当社グループ初 海外で産廃処理事業へ参入 ~マレーシア財閥ベルジャヤグループへ資本参加~

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~マレーシア財閥ベルジャヤグループへ資本参加~

                                             2021年7月30日
                                     JFEエンジニアリング株式会社
                                           J&T環境株式会社
                                    JFEエンジニアリングマレーシア

                当社グループ初 海外で産廃処理事業へ参入
              ~マレーシア財閥ベルジャヤグループへ資本参加~

 JFEエンジニアリング株式会社(社長:大下元、本社:東京都千代田区)のグループ会社であるJ&T環境株式会社(社長:露口哲男、本社:神奈川県横浜市、以下、J&T環境)とJFEエンジニアリングマレーシア(社長:末廣周、本社:マレーシア国クアラルンプール、以下、JFEEマレーシア)はこのたび、マレーシアで産業廃棄物(以下、産廃)処理事業に参入します。当社グループにとって、初の海外での産廃処理事業への参入となります。

 J&T環境とJFEEマレーシアは、マレーシアの財閥ベルジャヤグループが設立した産廃総合処理会社ベルジャヤ・アラム・ムルニ社(社長:コー・チー・ヨン、本社:マレーシア国クアラルンプール、以下、BAM社)に資本参加します。BAM社は、2019年7月にマレーシア国セランゴール州で設立された「指定産業廃棄物処理センター(以下、SSWTC)」の開発・運営会社で、マレーシア半島全域から回収される廃液、廃油、医療系廃棄物等の焼却、セメント固化、埋立を行います。SSWTCは、2022年7月より順次稼働予定です。

 マレーシア国内では産廃由来の環境汚染が深刻化しており、BAM社の参入により、廃棄物の適正処理の促進が期待されています。
 今回の当社グループの資本参加は、世界各国、とりわけJFEEマレーシアのサラワク州における廃棄物処理プラント建設実績、ならびにJ&T環境が日本国内の産廃焼却処理施設で長年にわたり培った操業技術が、ベルジャヤグループに高く評価され実現したものです。

 当社グループは、これまで培ってきた廃棄物処理プラントの建設実績と運転実績をもとに、今後も国内・海外で同分野における建設・運営事業への参画を通して、SGDsと資源循環型社会の実現に貢献してまいります。

■BAM社概要

1.会社名 ベルジャヤ・アラム・ムルニ社
(J&Tベルジャヤ・アラム・ムルニ社に変更予定)
2.代表者 コー・チー・ヨン
3.本社 マレーシア国クアラルンプール
4.新資本比率 ベルジャヤ・エンバイロ・ホールディングス 70%
J&T環境株式会社              25%
JFEエンジニアリングマレーシア         5%
5.事業概要  業廃棄物の総合処理事業
廃液、廃油、医療系廃棄物、廃溶剤等の焼却・埋立・固化等
6.焼却プラント JFEEマレーシアと月島エンジニアリング マレーシア株式会社の共同企業体により建設

■ベルジャヤ・エンバイロ・ホールディングス社との株式譲渡調印式(7/29)

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■事業予定地図

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              本件に関するお問合わせは下記にお願いいたします。
               JFEエンジニアリング株式会社 総務部広報室

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