SDGsに満開の花を咲かし、実をつけるため、私たちにできることとは――17のゴール達成に向けた 有効な手段としてICTの活用を提言する

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『ICTでSDGsを具現化する~社会を劇的に変革するICTイノベーションこそが課題解決の切札~』藤田義嗣[著]2022年11月30日発売

国連総会の採択から7年――。 「SDGs」は、日本で広く知られるようになったものの、未だ成果として実は結んでおらず、“7分咲き”にとどまる。
この現状に対し、著者はSDGsの17の目標を達成するために必要なことが、日本人には欠けていると指摘する。
本書はSDGsに満開の花を咲かし、実をつけるためには自分事として捉える必要があり、目標達成の手段の1つがICTであると説く。そのうえで、今の日本に必要な、ICTを活用したSDGsを具現化するためのヒントを明示する。

SDGsに満開の花を咲かし、実をつけるため、私たちにできることとは――17のゴール達成に向けた 有効な手段としてICTの活用を提言するのサブ画像1_2022年11月30日発売 『ICTでSDGsを具現化する』2022年11月30日発売 『ICTでSDGsを具現化する』

◆SDGsは七分咲き。実を結ぶにはほど遠い

情報化社会と呼ばれて久しい現代において、 ICT (情報通信技術)は今や生活の至るところで利用され、社会生活になくてはならないものとなっている。
しかし、全世代にわたり多くの人に利用されている反面、その効用やICT活用の意義に対して受け取り方は様々である。これは、SDGs (持続可能な開発目標)でも同じことが言える。 SDGsで掲げる17の目標はすでに周知されているものの、各人の行動に実態が伴わず、課題解決にまで至っていないのが現状だ。

◆SDGsの実を結ぶカギは、ICTの有効活用にアリ

SDGsは目標である。「地球上の誰一人取り残さない持続可能な社会」を実現するための共通の道標である。ICTはその目標を実現するための手段の一つであり、推進力なのだ。
ICTはSociety5.0における全体の最適化に係る部分で大きな力を発揮すると期待されている。「もつ者」と「もたざる者」の格差が広がり、地球の環境が脅かされる高度情報社会において、ICTが情報を可視化し、一元化することで自分、相手、地球規模の市民を尊重した社会の実現が可能なのだ。本書ではICTの活用を通じ、 SDGs実現へのヒントを明示し、その具体的な方策を17のゴール別に紹介する。

◆50年以上前から社会的課題(SDGs)の実現に取り組んできた著者が贈る、未来への提言

著者である藤田義嗣氏は、 SDGsが叫ばれるようになった現在から遡ること、 50年以上前の1970年に、地元の滋賀・長浜で地域人材の「地産地生」を掲げ、同県初のコンピュータ(情報処理)専門学校を設立。
さらに、その卒業生を受け入れることを目的に、1972年より「日本ソフト開発株式会社」を創業し、地元地域の成長に貢献している。
情報処理やICTを通じて独自の社会貢献を追い求めてきた藤田氏が、今一度SDGsの現状を見つめ直し、17のゴール達成のための考え方を提示する。
そのうえで、ICTを活用したSDGsの具体化対策として、未来に向けた三つの「シンカ」(進化、深化、真価)を提言し、その核心について説く。

◆「第 16 回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード 2022」総務大臣賞を受賞

一般社団法人日本クラウド産業協会(ASPIC)が主催する『第16回 ASPIC IoT・AI・クラウドアワード2022』にて、日本ソフト開発株式会社のクラウド型遠隔監視制御サービス「SOFINET CLOUD」が総務大臣賞を受賞。SDGsの達成に向け、水環境分野および防災分野等の事業領域において、環境保全と減災に寄与すべく、社会が抱えている課題に向き合い、パートナーシップを図りながら、真に有益な価値を創造し、サステナブルな社会の形成に貢献する。

【書籍情報】

『ICTでSDGsを具現化する』
発売日:2022年11月30日
定 価:1,760円(本体1,600円+税10%)
版 型:四六版 – 並製
発 行:ダイヤモンド・ビジネス企画
発 売:ダイヤモンド社
ISBN :978-4-478-08497-7

 

【本書の構成】

序 章 SDGsの波に乗れているか
第1章 ICTで世界を変える データ処理から宇宙開発まで
第2章 SDGs17ゴール別ICTの可能性
第3章 三つの「シンカ」が未来を変える
終 章 夢が形になる

 

【著者プロフィール】
著者:藤田義嗣

SDGsに満開の花を咲かし、実をつけるため、私たちにできることとは――17のゴール達成に向けた 有効な手段としてICTの活用を提言するのサブ画像2

日本ソフト開発株式会社 代表取締役会長
滋賀経済同友会 特別幹事
一般社団法人滋賀経済産業協会 相談役
滋賀県立大学 講師
昭和21年8月6日生まれ。滋賀県長浜市出身。京都産業大学卒。
地域の人材育成に貢献すべく、父親と共に1970年に滋賀県初のコンピュータ専門学校「滋賀コンピュータ学院」を設立。
さらに人材が県外に流出することを防ぎ、人材の地産地生を果たすべく1972年に「日本ソフト開発株式会社」を設立。
「コンピュータの創造」を経営理念に掲げ、コンピュータを使った価値創造により、地域、社会、世界の課題解決を目的としている。著書に『脱東京主義』(ジュリアン・2010年)がある。

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