【調査結果】小中学生のSDGs認知度は98%、関心のある目標は「ジェンダー平等を実現しよう」~「キッズ@nifty」にて「SDGs」についての調査を実施~

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 ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:野島 亮司、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「キッズ@nifty」にて、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals、以下、SDGs)」に関するアンケート調査を実施し、本日7月8日(金)にレポートを公開しました。

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 本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、「SDGs」という言葉を知っているか、SDGsの目標の中で関心のある項目はどれか、学校でSDGsについてどんな学習をしたのか、などのアンケートを実施し、1,022人から回答を得ました。
 「SDGs」という言葉を知っている小中学生は98%で、ほとんどの子どもたちがSDGsを知っていることがわかりました。SDGsの目標の中で関心のある項目については、第1位の「ジェンダー平等を実現しよう」が全体の4割を占めていて、次いで「人や国の不平等をなくそう」、「平和と公正をすべての人に」という結果でした。
 また今回の調査では「SDGsに関連して自分たちが取り組んでいること」についてさまざまな取り組みが寄せられ、リサイクルやエコバッグの利用など日常生活の中でできることから取り組んでいる様子がうかがえました。

■「SDGs」に関する調査レポート
https://kids.nifty.com/parent/research/20220504sdgs/

■調査概要
○アンケート実施期間
 2022年5月24日(火)~6月19日(日)
○調査機関
 自社調査
○調査対象
 小中学生を中心とする「キッズ@nifty」訪問者
○有効回答数
 1,022件
○調査方法
 インターネット調査
○調査項目
 1.「SDGs」という言葉を知ってる?
 2.SDGsの目標の中で、関心のある項目は?
 3.どうしてその目標を選んだのか、理由を教えてね
 4.学校でSDGsについてどんな学習をしましたか?
 5.SDGsに関連して、自分が取り組んでいることは?
 6.おうちの人とSDGsについて話したことはある?
 7.おうちの人と一緒に取り組んでいることは?
 8.将来、どのような社会になってほしい?

■調査結果

  • 「SDGs」という言葉を知ってる?

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  98%の小中学生がSDGsという言葉を「知ってる」と回答しました。
 

  • SDGsの目標の中で、関心のある項目は?​

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 最も多かったのは、全体の44%を占めた「ジェンダー平等を実現しよう」でした。次いで「人や国の不平等をなくそう」が34%、「平和と公正をすべての人に」が33%でした。
 

  • どうしてその目標を選んだのか、理由を教えてね

○ジェンダー平等については自分自身が性同一性障害で、実際に生きづらさを感じているから
○ジェンダーのことでまだバカにしたりする人がいる。トランスジェンダーの人も差別されない世の中になってほしい
○いまだに日本は「女子は」「男子は」の風潮が強いし、政治家も男ばっかりだから
○「質の高い教育をみんなに」は、日頃から教育を受けている私たちに大きく関係すると思ったので選びました
○今まさにウクライナで戦争が起こっているからこそ、「平和と公正をすべての人に」を選択しました

 「ジェンダー平等を実現しよう」については、「自分自身がトランスジェンダーだから」「私の友だちで悩んでいる子がいるから」などの意見がありました。その他の目標にも、子どもたちが自分自身の実体験をもとにした回答が多く寄せられました。
 

  • 学校でSDGsについてどんな学習をしましたか?

○GUやユニクロのSDGsプロジェクトを参考にしながら、「つくる責任 つかう責任」を学びました
○総合学習の時間を使って、ジェンダー平等のポスターを作成した
○学校でかるたを作り、NHKの「SDGsかるた」に応募した
○SDGsとはどんなものなのか、17の目標や169のターゲットも含めて授業で習った
○17の目標についてみんなで意見を出し合って、1人1人が毎日どのように過ごすべきなのかを考えました
 
 SDGsにまつわる調べ学習やプレゼンテーション、ディスカッションなど、さまざまな意見が寄せられていました。SDGsの授業が行われている学校もあるようですが、中には「まだ習ってない」「特に何もしていない」という意見も見られました。
 

  • SDGsに関連して、自分が取り組んでいることは?

○いらない紙や服をリサイクルする
○買い物する時は必ずエコバックを持って行く
○ゴミの分別
○できるだけご飯を残さない
○使わない部屋の電気はすぐに消すようにしてる

 リサイクルやゴミの分別、節電、エコバッグの利用といった、日常生活の中でできることから行っているという意見が集まりました。
 

  • おうちの人とSDGsについて話したことはある?

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 46%の子どもたちがおうちの人とSDGsについて話したことが「ある」と回答し、話したことが「ない」という人の方がやや多いようです。
 

  • おうちの人と一緒に取り組んでいることは?

○エコバッグを使う。あとはゴミや食品ロスを減らしたり、節電・節水も心がけている
○ゴミの分別について話し合ったり、食品ロスを減らせるようにしたりしている
○食品ロスを減らすために、レストランでは食べられる量だけ頼んだり、買い物でも賞味期限が近いものをあえて選んだりするようにしてる
○野菜のゴミが出ないような料理を作っている
○食材の賞味期限をまめに確認する
 
 食品ロスを減らすため、賞味期限を考えて食品を買う、食品を食べきれる分量を考えて料理を作るなどの取り組みが寄せられました。
 

  • 将来、どのような社会になってほしい?

○17の目標が当たり前にできてる世の中
○LGBTの人が性別を気にしなくても生きられる社会になってほしいです
○いじめや差別のない明るい未来
○ゴミの少ない社会。地球温暖化が進まない社会になってほしい
○どこの国も平和を尊重し、永遠に戦争が起こらない社会

 平和や平等が実現した社会、お互いの考えを尊重し合える世の中、自然問題がなくみんなが幸せに暮らしていける未来など、子どもたちが思い描く“理想の社会像”が寄せられました。

■「キッズ@nifty」について
2002年に開始した、 主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。 子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
https://kids.nifty.com/

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※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更されることがあります。

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