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全国のビーチを誰もが楽しめるユニバーサルビーチ(バリアフリービーチ)に
障がいがある人もない人もみんなが一緒に楽しめるビーチづくりを目指すNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクトは、2017年秋より開始した全国のビーチに障がいをお持ちの方、お年寄り、そのご家族まで誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを届ける活動”出張ユニバーサルビーチ”が2022年8月に24都道府県30ビーチに至り、全国の半数を突破致しましたのでご報告いたします。
公式サイト:https://sumauniversalbeach.com
海のバリアフリー化の課題「導入コスト」を一部負担する日本財団「海と日本プロジェクト」との協同企画はこちら→https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000020.000074318.html
■ 出張ユニバーサルビーチとは?なぜユニバーサルビーチが必要か?
2017年春に神戸市須磨区の須磨ビーチで活動をさせた須磨ユニバーサルビーチプロジェクト。砂浜の上でも車椅子が通れる“ビーチマット”や水陸両用アウトドア車イス“ヒッポキャンプ”を導入するなど、障がいがある人もない人もみんなが一緒に楽しめるビーチづくりを目指し、多くの方に海水浴の体験できる環境をつくってきました。2017年夏以降、レンタルさせてほしいとの以来があったので、このユニバーサルデザインなビーチを全国に普及していきたいと、ビーチマットや水陸両用車イスのレンタルをする“出張ユニバーサルビーチ”を展開しています。
障がいを持っている人、その家族は、海を諦めてしまっています。そもそも、海に出かけるというのが選択肢にない人が多いです。例えば、⾞いすでビーチを通ろうとすると、⾞輪が砂にはまってしまう。せっかく海に来たのに遠くから眺めることしかできない。これが車椅子ユーザーの「常識」です。そんな現状への解決策
こそが、UBPが取り組むビーチの海のバリアフリー化、ユニバーサルデザイン化です。ユニバーサルビーチによってみんなが楽しめる海を⽬指します。
◼︎ 出張したビーチは24道府県、30ビーチに。全国の半数を突破。
今まで訪れたビーチは、七重浜(北海道)、 高田松原海水浴場(岩手)、深沼海水浴場(宮城)、多賀城(宮城)、北泉海水浴場(福島)、 由比ガ浜(神奈川)、 茅ヶ崎(神奈川)、 三浦半島(神奈川)、 大洗(茨木)、 館山(千葉)、 船橋(千葉)、 伊豆下田(静岡)、 白須賀海岸(静岡)、柏崎番神(新潟)、 若狭和田ビーチ(福井)、 南知多(愛知)、 磯ノ浦(和歌山)、 潮芦屋ビーチ(兵庫)、新舞子(兵庫)、 アジュール舞子(兵庫)、 淡路島岩屋ビーチ(兵庫)、 皆生温泉海遊ビーチ(鳥取)、渋川海岸(岡山)、 北の脇(徳島)、小松海岸(徳島)、 吉野川(徳島)、 夜須(高知)、 百道浜(福岡)、壱岐(長崎)、田ノ浦海岸(大分)。
ビーチ以外の活用では、 余市町(北海道)、鶴岡市(山形)、 富士見(長野)、 鈴鹿(三重)、 貝塚脇浜戎(大阪)、 六甲山(兵庫)、 神河町(兵庫)。
そのうち、知多半島(愛知)、福岡(福岡)で兄弟プロジェクトである一般社団法人南知多ユニバーサルビーチプロジェクト、NPO法人ももち浜ユニバーサルビーチプロジェクトが発足し、連携しながら活動を開始しています。
■ 「車イスの人って海行くん?見たことないけど。」から始まった
日本初のビーチマットとユニバーサルビーチ導入までのストーリー・創業エピソードはこちら
→https://sumauniversalbeach.com/about/history.html
■ ビーチマットのレンタル料金
●NPO以外の法人・団体プラン
1.minプラン 15m未満
⇒レンタル料3万円(税抜)+ 発送実費
2.ミドルプラン 16m~50m
⇒レンタル料10万円(税抜)+ 発送実費
3.ラージプラン 51m~80m
⇒レンタル料16万円(税抜)+ 発送実費
4.MAX プラン 81m~120m
⇒レンタル料24万円(税抜)+ 発送実費
※これまでに出張先のイベントにて破損した事案もあり、今後も継続的な出張企画を実施、全国へのユニバーサルビーチの普及を実現するため修繕費や積立金としてレンタル料金設定をさせていただいております。ご理解のほど、どうぞよろしくお願いします。
●NPO法人 ・ 個人プラン
レンタル料:要相談+発送実費
※NPO 法人様の状況、イベント規模、ご予算に応じて調整させていただきます。継続的な出張企画の実施のために、調整のうえ料金設定をさせてください。
◼︎ 2022年の全国でのユニバーサルビーチの広がり
須磨UBPの活動が日本テレビnewszeroで放送。
徳島県小松海岸でのユニバーサルビーチの様子がNHKで放送、徳島新聞に掲載。
鳥取県皆生温泉海遊ビーチでのユニバーサルビーチの様子が産経新聞、日本海新聞、山陰中央新報に掲載。
高知県ヤ・シィパークでの講習の様子が高知新聞に掲載。
北海道北斗市七重浜での講習の様子が函館新聞に掲載。
できないをできた!に変える。須磨ユニバーサルビーチプロジェクト
2016年に神戸の須磨海岸で発足。みんなの”できない”を”できた!”に変えるを合言葉に、障がいを持っている方やお年寄り、小さなお子さんまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチを普及していく活動をしています。令和3年度より、中学社会公民の教科書に「持続可能な未来を目指す人々」と題し、SDGs達成に向けた先進事例として掲載されています。
<主な受賞歴>
・教育出版中学公民の教科書掲載(2021年度 )
・持続可能な観光の実現に向けた先進事例(2020年度)
・IAUD国際ユニバーサルデザイン賞金賞(2019年)
・ひょうごユニバーサル社会づくり賞(2018年)
本リリースに関するお問い合わせ先
NPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト PR事務局
担当:土原翔吾(email:[email protected]、TEL:080-3782-4405)