食料問題の解決に向けたSDGsな新食材、食用コオロギに関する学生向け講義!グリラスが全国の学生を対象に特別授業プログラムを整備

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食料問題の解決に向けたSDGsな新食材、食用コオロギに関する学生向け講義!グリラスが全国の学生を対象に特別授業プログラムを整備のメイン画像

11月1日(火、教育の日)より募集開始

 徳島大学発のベンチャー企業として、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して国内で行う株式会社グリラス(本社:徳島県鳴門市、代表取締役:渡邉 崇人、以下「グリラス」)は、食の社会課題に対する解決策として期待される、食用コオロギに関する学生向け特別授業プログラムの募集を11月1日(火、教育の日)より開始します。

  • 特別授業プログラム整備の背景

 グリラスでは食用コオロギ関連事業を展開する傍ら、学生向け授業の登壇や、インタビュー取材の対応を行ってきました。これまではご依頼の内容に応じて、グリラスメンバーが資料の調整や料金の設定を個別でしていたものの、環境問題への意識向上や昆虫食の普及に伴いその件数が増え、嬉しいと思う反面、従来通りの進め方では継続が困難となっているのが実情です。

 またこれまでに、販売イベント等でのお客様とのやり取りを通して、窓口や相談方法が分からず、授業やインタビューを頼みにくいというお声も多く寄せられてきました。

 今回のプログラムの整備では、増加を続けるご依頼への対応を統一するとともに、改めて社内体制を整えることで、授業内容の向上と調整の円滑化を行い、皆様によりスムーズにご依頼いただくことを目的としています。
 

  • 特別授業プログラムの詳細(一定人数以上のグループでご応募される場合)

1:特別授業(出張授業 / オンライン選択可)

 グリラスメンバーによる特別授業を行います。当日は食にまつわる社会課題の説明や、その解決策として期待される食用コオロギのご紹介をします。また、グリラス自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」※1商品の無償提供もプログラムに含んでおり、講義と実食の両方を体験いただけます。

 コオロギの品種改良や飼育方法の開発を専門とする研究員※2や、昆虫食ビジネスを現役で取りまとめるグリラス役員への講師変更も可能です。より専門的な内容を学びたい場合は、こちらもご検討ください。

※1:詳細は「グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について」の項目をご覧ください。
※2:グリラスの研究内容に関する詳細はこちら(https://note.com/gryllus/n/n3148d1caea2f

食料問題の解決に向けたSDGsな新食材、食用コオロギに関する学生向け講義!グリラスが全国の学生を対象に特別授業プログラムを整備のサブ画像1_授業の様子授業の様子

2:料理体験

 グリラスレシピ開発担当の考案した、コオロギパウダーを使ったオリジナルメニューを作る料理体験教室を実施します※。上記の特別授業と併せて実施することで、実体験として食用コオロギの魅力を味わうことが出来ます。

※レシピのイメージはこちら(https://gryllus-online.jp/blogs/recipe

食料問題の解決に向けたSDGsな新食材、食用コオロギに関する学生向け講義!グリラスが全国の学生を対象に特別授業プログラムを整備のサブ画像2_料理体験の様子料理体験の様子

  • 個人または少人数でご応募される場合

 1名~数名でのインタビューをご希望の場合、毎月第3木曜の18時~19時に開催するWEB講演会にご参加いただくことが可能です※1。こちらはご応募いただいた複数名の学生を対象に合同で行うもので、参加費は無料です※2。また、会の最後には質疑応答の時間も用意しておりますので、お気軽にご応募ください。

※1:Google Meetにて開催します。
※2:商品サンプルの無償提供はございません。
 

  • お申し込み方法

 特設ホームページ(https://magazine.gryllus.jp/120)内に掲載している応募フォームよりご応募いただけます。ご不明点等がある場合は問い合わせアドレス([email protected])まで、件名を「特別授業に関する質問」とした上でご連絡下さい。
 

  • 食用コオロギ関連事業の背景について

 2019年6月に国連より発表された報告書によると、今後30年で世界人口は77億人から97億人への増加が見込まれ、これに伴う食料問題への対応が喫緊の課題です。特に「タンパク質危機」と称される動物性タンパク質の不足は顕著で、その解決策としてFAO(国際連合食糧農業機関)は昆虫食を推奨しています。昆虫は既存畜産と比べてタンパク質の生成に必要な餌や水の量が少なく、資源の有効活用が可能です。また温室効果ガスの排出量も少なく、環境負荷の低いタンパク源といえます。

 一方で世界では年間約9.3億トンの食品ロスが発生しており、その量は全世界で生産されている食品の約3分の1に相当します。コオロギは雑食性のため餌の制限が少なく、グリラスでは国内で発生した食品ロス由来100%の餌でコオロギの飼育を行っています。これらの特徴からグリラスは、捨てられるはずの食品ロスを新たなタンパク質へと循環させることのできる食用コオロギを“サーキュラーフード”と位置付けて、食用コオロギ関連事業を行っています。

※食用コオロギ関連事業の詳細はこちら(https://gryllus.jp/why-cricket/
 

  • サーキュラーフードについて

 サーキュラーフードとは、持続可能な社会の実現にあたり環境負荷の低減を目指し、かつ食品ロスを主要原料として活用すべく開発された新技術を用いて生産された循環型の食材及び食品のことを指します。国内で発生した食品ロスに由来するサーキュラーフードの普及は、SDGsのターゲット12.3や、食料安全保障への寄与が見込めます。

 またグリラスは、サーキュラーフードの推進を通じて、2040年までに国内における年間253万トンの食品ロスの活用・循環を目指す「サーキュラーフード推進ワーキングチーム」の幹事企業です。

※サーキュラーフード推進ワーキングチームの詳細はこちら(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000070046.html
 

  • グリラスオリジナルブランド「C. TRIA」について

 グリラスはサーキュラーフードをコンセプトとした自社ブランド「C. TRIA(シートリア)」を展開しています。これまでに「2021年日経優秀製品・サービス賞 日経産業新聞賞」を受賞した2種を含む商品を複数開発し、現在は小売向け商品として大判クッキーとプロテインバー、コーンスナックの3アイテムをコンビニエンスストア等にて販売しています。

※販売店舗と商品の詳細はこちら(https://gryllus-online.jp/pages/store-locator
 

  • 株式会社グリラスについて

 グリラスは、徳島大学における30年に及ぶコオロギ研究を基礎とした、世界でトップレベルの知見やノウハウを持つフードテックベンチャーです。徳島県美馬市の2つの廃校をそれぞれ生産拠点・研究拠点として整備し、食用コオロギに関連する品種改良・生産・原料加工・商品開発・販売を一貫して行っています。

・社名     :株式会社グリラス(https://gryllus.jp/
・事業内容   :⾷⽤コオロギの⽣産
         ⾷⽤コオロギを⽤いた⾷品原材料および加⼯⾷品の製造、販売
         ⾷⽤コオロギの研究開発 等
         動物用コオロギの生産、販売 等(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000028.000070046.html
・代表取締役  :渡邉 崇人
・所在地    :徳島県鳴門市撫養町黒崎字松島45-56
・生産拠点   :徳島県美馬市美馬町字南原22-1
・研究拠点   :徳島県美馬市美馬町字入倉657
・資本金    :5億2,210万円(資本準備金等を含む)
・設立     :2019年5月

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