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2022年7月2日(土) 島根県出雲市多伎町キララビーチ
一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーションは、3人1組のチームを結成した15~18歳の高校生たち12チームが、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その質と量をポイントで競う『スポGOMI甲子園2022・島根県大会』を7月2日(土)に開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催しました。
- イベント概要
・日程 2022年7月2日(土) 9時30分~11時30分
・開催場所 キララビーチ(島根県出雲市多伎町)
・参加人数 1チーム3名×12チーム=36人
- 3人でチカラを合わせて!競技スタート
朝から真夏の太陽が照り付けるキララビーチに、県東部の高校を中心に12チーム36人が集まりました。
部活のユニフォームなどを身につけた参加者たちは海岸に散らばり、ごみを拾いをスタート!
集めたごみの重量とごみの種類でポイントを競うスポGOMI甲子園。各チームが思い思いの作戦で、40分間のごみ拾いに挑み、海水浴客で賑わう砂浜で、たくさんのごみが集められていきました。
スポGOMI甲子園では、工夫を凝らした自作アイテムを使うことができます。ソリのようなごみ箱を制作したのは松江南高校の「松江南JRC」チーム、砂の上で大活躍のアイテムです!
- 優勝は開星中学校・高等学校「開星スターズ」!拾ったごみの総量7.61kg、2329ptを獲得
優勝は、松江市の開星中学校・高等学校から参加した「開星スターズ」。ペットボトルを中心に集める作戦で、ごみ重量7.61kg/2329ポイントを獲得しました。
優勝チームは、11月に東京で行われる予定の全国大会に出場することになっています。
「開星スターズ」は、野球部のメンバーで結成されたチームです。優勝後のインタビューでは、「今回、改めて海洋ごみの現状を目の当たりにし、海洋ごみの問題は世界中のみんなで解決しなければならない問題だと思った。全国大会では、チームワークを発揮して頑張りたい。」とコメントしています。
- 島根県大会で集められたごみの総量は77.43kg
2位は安来高校と松江南高校の友人グループ「マジガチ勢」、3位は平田高校の「ひらこうJRC」。
チームが独自に製作したごみ拾いアイテムの機能や斬新さデザインなどを審査して選ばれる「オリジナルアイテム賞」には、大社高校の「大社3girls」が選ばれました。ごみを分別しながら集める背負いカゴで、華やかにひまわりをあしらっています。参加者全員で集めたごみの総量は、77.43kgとなりました。
参加した高校生の一人は、「考えていたより、たくさんごみがあることを残念に思ったが、競技としてみんなでごみを拾うことは楽しいと思った。」と感想を話しました。
大会をきっかけに、高校生たちが海洋ごみ問題を深く考えた日になりました。
皆さん炎天下の中、本当にお疲れ様でした!ごみ拾いはスポーツだ!
<団体概要>
団体名称:一般社団法人ソーシャルスポーツファウンデーション
URL:https://www.spogomi.or.jp/
活動内容:スポGOMI甲子園に関するイベントの開催、及び運営に必要な業務。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/