~脱炭素化に向けた一歩として商品のCO2排出量を数値で可視化~
株式会社ユナイテッドアローズ(代表取締役 社長執行役員 CEO: 松崎 善則、本社所在地:東京都渋谷区)は、サステナビリティ活動「SARROWS(サローズ)」(※1)の取り組みとして、環境省が実施する2022年度の「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」に参加します。対象として、「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」が今年春夏に販売したカットソー1品番を選定し、その原材料の調達から生産、流通、使用等を経てリサイクルや廃棄に至るまでのライフサイクルにおけるカーボンフットプリント(CFP)の算定を行い、それをもとに、今後お客様へ向けた表示や活用方法の検討をしてまいります。
- 環境省の「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」について
製品・サービスのCFPの算定および表示・活用に関する先進的なロールモデルの創出により、日本におけるCFPの取り組みの拡大や、国民の皆様に向けて脱炭素に貢献する製品・サービスの選択を促すことを目指す環境省の事業です。2022年度の本モデル事業には、当社を含む4社が参加しています。当社は環境省から委託されたボストン コンサルティング グループの支援のもと、CFPの算定、表示、活用方法の検討を行います。
【参考】
・環境省の報道資料:製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業への参加企業決定について
https://www.env.go.jp/press/109886_00001.html
・ボストン コンサルティング グループのプレスリリース:
BCG、「製品・サービスのカーボンフットプリントに係るモデル事業」参加企業を決定
https://www.bcg.com/ja-jp/press/5august2022-cfp-recruitment-announcement-of-the-result
- 本モデル事業への参加の背景と目的
当社は、 2020年4月、サステナビリティ推進の指針として5つのテーマと16のマテリアリティ(重要課題)を定めました。今年8月には、2030年に向けた3つの活動目標:「Circularity(循環するファッション)」、「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」、「Humanity(健やかに働く、暮らす)」と、この3つのカテゴリーに紐づく数値目標を設定しました。
これらの活動目標のもと、商品のCO2排出量の定量化や可視化は、お客様の脱炭素化への貢献に向けた一歩であること、CFPは当社の温室効果ガス排出量(Scope3)の削減(※2)に向けて、より精緻な数値の算定手法の一つであると考えたことから、本モデル事業への参加を決定しました。本取り組みを通してCFPの算定や表示、活用手法を習得し、CO2排出削減に向けた目標や対策の検討を行ってまいります。
(※2)参考:当社サステナビリティサイト「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」
https://www.united-arrows.co.jp/sustainability/carbon-neutral/
- 本モデル事業においてCFP算定の対象となる商品について
「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」が今年春夏に販売した半袖カットソー1品番(オリジナル企画商品、男性用、販売価格は5,500円(税込)、色は4種類、サイズは5種類の展開)を対象としてCFP算出を行います。
*当該商品の販売は終了しております。
- 株式会社ユナイテッドアローズについて
1989年創業。独自のセンスで国内外から調達したデザイナーズブランドとオリジナル企画の紳士服・婦人服および雑貨等の商品をミックスし販売するセレクトショップを運営しています。「ユナイテッドアローズ」「ビューティ&ユース ユナイテッドアローズ」「ユナイテッドアローズ グリーンレーベル リラクシング」等のブランドやレーベルを展開。
- (※1)「SARROWS(サローズ)」について
「SARROWS(サローズ)」とは、株式会社ユナイテッドアローズのサステナビリティ活動の合言葉。「Sustainability」の「S」に「ARROWS」を掛け合わせた造語です。
2020年4月、当社はサステナビリティ推進の指針として5つのテーマと16のマテリアリティ(重要課題)を定めました。さらに、2022年8月、2030年に向けた3つの活動目標:「Circularity(循環するファッション)」、「Carbon Neutrality(カーボンニュートラルな世界へ)」、「Humanity(健やかに働く、暮らす)」と、この3つのカテゴリーに紐づく数値目標を設定しました。これらの目標の実現を目指し、具体的な取り組みを進めるとともに、その進捗状況を積極的に情報発信していきます。
https://www.united-arrows.co.jp/sustainability/