公益社団法人ガールスカウト日本連盟(東京都渋谷区 会長:和田照子)は、第4回「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」の受賞者を決定しました。
目次
■第4回「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」
住んでいる地域や、学校、職場など、身近にいる人々の集まりであるコミュニティ(社会)で起きている問題に対して、少女と女性の視点に立ち解決につながった活動を募集し、年度ごとに審査のうえ、優れた活動を表彰します。
4回目となる本年は26件の応募があり、ガールスカウト審査員および外部審査員による厳正な審査のもと、受賞者を決定しました。
【表彰式】
日時:2022年10月16日(日)12:30~14:40
会場:SYDホール(東京都渋谷区)
※表彰式は「ガールズメッセ」のプログラムの一つとしておこなわれます。取材のお申し込みは担当までお問い合わせください。
■グランプリ
該当なし
■コミュニティアクション賞(2グループ)
- 「生理の貧困をなくそう!」大口明光学園に集いし5人の有志たち (高校生)
「生理の貧困」に関して校内生徒への理解を促進する活動をおこない、地元自治体「男女共同参画基本計画支援」に募金活動で貢献。公共施設への生理用品設置を促進した。
- 「Let’s help somebody world with a memory」Pitty (中学生・高校生)
学校でハンドメイド品を販売するグループを立ち上げ、売上を寄付することで、世界の女性や少女の誰もが同時に幸せを叶えることを目指した。
■チャレンジ賞(3グループ)
- 「わたしとからだプロジェクト」 CHERISH!(成人)
ガールスカウト会員の中高生を対象に、思春期の女性の体のことを知ることと、性犯罪被害を予防するための啓発活動を実施した。
- 「『ジェンダーギャップを考えるカルタ』の制作を通じたSDGsの目標5「ジェンダー平等を実現しよう」の達成」帝塚山大学法学部「専門基礎演習B(末吉ゼミ)」(大学生)
ジェンダーギャップをゼミのテーマに取り組み、啓発のための成果物としてカルタを制作。複数メディアに取り上げられ、実際に教育現場で活用される例もあった。
- 「ココカラテラス!!パープルリボンキャンペーン」アマテラス・ひなたgirls(中学生・高校生・成人)
女性や少女への暴力がなくなり、誰もがSOSを出せる社会を目指し、地元自治体でのパープルリボンキャンペーン活動の実施、県男女平等参画センターへの提案と報告などをおこなった。
■日能研賞(1グループ)
- 「パープルリボン大作戦」 パープルジュニア (小学生)
パープルリボンキャンペーン活動の意味を学び、同年代の小学生の少女に伝えるためメッセージカードとグッズを作成、ワークショップを開催して説明するとともに手渡した。
■「コミュニティアクション チャレンジ100アワード」概要
ガールスカウト日本連盟は、日本のガールスカウト運動100周年の記念事業の一つとしてこの賞を創設しました。より多くの人が「少女と女性の視点に立ったよりよい社会」の構築に寄与し、持続可能な社会を実現することを目指しています。
- 募集期間
2021年4月1日~2022年3月31日
- 最終審査委員
・審査員長 橋本ヒロ子氏(学校法人十文字学園女子大学名誉教授・国連ウイメン日本協会会長)
・髙木幹夫氏 (日能研 代表取締役)
・ガールスカウト日本連盟 役員および教育・指導者委員会委員長
- 受賞特典
グランプリ:表彰状の授与 ゴールドピン贈呈 賞金10万円
コミュニティアクション賞:表彰状の授与 シルバーピン贈呈 賞金5万円
チャレンジ賞:表彰状の授与
日能研賞:表彰状授与 他副賞予定
- ウェブサイト
https://www.girlscout.or.jp/cac100/
過去のコミュニティアクション チャレンジ100アワード受賞活動はこちらからご覧いただけます。
https://www.girlscout.or.jp/cac100/winner/
■ガールスカウトは「すべての少女と女性が自分らしく生きられる社会」を目指して、行動する女性を育てます。
私たちのこれからの挑戦は「女性がその可能性を最大限に発揮できる社会環境を作り上げていく」ことです。そのために、少女と女性の可能性を伸ばすことを妨げる問題に対して声をあげ、社会に変化をもたらす行動を積極的におこない、貢献していきます。
【取材・お問い合わせ】
公益社団法人ガールスカウト日本連盟 池脇・宮岡
Tel:03-3460-0701
Fax:03-3460-8383
E-mail:[email protected]
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