令和4年度 「森林(もり)の仕事ガイダンス」を東京、大阪、名古屋、福岡で開催、参加者を募集

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新たな林業の担い手の確保・育成を目的に、森林・林業に関心を持つ方を対象に実施する説明・相談会

■名古屋:9月23日(金・祝日)、大阪:10月8日(土)、東京:10月22日(土)、福岡:11月5日(土)に実施
■参加費無料/服装自由/事前予約制(各会場とも)。森林の仕事ガイダンス特設サイトで事前予約を受付中
■全国の森林で、新規就業者がフォレストワーカーを目指し研修に取り組んでいます。「緑の雇用」事業開始から19年間で、2万1,000人を超える新規就業者が誕生しています

 全国森林組合連合会(代表理事会長:中崎和久、東京都千代田区)は、林業就業への入口として行う林業就業相談会「森林(もり)の仕事ガイダンス」を東京、大阪、名古屋、福岡の4都市で、9月から11月にかけて開催します。ガイダンス会場には、参加予定都道府県の林業労働力確保支援センター*等による「都道府県相談ブース」、全国森林組合連合会による総合的な相談窓口「総合相談ブース」を設け、各地の林業に関する情報や林業の仕事内容、就業までの流れについての説明や来場者からの相談に応じます(ガイダンス会場での就職の斡旋は行いません)。多様な働き方が求められる中、自然を相手に働き、成果を100年先につなぐ林業への関心は高まっています。森林・林業に関心を持つ多くの方の参加をお待ちしています。
 当ガイダンスは、会場の密集防止のため事前予約制による入場人数制限を行う等の新型コロナウイルス感染症対策を講じ、来場者や対応者の安全・安心に配慮した上で実施します。
 

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■参加方法

◇参加条件・対象:森林・林業に関心を持つ方。参加費無料/服装自由
◇参加申し込み:参加希望会場ごとに、森林の仕事ガイダンス特設サイトから申し込みください。大阪、東京会場で行う「フォレストワーカートークショー」についても事前予約が必要です
「森林の仕事ガイダンス特設サイト」 URL: https://www.ringyou.net/recruit2022/
◇一般の方からの申し込みについての問合せ先:
森林の仕事ガイダンス申込受付事務局 [email protected] (24時間受信)
8月15日(月)~11月21日(月)、原則として2営業日以内を目途に返信します
◇「緑の雇用」に関する総合ウェブサイト 「RINGYOU.NET」 URL: http://ringyou.net (「緑の雇用」で検索)
◇主催:全国森林組合連合会

■事前予約制やオンライン学習によるスムーズな相談対応で、林業や仕事内容の理解を促進

・「オリエンテーション動画」を公開中(オンライン)
 日本の林業の現状や「緑の雇用」事業、林業への就業の流れなどの基本情報について説明する「オリエンテーション動画」を森林の仕事ガイダンス特設サイトにて公開中です。

・「フォレストワーカートークショー」(事前予約制)
 実際に林業の現場で働くフォレストワーカーの生の声が聞ける、学びの機会として好評の「フォレストワーカートークショー」を、大阪、東京会場で開催します(特設サイトから要事前予約)。トークショーでは、森林の担い手を目指し技術習得に励むフォレストワーカーが林業の仕事内容や生活・暮らしについて語ります。過去のトークショー動画は、森林の仕事ガイダンス特設サイトにて公開中です。

 各会場の参加都道府県情報、事前予約方法等の詳細は、森林の仕事ガイダンス特設サイトで順次公開します。

*林業労働力確保支援センター:各都道府県に設置されていて、林業に従事したい人のために説明会や求人情報の提供、林業従事者の技術研修や林業経営体の雇用管理の改善・合理化など林業労働力の育成確保策に取り組んでいます。なお、都道府県により団体名称は異なります。
*各会場の参加都道府県は異なります。9月1日時点の情報です。
*新型コロナウイルス感染症の状況等で、開催計画が変更になる場合もあります。また、会場での詳細な新型コロナウイルス感染症対策は、森林の仕事ガイダンス特設サイトで公開します。

■緑の雇用で、2万1,000人を超える新規林業就業者が誕生

 森林の仕事ガイダンスは、新たな林業の担い手となる林業作業士(フォレストワーカー)の確保・育成を目的に、「緑の雇用」新規就業者育成推進事業・現場技能者キャリアアップ対策(林野庁補助事業、以下「緑の雇用」事業)の実施主体として、林業の担い手の確保、高齢化の改善対策に取り組む全国森林組合連合会が実施します。戦後植林された人工林が伐採期を迎える中、「緑の雇用」事業を通し、平成15年度から令和3年度(令和3年度は速報値)までの19年間で2万1,000人を超える新規林業就業者が誕生しています。

森林の機能を持続的に発揮させ、また、戦後造成をした人工林が本格的な利用期を迎える中、森林整備を行う新たな林業の担い手が必要

 森林は水源のかん養、国土の保全、快適な環境の形成、生物多様性の保全、地球温暖化の防止など多面にわたる機能を有します。日本の国土面積(3,780万ha)の約7割(2,505万ha)は森林で、これらの機能を持続的に発揮させるため、また、うち約4割に相当する1,020万haの人が植え育てた人工林を健全な森林として維持するためには、手入れが必要です。

◇「緑の雇用」新規就業者育成推進事業・現場技能者キャリアアップ対策

 戦後植林された人工林が伐採期を迎える中、森林整備を安全かつ効率的に行える新規就業者の確保及び育成が大きな課題となっています。「緑の雇用」事業は、新規就業者に対し、未経験者でも林業の仕事に就き、林業で必要な技術を習得できるようOJTを含む3年間の研修を行います。また、就業年数(5年以上、10年以上)に応じた研修を用意し、林業就業者としてのキャリアアップに向けた様々な技能を身につけられる体系的な研修プログラムを用意しています。全国森林組合連合会は「緑の雇用」の実施主体として、林業の担い手の確保、高齢化の改善に向け、対策に取り組んでいます。
 

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 国際社会の共通目標である「SDGs(持続可能な開発目標)」の17目標のうち14目標の達成に寄与することが示される森林の活動。日本の森林を持続可能な健全な森林として維持・育成するためには多くの林業の担い手が必要です。

 

 

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