長崎市初!出島のまちなかに都市型醸造所「でじま芳扇堂」の開業プロジェクトを公開!

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長崎の酒は出島から〜発酵でつながるまちなか醸造所から美しい日本文化を次世代へ〜

合同会社銭上創壺は、地域農産物の循環とその魅力の再発見を目指して、日本酒のルーツである伝統酒「どぶろく」醸造を中心とした都市型醸造所「でじま芳扇堂」を2023年3月、長崎市・出島町に開業します。新設に向けてクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にてプロジェクトを公開し、開始わずか10日間で目標額200万円を達成しました。現在は支援者数300名を目指して10月31日(月)まで支援者を募集しています。

■プロジェクト詳細>>>https://camp-fire.jp/projects/view/615062

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■代表者・日向勇人(ひゅうがはやと)のコメント

生きていくことが食べ続けることだとしたら、食べるものを選ぶことは私たちの生き方を定めていくことと言っても過言ではないと思います。
頭で理解させる知識や情報ではなく自然と腑に落ちるような感覚を大切にして、生きていくこと・食べていくものを自分の美意識によって選択していくことは、この情報化が進んだ社会では、これまで以上に難しいことになってしまったのかもしれません。それぞれの選択に絶対的な答えはないけれども、少しでも豊かな暮らし・生き方に意識を向けると、なにを選びとってゆき、同時になにを手放すのかという問題に行き着くのではないでしょうか。

私たちでじま芳扇堂は、酒造りを生業としています。
それも日本酒の源流である「どぶろく」を出島のまちなかの小さな工房から夫婦二人で醸してゆきます。
たくさんは造れません。少しお待たせしてしまうこともあるでしょう。
それでも、皆さまに美味しいお酒を、愉しい食卓を、そして美しい景色を伝えていくために真心を込めて一つ一つお米をお酒に醸してゆきます。

どぶろくはお米を原料とした日本の最古参の伝統酒です。
稲作が伝来した1万年以上前から日本人の暮らしとともに育まれて、私たちはその恩恵に与かっています。
その米が実る田んぼは、令和現在どのような状態かご存知の方も多いかと思います。
日一日と増え続ける耕作放棄地と減り続ける就農人口。
日本の農業の未来には明るい話題よりも暗い話題の方が多いかもしれません。

でも、私たちは知っているのです。

未来へ向けて現在をひた走る情熱的な農家さんがいること、その土地、その風土、その歴史に根ざして先人たちの想いを受け継いで次世代へ紡いでゆく人々がいることを。
私たちでじま芳扇堂もその一員でありたい。そのような生き方・在り方を目指してゆきたい。
だから、私たちはお米をお酒に変えて届けてゆこうと思います。
どぶろくは素材をいっさい無駄にせず、余すことなく活かし味わい尽くす欲張りなお酒です。
五感で観じる、そのすべてのものが私たち自身を形成していくとしたら、どぶろくはその全てを余すことなく包み込んで、届けて、かたち創っていくことができるはずです。

だからぜひ、まずは味わってみて欲しいのです。
食べるものを選びとること、生きる道を決めること、そして未来になにを伝えなにを諦めるのかを決心すること。
きっと食べ続けることでしか得られない、遺していけないものばかりだと思います。

ともに酒を、人生を、まるごと味わい尽くす仲間を、まだまだ募集しています。

■略歴

日向勇人 HYUGA HAYATO

1993年 福岡県宗像市生まれ
2012年 同志社大学・能楽部金剛会にて日本の伝統芸能・文化を学ぶ
2017年 佐賀・富久千代酒造「鍋島」にて蔵人
2018年 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMA取得
2020年 同協会にて佐賀支部委員
2021年 浅草・木花之醸造所にて醸造長
2022年 合同会社銭上創壺(長崎市出島町)を設立
2023年 長崎・出島にて都市型醸造所「でじま芳扇堂」開業予定(3月予定)

■会社概要
ミッション:扇のまちから芳しい日本文化の風を次世代へ
会社名  :合同会社銭上創壺(ゴウドウガイシャゼニガミソウコ)
店舗名  :でじま芳扇堂(デジマホウセンドウ)
所在地  :長崎市出島町5-24
設立   :2022年7月
代表社員 :日向勇人
事業内容 :①日本酒の製造販売 ②飲食店の経営 ③美術工藝品の展示販売 等
URL         :https://camp-fire.jp/projects/view/615062

 

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