目次
約700企業と連携し、累計9,000万食の給食支援、約400ヶ所の菜園設置
日本発、世界の食料問題の解決に取り組む特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International(以下、TFT)は、10月24日に設立15周年を迎えました。
TFTは、先進国の人々と開発途上国の子どもたちが食を分かち合うという仕組みを提唱し、開発途上国の栄養状態改善や教育機会整備、先進国では健康増進や肥満防止に貢献しています。この仕組みは日本人のアイデアから生まれ、社会貢献参画と健康増進が同時に叶うwin-winな形であることが共感を呼び、現在は約700の企業・団体が参加。東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア 、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。この15年間で届けた支援先への学校給食数は累計で9,000万食以上、設置した菜園数も約400箇所にのぼります。
(URL https://jp.tablefor2.org/ )
「世界をうならせる日本発の国際貢献のアイデアを」
設立15周年記念noteで「設立から現在まで」の軌跡を発信中
TFTは、飢餓と飽食という世界規模で起こっている相反する食の不均衡を同時に解決することをミッションに掲げ、2007年に日本で立ち上がったNPO法人です。「世界をうならせる日本発の国際貢献のアイデアを」とTFT創設メンバーを含む日本人が 知恵を絞りTFTのコンセプトが生まれました。
日本でも、学校給食は戦後の低栄養を乗り越える役割を担いました。支援先においても「明日学校に行ったら給食が食べられる」と安心して毎日を過ごせるセーフティネットとなっていたり、学校に通って教育を受けるきっかけとなっていたり、学校給食は子どもたちの成長に大きな影響を与えています。
■TABLE FOR TWO15年のあゆみ
https://note.com/tablefor2/n/n5350d679ce66
15周年の記念日にTFTに参加できる!
おにぎりで世界を変える「おにぎりアクション」開催中
おにぎりアクションは、日本の代表的な食である「おにぎり」をシンボルに、「おにぎり」にまつわる写真をSNS(Facebook, Instagram, Twitter)、またはおにぎりアクションの特設サイトに投稿すると、1枚の写真投稿につき給食5食分に相当する寄付(100円)を協賛企業が提供し、アフリカ・アジアの子どもたちに給食をプレゼントできる取り組みです。(URL https://onigiri-action.com/ )
2015年から開始し昨年までの7年間の開催で、累計約125万枚の写真が投稿され、約680万食の給食を届けています。(昨年は1日平均8,500枚の投稿がありました。)
■今年の開催期間:2022年10月6日(木)~11月6日(日)
今年の協賛企業・団体は、5年連続トップスポンサーを務める日産セレナを筆頭に過去最高の37が参画。多様性に富む協賛企業・団体とともに「おにぎりアクション2022」を盛り上げ、Twitterで2週連続トレンド入りするなど、大きなムーブメントとなっています。
主な受賞歴:「アジア・マーケティング3.0・アワード」(日本初)、ジャパンSDGsアワード外務大臣賞
特定非営利活動法人TABLE FOR TWO Internationalについて(https://jp.tablefor2.org/)
2007年10月設立。“TABLE FOR TWO”を直訳すると「二人のための食卓」。先進国の私達と開発途上国の子どもたちが食事を分かち合うというコンセプトのもと、社員食堂や店舗でTFTヘルシーメニューを購入すると、代金の内20円が寄付となり、飢えに苦しむ世界の子どもに給食1食分をプレゼントすることができます。企業や官公庁、大学、病院など約700団体にご参加いただき、東アフリカと東南アジアの5カ国(ケニア 、タンザニア、ルワンダ、ウガンダ、フィリピン)を中心に、学校給食の提供、そして菜園・生産性向上プログラムの支援を実施しています。累計支援給食数:9,000万食以上、設置菜園数:約400ヶ所。
主な受賞歴:保健文化賞