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2022年10月30日(日) <SUZUKA VOICE HALL>
海と日本プロジェクトin三重県実行委員会は、中部工業株式会社と協力して、海について考えるコラボイベント「海と日本プロジェクトin三重県 with AoiRoマルシェ」を開催しました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
- イベント概要
・開催概要 鈴鹿市に本社を置く「中部工業株式会社」が、年に数回、開催ごとにコンセプトを決めて
地域から出展社を募り、休日のファミリー層向けのイベントを開催しているもので、
今回は「鈴鹿の地産地消」をコンセプトに生産者の顔が見える野菜や加工品のお店を
集めたマルシェを開催。そこに「海と日本プロジェクトin三重県」もブース出展および
ステージイベントを行いました。
・日程 2022年10月30日(水)
・開催場所 SUZUKA VOICE HALL
・主催団体 中部工業株式会社
- クイズで学ぶ海のあれこれ
中部工業株式会社では一年に複数回、本社のある鈴鹿市でイベントを開催しています。この日は秋の収穫祭をテーマに、8つのブースが展開されました。イベントに訪れた人たちは、採れたての新鮮野菜のブースなどに足を止めている様子でした。11時から始まったステージでは、「海洋ごみ問題」や「海の備え」などについてクイズ形式で出題。年間約800万トンもの海洋ごみが増え続けていることや、海に誤って落下してしまった際に「やってはいけないこと」について参加者へトークショーを行いました。落下の際に、やってはいけないことの答えの一つ「服をぬぐこと」について、聴講者たちからは「とても意外だった」などの声が多く聞こえました。
- 参加者もびっくり!膨張式救命胴衣の体験
その後、四日市海上保安部の職員による「海難事故にあってしまったときにどうしたらいいか」、「固形式救命胴衣と膨張式救命胴衣について」講演が行われました。講演では救命胴衣の着用による安全性を伝えた上で、「万が一、まわりで海に落ちてしまった人を見かけたら、迷わず118番へ連絡して助けを呼んでください」と呼びかけました。特に、ボンベの力で空気を入れて膨張する「膨張式救命胴衣の体験」では、その急激な膨張に体験者は驚きの表情を見せていました。イベント後は、「海と日本プロジェクトin三重県実行委員会」のブースでも、ライフジャケットや救命胴衣の体験、海に落ちていたごみを展示しました。参加者からは「(膨張式救命胴衣が)思ったよりしっかりふくらむことに驚きました。それでいて持ち運びやすい」などの感想が飛び交っていました。
<団体概要>
団体名称 :海と日本プロジェクトin三重県実行委員会
URL :https://mie.uminohi.jp/
活動内容 :三重県は南北180キロにわたって海岸線に面していて、海ととみに経済や文化が育まれてきました。そんな海の歴史や海が果たしてきた役割、そして私たちに与えてくれる海の恵みや楽しさを再発見し、海ともっとふれあい、海のことを「自分ごと」としてとらえてもらうきっかけを提供しています。
日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/