特定非営利活動法人チャイルド・ファンド・ジャパン(東京都杉並区、代表:髙橋潤)が所属する国際ネットワーク チャイルド・ファンドは、ウクライナ緊急支援の支援計画を改訂しました。厳しい冬を乗り越えるための支援などを含め、引き続き国内外85,000人に支援を届けます。
これまでにウクライナ国内外77,000人を支援
今年2月から始まったロシアによるウクライナへの侵攻。チャイルド・ファンドは、これまでに500万ドル(約8億円)以上の資金を集め、ウクライナ国内、隣国モルドバにおいて77,000人に対して、支援活動を行ってきました。
しかし、依然として収束の兆しが見えない中、今も支援を必要とする人は1,700万人以上いるとされています。特に国内では、60万以上の世帯・企業が電気を使えない状況にあり、-20度以下になることもある冬の季節を迎え、数百万人の人々が十分な暖房器具などが使えずに深刻な影響を受けるとみられています。
目次
越冬支援、食糧支援、心のケアなど、85,000人へ支援を継続
チャイルド・ファンドは、これまでの支援計画を改訂し、引き続き、ウクライナ国内で75,000人、隣国モルドバで10,000人の人々を対象に支援を行っていきます。これまで行ってきた食糧支援、子どもたちの心のケアなどをはじめ、厳しい冬を越すために緊急で必要な毛布やストーブなどの支援にも力を入れます。
実施する支援活動
- 食糧、医薬品、衛生用品および、毛布やストーブなど冬を越すための物資の配布
- 子どもが安心して過ごせる居場所づくりや、教育支援、レクリエーションによる心のケア
- それぞれのニーズに合わせた活用ができる現金の支給
- トラウマを抱えた子どもや親への対処ができるようにするための、先生向けの研修・認定プログラムの実施
ウクライナの子どもたちを守るため、支援にご協力ください
上記のような冬を越すための支援などに、2023年2月末まででさらに200万ドル(約2億9000万円)の資金が必要です。ウクライナの子どもたちを守るため、皆さまのお力をお貸しください。