千葉大生が漁業・養殖業について学びSDGsについて考えるプログラムを実施

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国⽴⼤学法⼈千葉⼤学の環境ISO学⽣委員会(以下、学⽣委員会)と株式会社京葉銀⾏(以下、京葉銀⾏)は、2017年度より協同でecoプロジェクトを実施しており、SDGs達成に向けた取り組みを⾏っています。 その⼀環として、学⽣7名が千葉県内の企業を訪問し、漁業や養殖業について学びました。

  • 本プログラムの概要

千葉大生が漁業・養殖業について学びSDGsについて考えるプログラムを実施のサブ画像1

目的:漁業や養殖業に関する体験を通じて、学生が地球環境や日本の産業課題、地域活性化について学び、持続可能な漁業・養殖業について考え、発信していくこと。

内容:京葉銀行の紹介により千葉県鋸南町の畑でバナメイエビの養殖を行いながら、陸上養殖のコンサルティングも手掛ける「株式会社Seaside Consulting」を訪問し、日本における養殖業の課題、同社の地球環境改善に向けた想いや取り組みについての講演を聞いたのち、陸上養殖場の施設を見学しました。

千葉大生が漁業・養殖業について学びSDGsについて考えるプログラムを実施のサブ画像2_養殖場の見学の様子養殖場の見学の様子

日程:2022年9月21日(水)
14:10~15:00 講演
15:10~15:30 養殖場見学

参加者:学生委員会の学生7名、京葉銀行行員2名

本プログラムの今後の展開:学んだことや見聞きして感じたことを学生委員会が記事にまとめて発信していくことや、今後も継続して養殖業を体験して学びを深めることを進めていく予定。
 

  • 企画を担当した学生の声 (園芸学部2年 山本怜奈)

千葉大生が漁業・養殖業について学びSDGsについて考えるプログラムを実施のサブ画像3_講演を聞く様子講演を聞く様子

起業経緯のご説明では、日本の漁獲量の減少や耕作放棄地の増加、バナメイエビの養殖によりマングローブ林が減少していることに輸入国の日本も影響しているという問題を受けて、環境保全へのアプローチとして、農地での漁業を決断したお話を聞きました。想いを事業構想に移し、実際に起業して事業化するという行動力、さらに、現在も新しい漁業の在り方を継続して学んで、よりよい方法を模索しつづける姿勢に感動しました。実際に見学した水槽も、餌やフン等で汚染した水をそのまま海に返すことはせず、浄化して再利用することで、水の使用量を大幅に節約するなど、工夫をされていました。
参加した学生たちも、漁業における日本の立ち位置を学び、積極的に関わっていかなければいけないなと感じたため、今後も機会があればボランティアとしてお手伝いさせていただいたり、今回学んだことを社会に発信し、広めたりしていきたいと思いました。
 

  • 株式会社Seaside Consultingについて

会社名:株式会社Seaside Consulting
ホームページ:https://home.tsuku2.jp/storeDetail.php?scd=0000132188
所在地:千葉県安房郡鋸南町下佐久間2720
設立年月日:2017年3月3日
代表取締役:平野雄晟、平野彩
 

  • 「千葉大学×京葉銀行ecoプロジェクト」について

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千葉大学と京葉銀行は2012年に包括連携協定を結んでおり、千葉大学で環境活動を主体的に担っている環境ISO学生委員会と京葉銀行が協同で、2017年から「ecoプロジェクト~7色の虹を千葉から未来へ」を実施しています。本プロジェクトでは、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、まずは「地域の環境負荷削減と環境意識向上に貢献したい」という想いで、京葉銀行の行員や取引先企業、地域住民、千葉大学の学生などを含めた千葉県内の多くの方々を対象に、環境意識の啓発活動を実践しています。
公式サイト  https://www.keiyobank.co.jp/ir/eco_project/
本年度のプロジェクトキックオフリリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000599.000015177.html
昨年度のプロジェクト報告リリース https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000585.000015177.html
 

  • 本件に関するお問い合わせ​

国立大学法人千葉大学 環境ISO事務局 TEL:043-290-3572
京葉銀行 経営企画部 広報グループ TEL:043-306-8065
 
 

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