1位は住友林業、三菱地所とミサワホームは上昇【建設・不動産】

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業種別SDGs評価が高い企業ランキング〈建設・不動産〉

株式会社ブランド総合研究所は国内有力企業のSDGs取組やESG活動を消費者視点で評価する「企業版SDGs調査2022」を実施。調査対象 全260社の結果のうち、建設・不動産業界グループのSDGs評価ランキングを紹介する。

1位は住友林業、三菱地所とミサワホームは上昇【建設・不動産】のサブ画像1_​「あなたは各社がSDGs(持続的な開発目標)への取り組みをしていると思いますか」との設問に5段階で回答してもらった結果を加重平均し算出した​「あなたは各社がSDGs(持続的な開発目標)への取り組みをしていると思いますか」との設問に5段階で回答してもらった結果を加重平均し算出した

◆三菱地所、ミサワホームは前年から大きく上昇

 建設・不動産の業種グループの中で、最もSDGs評価が高かったのは住友林業。SDGs評価は16.6点から17.5点へと0.9点の上昇で、全体順位(260社中)も前年からひとつ上昇して26位となった。
 同社は、17ゴール別評価では、「15.陸の豊かさも守ろう」について回答者の7.3%が取り組んでいると評価しており、この項目の全体順位では2年連続で1位となった。
 同項目では、建設・不動産グループの中で同社に次いで高かったのは大林組の2.8%であり、住友林業の評価の高さがわかる。

 建設・不動産グループでSDGs評価が前年より最も上がったのは6位の三菱地所と7位のミサワホームで、三菱地所は前年の12.9点(210社中101位)から15.1点(260社中86位)、ミサワホームは前年の11.9点(132位)から14.1点(113位)へといずれも2.2点の上昇となった。

 三菱地所は大手町、丸の内、有楽町エリアを起点にSDGsを推進するプロジェクトを展開、ミサワホームは「4つの育む」として、環境、暮らし、家族、日本の心を育むことで、子どもたちの未来を約束するとしている。

 3位のトヨタホームと、4位のパナソニックホームズ、5位の大和ハウス工業は、いずれも点数は上昇しているが、全体順位は調査対象者数が増えた影響もあって少し低下した。

 虎ノ門などで積極的な開発を続ける森ビルは、前年の10.2点(179位)から9.8点(235位)へと評価を下げている。17ゴール別評価では「11.住み続けられる街づくりを」が7.4%で20位(260社中)と高い評価を得ているが、前年の10.3%(12位)より、点数、順位ともに下降している。この結果から、同社の様々なSDGsへの取り組みは、消費者に十分に届いていない可能性が考えられる。

※当調査では「SDGsのゴール別評価」や「ESGイメージ(17項目)」「SDGs情報の入手経路」などについても、各企業の評価を数値化している。

【調査概要】

第3回企業版SDGs調査2022は、20歳以上の男女を対象に、2022年7月27日から30日にかけてインターネットで調査を実施し、各社1,000人(1人の回答者には10社について評価)となるように計26,000人の回答を集めた。不完全回答や信頼度の低い回答は集計対象外としたため、計22,554人を集計した。調査は各社のSDGs取組の評価、17ゴール別の評価、ESG活動の評価、情報入手経路などについての設問を設けたほか、各社の好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲などについての質問も設け、SDGs活動による各社の企業評価への影響度を分析した。

・調査方法   インターネット調査
・調査対象  47都道府県の登録調査モニター(20歳以上)から年代・性別に均等に回収
・総回収数  計26,000人 (各社1,000人となるように回収)
・有効回答数 計22,554人 (各社の回答者数は831~905人)
・調査時期  2022年7月27日~7月30日
・調査項目  SDGs認知: SDGsに関する認知度
SDGs評価: SDGs取組評価、ゴール別評価、情報入手経路、ESG活動
企業評価: 企業認知度、好感度、利用経験、就職意欲、投資意欲
回答者属性: 年齢、性別、婚姻、子供の有無、世帯年収、居住形態など

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◆調査対象企業

全260社のうち、【建設・不動産】業種グループは以下の通り
住友林業、積水ハウス、トヨタホーム、パナソニックホームズ、大和ハウス工業、三菱地所、ミサワホーム、住友不動産、大林組、三井不動産、清水建設、鹿島建設、竹中工務店、大成建設、大東建託、森ビル

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調査結果をまとめた調査報告書をご用意しております。

詳細は、以下の特設ページをご確認ください。
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022

<ブランド総合研究所の会社概要>
「都道府県・魅力度ランキング」など地域・自治体の評価指標として全国で利用されている「地域ブランド調査」を毎年実施する地域や企業の調査およびコンサルティングを行う専門企業です。同調査以外にも、地域ブランドに関する調査やシティプロモーションなどの戦略立案を実施しています。また、英国ギネスワールドレコーズの公式パートナーとして各地でギネス世界記録への挑戦サポートも行っています。
代表取締役社長の田中章雄は地域ブランドの提唱者として全国で地域ブランドに関する講演を行っているほか、地域ブランドアドバイザーとして全国各地の地域の活性化に取り組んでいます。

・本社            東京都港区虎ノ門1-1-20 虎ノ門実業会館3階(〒105-0001)
・代表者         代表取締役 田中章雄
・資本金         2500万円
・設立            2005年11月

<問合せ先(メディアおよび読者とも)>

株式会社ブランド総合研究所 (担当 摺木)
Tel. 03-3539-3011(代) Fax.03-3539-3013
E-mail: [email protected]
特設ページ:https://news.tiiki.jp/Corpsdgs2022

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