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NTT西日本グループの地域食品資源循環ソリューション卸売市場の野菜くずを堆肥に再生し、地元小学校の学校菜園に活用
三島青果株式会社(代表取締役社長:宮澤 誠、以下、三島青果)、三島市立坂小学校(校長:鈴木 健次、以下、坂小学校)、西日本電信電話株式会社静岡支店(支店長:番匠 俊行、以下、NTT西日本)は、地域食品資源循環ソリューションの活用により、地元野菜の残渣から堆肥を再生し、坂小学校の学校菜園にて使用することで、地域循環によるリサイクルコミュニティを実現します。
2022年7月15日(金)に、近接する坂小学校の児童の皆さんの更なる有益な農業体験に活かしていただこうと、三島青果の宮澤社長から卸売市場におけるSDGsへの取り組みについて説明されるとともに、食品残渣から作られた堆肥を坂小学校の皆さんに手渡されました。
1.背景・目的
これまで、三島青果では卸売市場で発生する野菜くず等は廃棄物として回収・処理するなど、「廃棄コスト」「食品ロスの削減」などに課題を抱えていました。
そこで、NTT西日本静岡支店の提案を受け、2022年4月に地域食品資源循環ソリューションを野菜市場としては県内で初めて導入。卸売市場で出た野菜くずなどの残渣を堆肥に再生する取り組みを開始しました。
さらに再生された堆肥を近接する坂小学校に寄贈することで、地産地消・地域循環によるリサイクルコミュニティを実現。この取り組みを通じ、廃棄ごみと廃棄コストを減らし、地域経済の活性化に貢献していきます。
●三島青果株式会社 野菜くずなどの残渣を地域食品資源循環ソリューションにより堆肥へ再生
●三島市立坂小学校 学校菜園の一部区画に当該堆肥を使用した土壌づくり
●NTT西日本静岡支店 地域食品資源循環ソリューション活用に伴うアドバイス
2.今後の展開について
三島青果では、本取り組みを継続・発展させることで、地域に貢献していきます。
また、坂小学校では、当該堆肥を使った畝と使わなかった畝を観察するなど、堆肥の有用性を企業へフィードバックする等、探究的な学習機会を創出し農業体験学習を更に特色あるものとすることで、小規模特認校として学区外からの更なる入学希望者の拡大をめざします。
NTT西日本では、様々な企業・自治体などと連携しながら、循環型システムの構築を積極的に推進し、地域の課題解決に貢献してまいります。