PlaXがサッポロ生ビール黒ラベルのビールカップに採用

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PlaXがサッポロ生ビール黒ラベルのビールカップに採用のメイン画像

~高い透明性を実現、世界最薄レベルの生分解性バイオプラカップ~

Bioworks株式会社(本社:京都府相楽郡、代表取締役 CEO:今井行弘、以下 Bioworks)が開発する改質ポリ乳酸「PlaX(プラックス)」が、サッポロ生ビール黒ラベルのカップ素材として採用されました。2022年8月12、13日に開催された「RISING SUN ROCK FESTIVAL 2022 in EZO」 で初めて限定導入されました。

Bioworksは独自の改質技術によって、植物由来かつ生分解性のポリ乳酸(PLA)を改良したPlaXを開発しました。PlaXを使用することで、従来のバイオプラスチックでは難しいとされる高い透明性を実現するとともに、世界最薄レベル(※1)のビアカップの製品化に成功しました。本カップはイベント後に回収され、生分解処理を通じて堆肥化させ、土壌改質剤として畑で有効利用することが検討されています。

サッポログループは環境問題の解決に貢献する取り組みの推進に努めており、このたび、PlaXを使用しバイオプラカップの高い品質と環境性能を評価いただき、採用に至りました。
今回の採用をきっかけに、今後開催予定の各イベントにもバイオプラカップの導入が予定されています。
 

PlaXがサッポロ生ビール黒ラベルのビールカップに採用のサブ画像1

※1ポリ乳酸を使用した射出成形のハードカップでは世界最薄レベル(当社調べ)

■PlaXバイオプラカップの特長
PlaXを使用することで、高い透明性を実現し、世界最薄レベルのハードカップの製品化が可能となりました。
 
特長1 ほぼ100%植物性かつ生分解可能なプラスチックカップ
特長2 石油由来のプラスチック製カップと同等の透明度
特長3 PLAを使用した射出成形ハードカップとしては、世界最薄レベルの0.6㎜ (当社調べ)
特長4 ポリスチレン(PS)製のカップより柔らかく割れにくい

■PlaXとは
PlaXは生分解性の特徴をもつバイオベース素材、ポリ乳酸(PLA)を独自の技術で改良した素材です。原料のポリ乳酸は、サトウキビやトウモロコシを原料にした石油等を使わない植物由来の素材で、燃やしても大気中のCO2を増やさず、使用後には一定の環境で水と二酸化炭素に分解することができる生分解の性質を有しています。Bioworksは、独自開発した添加剤をポリ乳酸に加えることで、弱点を改良したPlaXの開発に成功。PlaXは樹脂成形品や、紡糸した繊維製品として活用され、一定の物性担保を可能としながらも、ポリ乳酸の持つ機能性、環境性を備えた植物由来の新素材です。

■Bioworks株式会社について
Bioworksは2015年に設立したポリ乳酸の研究開発をしているスタートアップです。改質ポリ乳酸「PlaX」を用いた繊維素材や樹脂成型品の製造販売、PlaX を使用した自社開発製品として、ライフスタイルブランド「bio(バイオ)」を展開しています。PlaXの拡販を通じて、持続可能な循環型社会の実現を目指します。

                                                    
■Bioworks株式会社
代表取締役CEO          今井⾏弘
本社                       京都府相楽郡精華町光台⼀丁⽬7 けいはんなプラザラボ棟7F
設立                         2015 年 10 月 21 日
資本金                      10 億 5,371万円(資本準備金含む)
事業内容                   改質ポリ乳酸コンパウンド(PlaX)および製品の開発・製造・販売
URL                         https://www.bioworks.co.jp/

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