランANTCICADAと、台東区浅草に"昆虫食の駅"をコンセプトとした店舗「TAKE-NOKO」を構え、数多くの昆虫食品を展開するTAKEO株式会社です。イベントでは計67種の商品をご用意し、餌で味の変わるコオロギの食べ比べや、昆虫の持つ魚介に似たうま味を活かした調味料など、昆虫を使用した様々な商品をお試しいただけます。
- イベント詳細
開催日時:2022年7月6日(水)~12日(火)11:00-19:00
開催場所:JR仙台駅東西自由通路
- 昆虫食が注目される社会背景
2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、急激な人口増加に伴う飢餓や栄養不良といった食料問題への対応が喫緊の課題です。
特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べて、1kgのタンパク質の生成に必要な餌や水の量が圧倒的に少ないため、限りある資源の有効活用が可能です。加えて温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。
- オススメポイント
①餌や加工方法で味が変わる国産コオロギの食べ比べ
コオロギは雑食で、食べた餌により味が変わるという特徴があります。京野菜を食べて育ったあっさりとした味わいの「京都こおろぎ」や、アーモンドを餌に育ち香ばしいナッツの風味が感じられる「広島こおろぎ」など、加工方法や味付けの違う国産コオロギの食べ比べをお楽しみください。
②20種類もの昆虫が並ぶ7日間
昆虫食の中で知名度の高いイナゴ以外にも、カイコやスズメバチなど様々な昆虫を使用した商品をご用意しました。昆虫も肉や魚と同様に、種類が変われば香りや食味も大きく異なります。20種もの昆虫が一堂に介すこの機会に、是非一度お試しください。
③スナックや調味料など最新の昆虫食も
昆虫の姿を残した商品はもちろん、昆虫食初心者でも試しやすいコオロギパウダー入りのスナックや、魚介に似たダシの旨味が凝縮したコオロギ醤油などを取り揃えました。食べるシーンに合わせて選べる豊富なラインナップで、新たな食の選択肢としての昆虫をご提案します。
- 出店企業の紹介
・株式会社グリラス(企業ホームページ:https://gryllus.jp/)
徳島大学で30年に渡って培われてきた研究成果を活かし、食品ロス由来100%の餌で飼育したコオロギを通じて「タンパク質危機」「食品ロス」の2つの社会課題の解決を目指す大学発ベンチャー。今回の出店では徳島県内で生産した食用コオロギのパウダーを使用した自社食品ブランド「C. TRIA(シートリア)」の商品13種を販売。
・ANTCICADA(企業ホームページ:https://antcicada.com/)
日本橋馬喰町の店舗では「コオロギラーメン」や「旬の虫を使ったコース料理」を提供。開店後は連日の満席で、ヒトサラ「2020年 日本のベストシェフ&レストラン100」にも選出。また、商品開発にも注力し、「タガメジン」「コオロギ醤油」「コオロギビール」などを販売。大きな話題を呼んだ。「動物も、植物も、虫も、分けへだてなく向き合える世の中」を目指す。
・TAKEO株式会社(企業ホームページ:https://takeo.tokyo/)
「人にも環境にも虫にもやさしく」がコンセプトの昆虫食専門企業。野菜、魚、肉などと同じように昆虫が台所を彩る、より豊かな食卓の実現を目指す。昆虫養殖の技術開発から、国産昆虫シリーズ、タガメサイダーをはじめとしたオリジナル商品の開発・製造、オンラインショップと昆虫食専門の飲食店兼直販ショップの運営まで昆虫食に関わる幅広い事業を展開。
- 食用コオロギ関連事業の背景について
2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に動物性タンパク質の不足は顕著であり、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存の畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、限りある資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。
一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性を持つため餌の制限が少なく、グリラスでは食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。
※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/)
- サーキュラーフードについて
サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり、環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。サーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3「2030年までに小売・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる。」への寄与が見込めます。
またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。
※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html)
- グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について
グリラスではサーキュラーフードをコンセプトとしたオリジナルブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバーをコンビニエンスストアにて販売しています※。
※コンビニエンスストアで展開中の商品に関する詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000070046.html)
- 株式会社グリラスについて
グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でもトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。
・社名 :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/)
・事業内容 :⾷⽤コオロギの⽣産
⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
⾷⽤コオロギの研究開発 等
動物用コオロギの生産、販売 等
(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html)
・代表取締役 :渡邉 崇人
・所在地 :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点 :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点 :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金 :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立 :2019年5月