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地域の企業や支援団体が連携し、お米や食品などの追加支援を実施しました！
首都圏の子どもや若者を対象とした社会教育や社会福祉に取り組む認定特定非営利活動法人夢職人（本社：東京都江東区、理事長：岩切準、以下：夢職人）は、江東区社会福祉協議会、生活協同組合パルシステム東京、フードバンク江東、かめっこほーむずと連携し、経済的に厳しい状況となっている65家庭にお米や食品などを梱包した「夏休み応援特別便」を発送しました。
夢職人では、子どもの「食」応援クーポン事業（Table for Kids）として、2020年12月より地域のお店と連携し、通年で経済的な事情を抱えている子育て家庭に対する食の支援に取り組んでいます。今回は、物価高騰で支出が増える中、給食のない夏休み期間を支えるため、子どもの「食」応援クーポンを利用されている家庭を対象に、追加の支援を行いました。
なお、本支援は、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ「全国ひとり親家庭の子どもの食事等緊急支援プロジェクト」・令和4年度厚生労働省「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」の助成事業の一環として実施しました。
給食のない夏休みの期間は、経済的な事情から食数を減らしたり、栄養バランスの悪い食事となってしまい、夏休み明けに痩せてしまう子どもがいると言われています。今年は、長期化するコロナ禍での収入減少や、欧州情勢等に起因する物価高騰による支出増加で、経済的に苦慮されているご家庭にとっては、例年以上に厳しい夏休みとなっていることが予想されます。
夢職人では、子どもの「食」応援クーポン事業（Table for Kids）でひとり親家庭や低所得家庭等を通年で支援しております。このたび、地域の企業や支援団体様のご協力を得て、お米や各種食品のご寄付を賜り、「夏休み応援特別便」という形で取りまとめ、追加支援の希望のあった65家庭へ2022年8月4日に配送しました。
●内容：お米と食品の送付（分量はご家族の人数に応じて調整）
●協力（食品提供等）：江東区社会福祉協議会、生活協同組合パルシステム東京、フードバンク江東、かめっこほーむず
●助成：NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ「全国ひとり親家庭の子どもの食事等緊急支援プロジェクト」・令和4年度厚生労働省「ひとり親家庭等の子どもの食事等支援事業」
●ご感想：
・夏休みは自炊させていますが物価高騰で、「肉が高い！」などを子どももいっておりました。予算を決め、1週間分を買い物して調理していますので頭を使いながらしなければなりません。そこに今回の缶詰が大変助かりました。うちは冷蔵庫も小さいので腐らないものは嬉しいです。
・お米は、本当に助かります。この暑さの中の部活をやるため、しっかりご飯を食べさせていると、お米があっという間になくなっていくので。本当にありがとうございました。
・子供たちが夏休みで毎食家で食べるので、本当に助かりました。お米は本当に助かります。しかも、親の手間を考えていただいた無洗米なのが、本当にうれしかったです。部活が運動部に入っていることもあり、ツナ缶等のたんぱく源はとてもありがたいです。パンも最近高いので買ってあげられないので、紙コップのパンを見たときは本当にうれしそうでした。
夢職人では、今後も経済的な事情を抱えるに対する支援を拡大し、継続的に実施していく予定です。2022年8月1日（月）12時～8月19日（金）13時の期間で子どもの「食」応援クーポンの新規利用家庭の募集を行っています。
▼子どもの「食」応援クーポンの新規利用家庭募集の詳細・お申し込み
https://yumeshokunin.org/post_event/tfk/
江東区社会福祉協議会様と生活協同組合パルシステム東京様、認定NPO法人夢職人のスタッフ
認定NPO法人夢職人とフードバンク江東様のスタッフ
お米や食品の梱包作業の様子
お米や食品の梱包作業の様子
梱包したお米や食品
- 子どもの「食」応援クーポン事業（Table for Kids）について
「Table for Kids」（子どもの「食」応援クーポン事業）は、認定特定非営利活動法人夢職人がデジタル地域通貨事業と展開する株式会社フィノバレーと連携し、2020年12月から取り組んでいる事業です。 これまでにのべ123家庭・341人の支援を行ってきました。
子どもの「食」応援クーポンの利用希望家庭を公募し、公的証書の確認を含めて審査・選考を行ったうえで支援を決定しています。
支援家庭に対して、スマートフォンのアプリからまちのお店の対象メニューや商品で利用できるデジタルクーポン（ポイント形式）を付与し、新たな食の継続的な支援に取り組んでいます。アプリからは、食の支援に加えて、経済的なご事情を抱えた親子を対象とした行政・自治体、他のNPO・団体の支援情報の提供も行っています。
「Table for Kids」の支援の流れ
「Table for Kids」の支援の特徴
現在、東京都内4区（江東区、墨田区、中央区、江戸川区）の37店舗（飲食店、弁当惣菜店、精米店、青果店等）が協力加盟店として登録しており、随時、協力加盟店の募集を行っています。
本支援は、主に寄付金や助成金を原資とした取り組みです。支援の継続・拡大していくため、個人や法人、団体様からのご寄付をインターネットで受け付けております。
●「Table for Kids」ウェブサイト
- 主催：認定特定非営利活動法人夢職人
夢職人は、首都圏の子どもや若者を対象とした社会教育・社会福祉に関する活動に取り組んでいる認定NPO法人です。社会教育活動では、自然体験活動・野外活動、スポーツ・レクリエーション活動、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育などの体験活動を展開しています。社会福祉活動では、経済的な事情を抱える子育て家庭に対する新たな食の支援「Table for Kids」を行っています。また、情報発信に関する取り組みとして、子どもと若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」の運営も行っています。