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~社員が提案する「かけはしくらぶ」の取組みで社会貢献を目指す〜
株式会社ガスパル(本社:東京都品川区、代表取締役社長:橋本俊昭)は、2022年9月より「かけはしくらぶ」という新たな取組みを始動し、地域の子ども食堂へ寄付活動を行いました。本活動は、ガス供給を行う建物オーナー様から譲り受けた余剰食材を子ども食堂運営団体へ寄付する取組みで、食品ロス削減や子育て支援の一助となることを目的としています。
◆オーナー様と地域の子どもたちをつなぐ「かけはしくらぶ」
当社は、設立20周年を迎えた今期、日頃より支えてくださる関係者の皆さまへ感謝を表すべく、様々なプロジェクトを始動しました。「かけはしくらぶ」は その中の一つとして、販売所に在籍する社員が考案した取組みです。当社がガス供給を行う建物をご所有のオーナー様のうち、主に農業に従事される方を対象として余剰生産物等の寄付協力を呼びかけ、お譲りいただいた農作物を地域の子ども食堂運営団体へ社員自ら運搬して寄付を行います。オーナー様と子ども食堂を含む地域社会、その両者の橋渡しを担う当社という関係性から、橋になぞらえて「かけはしくらぶ」と名付けました。
◆きっかけは、農作物を生産するオーナー様の声
LPガス販売を中核事業とするガスパルグループでは、供給先の建物オーナー様に対して、定期的なご挨拶訪問を行っています。多くのオーナー様とお会いする中で、農業に従事されている、あるいは趣味で農作物を栽培される方から、その余剰生産物の取り扱いに苦慮していることを相談いただくことがありました。同様の声は多数事業所から寄せられたことで、広く様々な地域で起きている課題と捉えた当社では、食品ロス削減を通じた地域貢献の新たな取組みとしての企画化を進めました。
その中で行き着いたのが、「食」によって地域支援を行う子ども食堂でした。手塩にかけた農作物を廃棄せず、それを喜んで食べてくれる人のもとへ届けたいオーナー様。地域の子どもたちの食生活の支援をはじめ、食材を必要とする子ども食堂。ガス事業を通じて「食」との関りを持つ当社が両者をつなぐ「かけはし」となれば、我々の目指す『人の「生きる」を応援する総合エネルギー企業』に向けて歩みを進めることができるのではないかと考え、企画実施に至ります。
子ども食堂は、地域の子どもたちへの「食」の提供以外にも、「コミュニティ」として次世代を担う子どもたちの育成に重要な役割を果たします。当社では、食品ロス削減と地域の子育て支援を目的として、SDGs達成も視野に入れ、本活動を実施いたします。
◆ガスパル高崎支店 オーナー様が育てたじゃがいもを子ども食堂へ
高崎支店では、当社がLPガスを供給している建物のオーナー様から「たくさんあって処分しようか困っている」と提供いただいたじゃがいも約5キログラムを、高崎市内の子ども食堂「食育レストラン晴れのひ」へ、社員自らが運搬して寄付を行いました。寄付したじゃがいもは、食堂を利用する子どもたちへ。その様子は、食材を提供いただいたオーナー様へ写真と共に報告されました。同支店では、10月も引き続き農作物を生産するオーナー様へ呼びかけを行い、12月頃まで活動する予定です。
ガスパルグループでは、今後も関係者の皆さまと共に、豊かな社会の実現に向けて貢献してまいります。