【国内初】プロボノ導入企業8社を対象とした津田塾大学・神戸大学との協働調査結果報告<Webセミナー10月12日開催>

0
498
【国内初】プロボノ導入企業8社を対象とした津田塾大学・神戸大学との協働調査結果報告<Webセミナー10月12日開催>のメイン画像

プロボノに取り組む企業の国内初となる横断意識調査の結果報告とともに、事例紹介を行います。

社会人が職業上のスキル・経験を活かしたボランティア活動を行う 「プロボノ」のコーディネートをしている認定NPO法人サービスグラント(東京都渋谷区、代表理事:嵯峨生馬)は、企業内でプロボノに取り組む8社に対し、津田塾大学・神戸大学との協働で、国内初となる横断意識調査を行いました。その結果の中間報告と事例紹介を行うオンラインセミナーを10月12日(水)に開催します。セミナーでは、調査を行った津田塾大学総合政策学部教授と、実際に企業でプロボノを実施している3社(SMBC日興証券株式会社、SAPジャパン株式会社、住友商事株式会社)が登壇し、調査結果の報告及び、各社の取り組み事例、調査結果にまつわる現場の実感について紹介します。

お申込みフォームはこちら:https://business.form-mailer.jp/fms/750ba97f180348

【国内初】プロボノ導入企業8社を対象とした津田塾大学・神戸大学との協働調査結果報告<Webセミナー10月12日開催>のサブ画像1

SDGsへの取り組み、ESG経営の推進、越境経験を通じた人材育成、働き方改革の推進など、プロボノが持つ多面的な可能性や効果に対する期待から、近年、企業内でのプロボノの取り組みへの関心が高まっています。

経団連の調査(日本経済団体連合会「社会貢献活動に関するアンケート調査結果」2020年)によると、近年、社会貢献活動を経営戦略の一部として捉える企業が増えており、また、社会課題に触れて成長する機会として、社員が参画する形での活動であることも重要視されています。経団連企業行動・SDGs委員会での調査に回答した企業178社の35%が社員によるプロボノ活動の支援を実施しており、自主的にプロボノ活動をしている社員を把握している企業も含めると48%に上っています。

そこで、企業がプロボノに取り組むその社会的な影響、及び、企業や社員にとっての手応えについて、学術的な観点からも事実を明らかにするため、当法人と協働でプロボノ活動を実施した国内大手企業8社対して、津田塾大学・神戸大学とともに国内初となる横断意識調査を実施しました。

合計で240名超のアンケートデータと、50名以上のインタビューを通じて、企業がプロボノに取り組む意義やその効果についての様々な知見を得ることができました。調査結果では、プロボノ参加者の98%が「本業ではない体験を通して成長できると思う」と回答。また、94%が「企業が社会貢献をすることの重要性を意識できた」、また、「会社の企業価値へ好影響があると思った」と回答した人も93%に及びました。

当法人では、2010年より、企業によるプロボを提案するとともに、プロジェクト立ち上げと運営、最終的な自走化に向けたサポートを提供しています。企業からの問い合わせは年々増加しており、プロボノへの関心の高まりを実感しています。その一方で、企業としてプロボノを行う意義を明確化し、経営層と合意することや制度設計等において、プロボノ導入の効果を裏付ける情報を求める声も多く頂いています。

本セミナーでは、調査で得られた重要な知見や分析結果をエビデンスとして示し、先駆的にプロボノを実施してきた企業での取り組みをお伝えすることで、より多くの企業でのプロボノの導入を後押しし、その広がりを通じて社会課題の解決を促進していきたいと考えています。

 

  • 開催概要

日時:  2022年10月12日(水) 15:00~16:30
場所:オンライン(Zoom)
対象者:

・企業のCSR/CSV/サステナビリティ推進担当者
・企業の人事/人材育成担当者
・企業の管理職の方
・プロボノについて興味のある方
・本イベントテーマに関心のある方

参加費:無料 ※要事前申込み

お申込みフォームはこちら:https://business.form-mailer.jp/fms/750ba97f180348
 

  • セミナー内容

【1】サービスグラント紹介

サービスグラントにおける企業プロボノの目的、内容、実績等をご紹介します。
《登壇者》
認定NPO法人サービスグラント 代表理事 嵯峨生馬

【2】調査結果のご紹介

2021年~2022年にかけて実施した8社横断の意識調査の調査結果及び調査から得られた知見についてご紹介します。
《登壇者》
津田塾大学総合政策学部 森川美絵教授 伊藤由希子教授

【3】トークセッション:企業の取組事例の紹介~調査結果と現場の実感値~

企業でのプロボノに実際に取り組まれている3社に登壇いただき、プロボノ実施内容やその背景、担当者として感じられる効果と調査結果へのご感想等についてトークセッション形式でお伺いしていきます。
《登壇者》
SMBC日興証券株式会社 経営企画部サステナビリティ推進室 古路祐子氏
SAPジャパン株式会社 ISBNカスタマーサクセス事業部 本部長 太田智氏
住友商事株式会社 サステナビリティ推進部社会貢献チーム長 江草未由紀氏
津田塾大学総合政策学部 森川美絵教授 伊藤由希子教授
《モデレーター》
認定NPO法人サービスグラント 代表理事 嵯峨生馬

 

  • 調査結果紹介・登壇者

​<伊藤由希子教授/津田塾大学総合政策学部>

東京学芸大学准教授等を経て、2018年より現職。Ph.D.(経済学博士・米国ブラウン大学)。専門の経済政策において、2006年よりボランティアでの政策立案支援、兼業での国の審議会や諮問会議の委員を務め、産学官連携(例:富士通・山形県)にも携わる。複線型キャリアのもつ個人や社会への影響の可視化をテーマに本調査に参画。

<森川 美絵教授/津田塾大学総合政策学部>

東京都立大学社会福祉学科助手、国立保健医療科学院医療・福祉サービス部主任研究官等を経て、2017年より現職。博士(学術)。専門は福祉社会学、社会政策。ケアの仕組みと人材のあり方について、高齢者介護分野を中心に、実態の検証や政策のツール開発、エビデンスづくりに取り組む。東京都高齢者保健福祉施策推進委員会委員。

 

  • 事例紹介企業・登壇者

<江草 未由紀氏/住友商事株式会社>

サステナビリティ推進部 社会貢献チーム長/100SEEDプログラムリーダー
住友商事グループがグローバルで取り組む社会貢献活動プログラム「100SEED(ワンハンドレッド シード)」の一環として、教育分野に携わる非営利団体を支援する「住友商事教育支援プロボノ」を2020年より運営。また、100SEEDプログラムリーダーとして、世界各地の取り組みを牽引。

<太田 智氏/SAPジャパン株式会社>

ISBNカスタマーサクセス事業部 本部長
SAPジャパンの中期計画の社会部門の活動としてCSR/CSV活動を推進。2019年の社内社会起業家プログラムで世界200以上のアイデアからアジア地域代表に選ばれ、グラミン日本との協業活動を実現/グラミン日本顧問。SAPジャパンでは、コンサルタントやエンジニア、営業やマーケティングといった様々な職種の有志の社員がチームを組み、ITやプロジェクトマネジメントといったスキルを活かしたプロボノ支援活動「SAP Japan 2023 Beyond」を2021年より実施。

<古路 祐子氏/SMBC日興証券株式会社>

経営企画部サステナビリティ推進室
2011年よりCSR推進を担当。三井住友フィナンシャルグループへの出向を経て、2021年10月より現職にて「日興プロボノワーク」の事務局を務める。「日興プロボノワーク」は、社員が業務時間の一部(上限20%、週7.5時間以内)を用いて社会課題解決に貢献できるプログラムとして2020年度にスタート。

 

  • 認定NPO法人サービスグラント団体概要

日本における「プロボノ」のフロンティアとして2005年より活動を開始。"社会課題を前に、誰もが行動を起こし、違いや可能性を活かしあいながら協働できる社会"を目指し、主に、社会人の経験やスキルを活かした「プロボノ」によって非営利組織が抱える課題の解決を目指す、プロジェクト型支援のコーディネート等に取り組んできました。2022年9月現在、プロボノ登録者は7,400人を超え、累計1,100件以上のプロボノプロジェクト運営実績を通じ て、多様な主体が境界を越えて協働する社会のしくみを探求しています。
https://www.servicegrant.or.jp/
 

  • お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせや取材のご連絡は、下記までお気軽にお寄せください。

認定NPO法人サービスグラント
電話:03-6419-4021 メールアドレス:[email protected]
担当:津田、大森、中島

※在宅勤務体制への移行により、固定電話経由のお問合せにつきましては、在室スタッフの状況により平日昼間の時間帯もお受けできない場合がございます。大変お手数ではございますが、できる限り電子メールでのご連絡へのご協力をお願い申し上げます。

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください