東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』

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東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』のメイン画像

~小学生たちの交流の様子や番組内容をYoutube・Podcastにて公開~

東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』のサブ画像1

 ITOCHU SDGs STUDIO(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F)では、青山・イギリス・滋賀の小学生が各々のSDGsに関わる取り組みを発表・交流するオンラインワークショップを開催したことをお知らせいたします。ワークショップの様子はラジオ局J-WAVE(81.3FM)のYouTube 、Podcastにて配信中です。

 ITOCHU SDGs STUDIOを運営する伊藤忠商事株式会社は企業理念でもある「三方よし」の精神のもと、自社だけでなく様々なステークホルダーの利益を追求し、社会課題を解決しながら世の中の発展に寄与することを目指しています。「中期経営計画 Brand-new Deal 2023」における基本方針の一つとしても、『「SDGs」への貢献・取組強化』を掲げており、ITOCHU SDGs STUDIOは生活者がSDGsを身近に感じ、実践できる場であるだけでなく、そこからSDGsの取り組みが世の中に広がっていくことを目指し、2021年4月15日に開設いたしました。当施設では、SDGsに関わる活動をされている団体等への展示スペースやSNS発信等の撮影スペースを無償提供しています。

 本企画は、東京・イギリス・滋賀という異なる国・地域の小学生たちをオンラインで繋ぎ、各々のSDGsに関わる取り組みを発表する中で、互いのSDGsに対する意識や日々の暮らし・文化の違いなどに触れてもらうことを目的にしたものです。未来を生きる子どもたちに、国境を越えて質の高い学びの機会を提供したいという思いから開催いたしました。
ワークショップは、「次世代、そして子どもたちの未来」をテーマとした特別番組『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』内で紹介。ノイハウス萌菜さんと山中タイキさんをナビゲーターに、小学生たちとのワークショップの様子、ゲストを招いてのトークも収録。内容はYoutube及びPodcastよりご覧ください。

■『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』概要

概要:「次世代、そして子どもたちの未来」をテーマとした特別番組。青山・イギリス・滋賀の小学生たちが
   各々のSDGsに関わる取り組みを発表するオンラインワークショップを中心に、ゲストを招いての
   トーク等を収録。
出演:ノイハウス萌菜(ナビゲーター)、山中タイキ(ナビゲーター)
   港区立青山小学校(東京都)、豊郷町立豊郷小学校(滋賀県)、Hazelwood School(イギリス)の
   生徒の方々
      パトリック・ハーラン(タレント/トークゲスト)、久保田智子(元TBSアナウンサー/トークゲスト)
【Youtube】 https://www.youtube.com/watch?v=D_vauv8U2JM
【Podcast】 https://www.j-wave.co.jp/podcasts/

■ワークショップ・番組収録内容

 ワークショップには、港区立青山小学校(東京都)、豊郷町立豊郷小学校(滋賀県)、Hazelwood School(イギリス)の小学生グループが参加。テーマは「私たちの夢中なSDGs」。三つの学校の生徒たちがそれぞれ、17つあるSDGsのどの目標に取り組み、どんな活動をしているのかについて、各校の生徒たち自らがプレゼンテーションしました。

東京の小学生が大切だと感じた4つのこと


一校目は青山小学校。同校4年生のグループは6番目のゴール「安全な水とトイレを世界中に」に向けて、「私たちの水を守り隊」と題した活動を展開。まず水についての理解を深めるべく、東京都水道局や関連企業担当者に話を聞きました。それだけでなく、東京都の水源林である、あきる野市・みなと区民の森にて環境学習を実施。そこで得た学び・気づきを、他の青山小学校の生徒たちに対し、Web会議ツールを用いて伝えました。一方、同校6年生のグループは「海ゴミ問題」の現状を他生徒にシェアしつつ、ゴミ拾い活動にも着手。さらに、生徒自身でポイ捨て禁止を呼びかけるポスターを作成し港区の掲示板に掲載されました。

東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』のサブ画像2_(青山小学校の生徒たちと、ナビゲーターのノイハウス萌菜さん・山中タイキさん。)(青山小学校の生徒たちと、ナビゲーターのノイハウス萌菜さん・山中タイキさん。)

 こうした活動内容を通して、生徒の一人は「私たちがSDGsを学び感じたことは『繋げる』『伝える』『繋がる』『続ける』ことの大切さです。この4つのことは、自分たちの未来のために必要なことだと思いました」と話し、「まだまだ課題はありますが、私たちはこれからも世界と繋がり、問題を伝え、SDGs達成に向けての取り組みを繋げていきたいと思います」とまとめました。

英国の小学校では「ジェンダー平等」と向き合った施策も


二校目「Hazelwood School」の生徒たちによる発表内容は、ノイハウスさんが要約・和訳して紹介。同校では学校全体として17つのSDGsを知ることから始め、最後に地域のコミュニティから審査員を招いてプレゼンテーションをするという前提のもと、学年ごとに特色ある取り組みを行っています。発表されたプレゼンは合計20個。ある学年では、足踏み式のシャワーを開発し、必要な分だけお湯を出して無駄を削減することに成功。また別の学年では、5番目のゴール「ジェンダー平等を実現しよう」に着目。生徒たちが性別に縛られることなく着たい服を自由に選べる環境にしたいとの思いから、女子生徒用ズボンのオプションを増やすよう学校側に働きかけ、実現に至りました。

東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』のサブ画像3_(イギリスからオンラインで参加した、Hazelwood Schoolの生徒たち)(イギリスからオンラインで参加した、Hazelwood Schoolの生徒たち)

滋賀の小学校では、琵琶湖の自然を守る取り組みを実施


 三校目の豊郷小学校では、「環境に優しい学校へ」をテーマにした学習を4年生~6年生の各学年で実践しています。まず4年生は、滋賀県の高取山を訪れ「緑のダム」に関する知見を深めました。「緑のダム」とは、豊かな森林にダムのように水を貯めておく機能があることを指した言葉。生徒たちは、ただ木を増やすのではなく、健やかに森林が育つ環境を整備することが森林を守るために大切であること、SDGsにおける12番「つくる責任 つかう責任」、13番「気候変動に具体的な対策を」、15番「陸の豊かさも守ろう」の目標達成に繋がることを学んだと話しました。

 5年生は、豊郷小学校の近くにある琵琶湖を舞台に学習船「うみのこ」を使った1泊2日の宿泊体験型学習を受ける「フローティングスクール」に参加。その後、琵琶湖を守っていくために一人ひとりが無理なくできることは何なのかを考えた結果、学校の校庭を清掃し、ごみを減らすという14番目のゴール「海の豊かさを守ろう」を意識したプロジェクトを立案しました。

東京・イギリス・滋賀、各地の小学生がSDGsを通して繋がり・学び合う体験を。『J-WAVE SPECIAL ITOCHU CHILDREN ARE THE FUTURE』のサブ画像4_(滋賀県からオンラインで参加した、豊郷小学校の生徒たち)(滋賀県からオンラインで参加した、豊郷小学校の生徒たち)

 6年生は「ポイ捨てをなくして環境に優しい学校へ」とスローガンを掲げ、新たにゴミ箱を設置する予定。そのゴミ箱には「猫派?犬派?」などの問いかけ文を明記し、少しでもゴミ箱に注意を向けるような工夫を施します。

 こうした多彩な取り組みを通じて、一人の生徒は「日々の生活の中でもSDGsを通して様々なことを考えるようになりました」と話しました。別の児童は「自然環境としての琵琶湖だけではなく、山、川、里、湖、海の繋がりと、そこにある人の営みまでを含めた象徴の琵琶湖を守っていくために、できることをこれからも取り組み続けていきます」と宣言。

 全ての学校の発表を聞き終え、ノイハウスさんは「すごいですね、今の学校。学ぶということもそうですし、子どもが自分で何を勉強したいか、選んでいく感じがすごく印象的でした」と感心。一方の山中さんは「自分でリサーチし、そこに飛び込んで体験をして『どうなっているのかな』と考え、その次の解決策を作った、実際にプロダクトを制作したなんてお話もありましたし。さらに地域に繋がるアクションを起こしたりしていたのが非常に素敵でしたね」と称賛しました。

パックンマックンのパックン、久保田智子さんを招いてのトークも


 ワークショップのほか、ゲストを招いてのトークセッションも行われました。1組目のゲストは、お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーランさん。二児の父であるとともに、子育てに関する本も出しているパックン。母子家庭育ちで経済的には貧しいながらも精神的には豊かだったという少年時代のエピソードや、子育てにおいて大切にしていることなどについて語りました。

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 2組目のゲストは、TBSの元アナウンサーで報道記者の久保田智子さん。2019年1月に特別養子縁組制度を利用し、当時生後4日目の女児・ハナちゃん(仮名)の母となった。現在3歳9カ月になるハナちゃんとの生活や、特別養子縁組制度を利用するにあたっての不安や葛藤、家族でどのような話し合いが行われたのかなどを語りました。

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[ITOCHU SDGs STUDIO]とは?

◆SDGsを様々な角度から切り取った情報発信・体験の場をつくり、「人と商いと地球」をつなぐカルチャープラットフォーム。
◆SDGsに関わる活動をされている団体等への展示スペース・SNS発信等の撮影スペース無償提供を行っている。
◆ラジオブース設置及び当社冠番組『J-WAVE SELECTION ITOCHU DEAR LIFE, DEAR FUTURE』における世の中の「SDGs」の取り組みを発信。(番組ナビゲーター:SHELLY氏)
場所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1F
オフィシャルサイトURL:https://www.itochu.co.jp/ja/corporatebranding/#SDGsstudioArea
 

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[ITOCHU SDGs STUDIO KIDS PARK]とは?

◆未来を担う世代であるこどもたちが、それぞれのSDGsとの関わり方に出会える場。
◆「自然とやってみたくなる“遊び・PLAY”と、その中にあるSDGsに通じる学びや体験」という、こども視点に立った4つのオリジナルエリアやSDGsに通じる玩具・絵本。
◆SDGsをテーマにした大小さまざまなワークショップを開催予定
場所:東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden 2F
オフィシャルサイトURL:https://www.itochu.co.jp/ja/kidspark/

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