【株式会社shabell】新しいキャリア教育の実践として妙高市教育委員会との取り組みを実施

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7月6日(水)妙高市にて開催された、市内の中学校に通う中学2年生向けの第8回「キャリア教育フォーラムin妙高~夢への扉~」において、株式会社shabell(本社:東京都渋谷区、代表取締役:守岡 一平、以下「当社」)が講師の選出及び講和にて協力させていただきましたことをご報告致します。

ー株式会社shabellが提供するキャリア教育支援とはー
自治体や教育機関、教育団体にむけて、キャリア教育における探求学習を支援するものです。
憧れの職業や目指したいキャリアを選択する上で抱く不安や疑問を、既にその職業やキャリアに就く経験者に誰でも気軽に直接相談ができるアプリ[shabell]に登録する、500名170職種の職業人を講師として選任しセミナーや講義のサポートを行います。
​講師が実体験や価値観に基づいた経験をシェアすることにより、「なぜ働くのか」「未来をどう作るのか」など答えのない自身の人生と前向きに向き合うきっかけづくりを行なっています。

<キャリア教育フォーラムin妙高について>

2015年より中学生に将来の職業について考え学ぶ意欲につなげてもらおうと、市内中学校(妙高中学校、妙高高原中学校、新井中学校)に在籍する2年生全員を対象に、妙高市教育委員会が開催しているものです。8年目を迎える本年は、オンラインにて各中学校と登壇者とをオンラインで繋ぎ、感染対策下にて実施されました。

(目的)
社会人・職業人として必要な知識等、キャリアを積み上げていく上で最低限必要な知識について体験を通して学ぶ機会を設定し、生徒の職業意識を高めること。
様々な職種、職業の従事者を招聘し、ワークショップ形式の学習会並びに全体講演会を開催することにより、自己の生き方や進路を真剣に考える姿勢を育成すること。

<当社との関わりと背景>

当社は、昨年12月に新潟県と新潟市より企業誘致を受け、翌年2月に新潟市にサテライトオフィスを開設致しました。
その過程において妙高市から、当社が運営する様々な職業人からその職業への進路相談や不安解消などのアドバイスを受けることができるshabellアプリに興味をお持ち頂いたことが起点となりました。
shabellアプリで出会うことできる職業の多くは、なり方や就き方が顕在化していない職業やこれまでの社会には存在していなかった新たな職業です。
興味を持っていても周りに適切な相談者が存在していないことやそもそも認知されていないがために、進路の選択肢に入りにくい職業があることを解消する目的でリリースしたものです。

妙高市はSDGs未来都市に選定されており、SDGsの達成に向けて先導的な取り組みを各所で導入されており、従来のように市内の事業者や既存の職業以外にも次世代の未来として新たに提示できるキャリアの形を模索しておられました。
そこで、当社が選出した職業人をキャリア教育フォーラムにて講師として招致し、妙高市から未来と世界を見据えた活躍人材を輩出するためのきっかけづくりを共に築く取り組みへと協業させていただくこととなりました。

<実施の内容>

・主 催  妙高市教育委員会
・対 象  妙高市立中学校に在籍する2年生全員(231人)
・期 日  令和4年7月6日(水)
・内容
1.妙高市教育委員会 川上晃教育長より挨拶

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将来、何のために働くのかという問いかけと共に、働くことの意義として「生きるため」「何かに貢献するため」の2点を掲げ、生活するためだけではなく、自分を成長させる機会や経験となることや、あらゆる仕事が誰かから必要とされることによって存在していることなどを説かれました。

2.当社 取締役COO近藤友紀から導入説明

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人生100年時代における職業選択の在り方を解説すると共に、Society5.0の時代、10年、20年、30年先の国際社会を見据えて生徒自身が置かれている環境と本フォーラムで得られる学びをどのように繋げていけるかという期待について解説されました。

3.職業人から学びを得る

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当社選定の職業5種のうち、各生徒が興味のある職業を選択し、知りたいこと聞きたいことを事前質問として提出。その職業への就き方、なり方だけでなくそれぞれの価値観や実体験を引き出すような率直な質問が多く、45分という限られた時間ではあったが多くの学びを得られた様子でした。
※生徒の感想は、本文最下部に掲載。

(登壇者一覧 主な職種、氏名)
インフルエンサー Fumiyaさん
ミュージシャン 秋山璃帆さん
アスリート 羽生直剛さん
WEBデザイナー 安達誠寛さん
助産師 望月里恵さん

4.持続可能な働き方に触れる

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働く場所や1つの職業にとらわれず、自身の強みやスキルと社会のニーズを繋げることで、持続可能な働き方を実現する職業人の代表例として、旅するクリエイターとして活用するKeiさんを当社にて選出いたしました。事前に生徒から寄せられた質問に回答しながら、旅という体験が人生に与える価値に加えて、信念を持ち行動することの大切さをお話しされていました。※生徒の感想は、本文最下部に掲載。

※他、妙高市教育委員会選出の講師として株式会社良品計画 古谷信人様も登壇されました。

<実施効果・当社の協業価値>

当社から選出した職業人の特徴は、複数の職種で活躍されており、自身の体験や経験から得た学びによって、現在の活躍する場を獲得していること、そして何よりも前向きにキャリアを築いているということが挙げられます。
参加した生徒にとっては、既存の教材から得る学びとは異なり、「対話が可能な規模で自身の疑問に対し、職業人が生徒に目線を合わせて楽しく語ってくれる」という形式がさらに学びを深める手法であったようです。また、当社の介在価値として、職業に関する専門知識の有無だけでなく、講師となる職業人がどのような価値観で仕事をし、何を目指している人であるのか、どのような人柄なのかを当社が深く理解した上で選定できたことも、心に響く学びの機会を提供できたことにつながっていたと感じました。

加えて、自治体や教育機関が当社との接点を得たことによって、煩雑な交渉を省き、人選のクオリティを担保した状態で手軽に、多様なキャリアを育む人材を教育現場へ登用することができるという点においても、大きな成果を示すことができ、当社としてはより一層キャリア教育事業への取り組みを推進する動機を高めるものとなりました。
このような取り組みを他の自治体や教育機関において積極的に実施していくことは、教育現場のリソース不足や地方における情報格差の解決に繋がるだけでなく、どのような地域においても高水準の教育や持続可能なキャリアの提示を実現することに繋がるものと期待をしております。

そしてなにより、「働く=人生を楽しむこと」であるという価値観を、早期キャリア教育の現場で、あらゆる職業に就く“生の声”を通して届けることにより、社会に出ていくことに前向きなイメージをもち、積極的にキャリアを形成する若者を育むことに貢献できると考えております。
この度の妙高市との協業機会は、当社のキャリア教育事業を後押しする大変貴重な実例となりました。

引き続き、協業先の模索と実施に積極的に取り組んで参ります。

(参加した生徒の感想ノート 一部抜粋)

ミュージシャン 秋山璃帆さんの話を聞いた生徒の感想

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アスリート 羽生直剛さんの話を聞いた生徒の感想

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助産師 望月里恵さんの話を聞いた生徒の感想

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旅するクリエイターKeiさんの話を聞いた生徒の感想

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