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2022年7月24日【喜入町大丸海岸】
CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会は、2022年7月24日(日)に、いつでも誰でも漂着した海洋ごみを拾うことのできる「拾い箱」の設置と、それを記念したキックオフ清掃活動を、県内設置“第6弾”と題して、喜入町大丸海岸にて開催いたしました。
このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。
- イベント概要
・開催概要:CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会では、与論町で始まった海岸散策等で訪れた方が、少人数でも海岸清掃活動に取り組む事ができる『拾い箱』の活動を参考に、鹿児島県内海岸に「拾い箱」設置する活動を展開しています。今回、「拾い箱」設置“第6弾”ということで、新たに、喜入町での運用を開始し、7月24日(日)に設置を記念したセレモニーとごみ拾い活動を実施いたしました。
・日程:2022年7月24日(日)
・開催場所:喜入町大丸海岸(〒891-0203 鹿児島県鹿児島市喜入町大丸)
・参加人数:約80名
・協力団体:喜入支所/喜入校区あいご会/喜入共創(ともつく)会/鹿児島ユナイテッドFC地域連携部/キイレンダー実行委員会/喜入校区まちづくり協議会
- 喜入小学校5年生の男の子の強い思いからスタート!
CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会では、 “これ以上海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させることを目指し、海岸を訪れた誰もが清掃活動に参加することができ「人が来れば来るほど、砂浜がきれいになる」をコンセプトに、海岸に漂着した海洋ごみ専用のごみ箱として「拾い箱」を設置する活動を行っています。今回の拾い箱は、喜入小学校5年生 濱田蓮音くんの思いからスタートしました。海の生き物がごみを飲み込み、命を落としている生き物がたくさんいるということを知った蓮音くんは、大丸海岸は地元の海であり、ウミガメが上陸する数少ない海岸ということもあり、少しでもこの不幸が無くなってほしいと家族でごみ拾いを始めたことがきっかけでした。
- 拾い箱を設置してからがスタートだ!
ごみ拾い活動には、地元の親子、約80人が参加し、30分ほどごみ拾いを行い30Lの袋およそ30袋分のごみが回収されました。蓮音くんは「拾い箱を設置することができて、夢がかなった気がしました。だけど、拾い箱を設置して終了ではなくて、拾い箱を設置してからがスタートなので、これからも、ごみ拾いを頑張りたいと思います」と話していました。CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会と共に、喜び入る町、喜入町で地元の方々と蓮音くんの挑戦は続きます。
- 参加した子ども・保護者からの声
参加した小学生の男の子「喜入の海岸には、これまでたくさんのごみが落ちていました。だけど、蓮音くんの思いにより、喜入にも拾い箱が設置されてすごく嬉しくなりました。大丸海岸には、よく遊びにくるのですが、少しでもごみを拾ってきれいにしようと思いました」
参加した男性「喜入の海岸にこんな立派なものが設置されて嬉しく思います。地元のきれいな海を未来に残していくために、頑張りたいと思います。ときどき、遊びにきたいと思います。」
<団体概要>
団体名称:CHANGE FOR THE BLUE鹿児島実行委員会
URL:https://www.mbc.co.jp/event/umigomi/
活動内容:「チェスト!FOR THE BLUE かごしま」を合言葉に、鹿児島の人々が「海洋ごみ」に対して興味関心を持ち、行動を起こすムーブメントを作ることを目指します。鹿児島の海の魅力を改めて発見し、海との関わりの大切さや魅力を次の世代に伝えていきます。
CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/