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その他、サスティナブル商品の購入数が2年で5倍以上も増加、パーソナルカラーを気にする人が昨年の3倍などの最新傾向も。服選びに重要視しているのは「SDGs」と「自分らしさ」など
株式会社DROBE(代表取締役 CEO:山敷守)が展開するパーソナルスタイリングサービス「DROBE(ドローブ)」が、サービスを利用している全ユーザーの購入情報の調査を実施。分析したデータを基にした、この夏のDROBEによる最新ファッショントレンドレポートを発表いたします。
今回の調査では、2022年5月から7月にDROBEでリアルに売れた商品やベストセラーやユーザー情報から、ファッションの最新動向を分析しました。今年の規制緩和の影響で外出機会が増えたことによるトレンドアイテムへの需要や、リベンジ旅行やレジャーの機会の増加により、手入れがしやすい素材のアイテムに人気が集中。昨今の価格上昇の影響もあってか、クリーニングの必要がない商品への需要の高まりも明らかになりました。
一方、服選びのトレンドとしては、サステナブル商品の需要が昨対比で2倍UP。またパーソナルカラーを重要視するユーザーが昨対比で3倍以上に増加しており、「サステナビリティー」や「自分に似合う物」を服選びの基準にしている人が増えているということが分かりました。
調査結果は以下の通りです。
【調査概要】
調査名 :DROBE、2022夏のファッショントレンドレポート
調査エリア :全国
調査対象 :DROBEユーザー購買データ10万件以上
調査期間 :2022年5月~現時点
調査方法 :DROBEユーザー購買データに紐づく
※本調査を活用する際は、必ず「DROBE」調べ と記載ください。
【調査項目詳細】
DROBEベストセラーをチェック!ベスト3は「ブラウス」「ワイドパンツ」「カーディガン」
キーワードは「スキッパーネック」、「袖デザイン」、「柄」、「清涼感」
今季のDROBEベストセラーは、上位1位・2位がスキッパーネックのブラウスで、袖にフリルやタックなどのデザインが施されたオンオフで活用できるデザインのアイテムが人気です。3位・4位には、サラッとした着心地の良さと、カジュアルになりすぎない上品さを兼ね備えたワイドパンツやスカーチョ(スカート見えするパンツ)。また今年は春からのトレンドでもあるカーディガンが夏バージョンにアップデートされて5位にランクイン。それ以外には1枚でサマになるワンピースの需要も多く、シアー(透ける)デザインや薄手で清涼感がある素材や柄の商品が上位を占める結果となりました。
去年と異なり今年は「カーディガン」が売り上げ上位に。昨対比2倍以上(5月は3倍、6月は1.5倍)の販売点数増に。理由は「規制緩和」が影響していそう!?
中でも、去年と比べ大きく売り上げを伸ばしているのは「カーディガン」で、昨年と比較するとスタイリストの提案でお客さまへ送付された全商品中のカーディガンの割合が、昨対比2倍以上も増加。購入数も2倍以上増となっていました。これは、今季のトレンドアイテムとして春以降にも着用できる素材やデザインの商品が増えているという理由が挙げられますが、その他には、規制緩和で外出の機会が増えたことにより、お洒落アイテムとしてだけではなく、日除け(UV)対策や冷房対策としての需要も増えているからという理由も考えられます。
ベストセラー商品の9割近くが「洗える(洗濯機・手洗い可)」アイテム。暑さとインフレの影響も?
また、ベストセラー商品の傾向としては「洗える」商品が全体の9割近くであるという結果に。服を選ぶ重要なポイントとして、手入れのしやすさが大きく影響しているいることが分かりました。
夏物を買いだす境界線はGW(ゴールデンウィーク)。連休明けから一気に夏服需要増
いつ頃から夏アイテムを買い始めるのか、DROBEユーザーの買い物動向を見ることで、そのタイミングがわかりました。夏の必需品である「サンダル」の購入が、いつ頃を境に増加するのかを見てみると、GW後から購入点数が大幅に増加しているという結果が明らかに。同時に、シューズカテゴリの中のサンダルの購入比率も大幅に上がっており、一般的に春服から夏服に移行するタイミングの境界線はGWであるということが分かりました。
世代別夏アイテムの傾向は、20代~30代がトレンド、40代はベーシック、50代~はベーシック+トレンドカラーが人気
DROBEのベストセラーを世代別に見ていくと、20代~30代にはきれい目アイテムかつトレンドの要素を含むデザインを好み、40代は体型カバーがしやすいデザインの着回しがしやすいアイテム、また50代以降のユーザーは基本的な好みは40代と似ているものの、若々しい印象を与える爽やかな差し色(ブルー系や今年のトレンドカラーのパープルなど)の明るい印象を与えるトップスが売り上げ上位の中に入っていました。
服の買い方の最新動向、キーワードは「サステナブル」「品質」「パーソナライズ」。
サステナブル商品の購入数が2年で3倍以上に増加。SDGsの考え方の浸透が服の選び方に影響。
また、より「似合う(パーソナルカラー)を気にする」ユーザーが昨年の3倍に増加。
昨今のSDGsへの関心の高まりからか、DROBEユーザーの購入商品にも変化が見られました。商品詳細に「サステナブル」というワードが含まれる商品の購入点数がこの2年で3倍以上も増加しており、服を選ぶ基準に、サステナブルな商品かどうかを重要視する人が増えているということが分かります。また最近ではパーソナルカラー診断が人気のコンテンツの一つとなっていますが、DROBEを利用する中でスタイリングの要望に「パーソナルカラー」について言及する人の数も昨年の3倍に増えていました。このことから、自分の好みだけではなく、その商品が「似合う」かどうかが服選びの重要なポイントになってきているということがわかります。
パーソナルスタイリングサービス「DROBE」について
「ファッションから、日々を楽しもう。」をコンセプトにした、オンラインで完結するパーソナルスタイリングサービスです。ファッション誌や芸能人のスタイリング、店頭での販売などを経験したプロのスタイリストとDROBE独自の「スタイリング AI」が、お客さまの嗜好や体型、予算に応じた商品(洋服、靴、ファッション雑貨)を協働でスタイリングし、セレクトした商品を定期的にお届けします。 届いた商品は自由に試着でき、気に入った商品のみを購入、不要な商品は返品が可能です。お客さまは自分に似合う洋服と出会えるだけでなく、着こなしに対するアドバイスをもらい、自分の好みやテイストを踏まえながら、新しいファッションを楽しむことができます。
株式会社DROBE 概要
会社名:株式会社DROBE
代表:代表取締役CEO 山敷守
設立:2019年4月1日
会社URL:https://drobe.co.jp/