大阪府岸和田市と和歌山県白浜町、株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)は、ジャイアントパンダが食べ残した竹(パンダバンブー)をきっかけとした、幅広い分野における相互の地域交流の活性化を促し、それぞれの資源や強みを活かして公民共創による地域のSmileを創造することを目的として、パンダバンブーSmile広域包括連携協定を締結いたします。今後は様々な分野で事業連携を進めていくことになりますが、まずは、地域資源の相互活用及び地域循環共生圏の形成に関する取り組みとして、パンダバンブーを活用したプロジェクトを開始します。
目次
“パンダバンブーSmile広域包括連携協定”締結式について
- 日 時 :2022年8月25日(木)午前11時00分~
- 場 所 :アドベンチャーワールド ブリーディングセンター
- 協定名 :パンダバンブーSmile広域包括連携協定
- 対 象 :岸和田市・白浜町・株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)
- 出席者 :
岸和田市 市長 永野 耕平 様
白浜町 町長 井澗 誠 様
株式会社アワーズ 取締役白浜事業所長 中尾 建子 - 協定内容:
(1)地域資源の相互活用及び地域循環共生圏の形成に関すること
(2)関係人口の拡大に関すること
(3)相互地域のWell-Being向上に関すること
(4)ESD環境教育の推進に関すること
(5)その他、地域のSmileの創造に関すること※締結式の実施に伴い、ブリーディングセンター屋内運動場を一部入場規制いたします。
入場規制該当日時:2022年8月25日(木) 開園~正午 - 締結後の活動について
岸和田市から調達した竹をジャイアントパンダの食事用として与えていますが、太い竹幹の部分は食べず残ります。この残った竹幹の集材及び一次加工する工場“パンダバンブーfactory”(仮称)をゆめみヶ丘岸和田内に建設し、岸和田市・白浜町・株式会社アワーズ及び関係事業者が連携してゼロカーボン社会の構築及びローカルSDGsビジネスの創出を促します。※詳細は年内に発表します。
【パンダバンブープロジェクトについて】https://www.ms-aws.com/vision/sustainability/policy02/
里山を荒廃させる竹を伐採し、ジャイアントパンダの食事として活用することで里山の環境を守り、これまで廃棄していたジャイアントパンダが食べない竹の幹の部分や食べ残した竹、糞を有効資源としてアップサイクルを推進するプロジェクトです。
【〈岸和田市×アドベンチャーワールド〉SDGsパートナーシップ協定について】
2011年より大阪府岸和田市と「岸和田丘陵地区における竹の提供に関する協定書」を締結し、岸和田市の竹をジャイアントパンダの食事として利用すると同時に、里山の環境保全にも協力してきました。SDGs達成に向けて、2020年10月に協定書を刷新し、生物多様性の保全、循環型社会の形成、住み続けられるまちづくり、SDGs啓発活動などについて協力するSDGsパートナーシップを結びました。
【〈白浜町×アドベンチャーワールド〉サスティナブルSmile連携協定について】
2021年9月24日にアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)を運営する株式会社アワーズ(本社:大阪府松原市)は、白浜町と「サスティナブルSmile連携協定」を締結いたしました。地域課題の解決や持続可能なまちづくりに取り組み、Smile(しあわせ)溢れる明るい豊かな社会の実現を目指しています。
〇アドベンチャーワールド「SDGs宣言・パークポリシー」https://www.aws-s.com/parktheme-sdgs/
アドベンチャーワールドは、「こころにスマイル 未来創造パーク」として、すべての生命にSmile(しあわせ)が溢れる豊かな未来の地球の姿をパークで体現します。パークという”小さな地球”を通して、関わるすべての人の人生が豊かになるように、動物たちの生命がずっとつながっていくように、自然や資源が循環し再生するように、未来のSmileを創り続けていきます。
〇SDGsについて
SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことです。社会が抱える問題を解決し、世界全体で2030年をめざして明るい未来を作るための17のゴールと169のターゲットで構成されています。2015年9月、ニューヨーク国連本部において193の加盟国の全会一致で採択された国際目標です。