東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇

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エネルギーとSDGs、地球と地域のサステナビリティに関する講義を実施

三ッ輪ホールディングス株式会社(本社:東京都 新宿区、代表取締役社長:尾日向 竹信、以下「当社」)は、文部科学省のスーパーサイエンスハイスクール(※1)指定校である東京都立富士高等学校(所在地:東京都中野区、以下「都立富士高校」)にて、認定NPO法人 夢職人(所在地:東京都江東区、理事長:岩切準、以下「夢職人」)が行う高校生向けプログラムに参加いたしました。

本プログラムは、東京都 教育庁 地域教育支援部 生涯学習課が主催する「都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム事業」の一環として実施されたものです。

2021年度に都立小石川中等教育学校の「人間と社会」の授業内で実施した講義と同様に「地球と地域のサステナビリティ」をメインテーマとして、事業内容を交えながら気候変動およびカーボンニュートラルの現状やLCA(ライフサイクルアセスメント)に関するレクチャーのほか、生徒たちにオリジナルのエネルギープランを考えてもらうグループワークを行いました。

 

※1:スーパーサイエンスハイスクールとは(都立富士高校公式ホームページより)

https://www.metro.ed.jp/fuji-s/assets/filelink/filelink-pdffile-7075.pdf

東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇のサブ画像1

 

【概要】

 

プログラム名称:社会課題に取り組む企業やNPOの実践事例からSDGsを学ぶ

(令和4年度都立高校生の社会的・職業的自立支援教育プログラム)
主催:東京都 教育庁 地域教育支援部 生涯学習課
対象:都立富士高校 1年生
プログラム実施責任者:夢職人
登壇者:尾日向 竹信(三ッ輪ホールディングス株式会社 代表取締役社長)
大澤 哲也(三ッ輪ホールディングス株式会社/株式会社イーネットワークシステムズ 取締役)

 

【講義の様子】   

東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇のサブ画像2_(左:尾日向・右:大澤)(左:尾日向・右:大澤)

 

【プログラム参加の背景】

三ッ輪ホールディングスグループは、エネルギーの提供を通じてお客様の「安全でゆたかなくらし」に寄与できる事業者として、社会課題解決のための意識や行動変革につながることを目指し、あらゆるセクターとの協業を含めた事業活動に取り組んでおります。一方、夢職人は、様々な社会教育事業のほか、経済的な事情を抱える子育て家庭を支援する「Table for Kids」など、地域社会で子どもや若者の成長を支援する取り組みを多く実施してきた認定NPO法人です。

当社グループの株式会社イーネットワークシステムズ(本社:東京都新宿区、代表取締役:及川浩)と夢職人は、 収益の一部を「Table for Kids」の活動原資として還元する電力プラン「カケハシ電気」(※2)での協業実績を通じて両社の理念への共感を深め、すべての子どもたちの健やかな成長を応援するための事業活動に取り組んできました。

かねてより協業実績のある夢職人が実施する本プログラムで当社の持つ知見や地球環境の現状・脱炭素社会実現への課題などを共有することで、将来を担う高校生たちが環境問題やSDGsについて考え、行動変革を起こすきっかけになればとの思いから、2021年より本プログラムへ参加しております。

 

※2:「カケハシ電気」とは
https://energy.yumeshokunin.org/

 

【参加生徒の感想(終了後アンケートより原文のまま一部抜粋)】

・紙ストローの製作はプラスチックストローより非効率的だと聞いて、魚の視点でしか考えたことがなかったのでそこでも気候変動が関わってくると知り、印象に残った。

・最も印象深かったことは、今のまま炭素を排出し続けていたら9 年後には可逆性のラインを超えてしまい、もう以前の環境には戻らなくなるということだ。以前の環境に戻れなくなったら、私たちは、もちろん地球の⽣物多様性にも⼤きな⻲裂を⽣み出してしまう。私が今まで思っていた以上に深刻な現状を知り、衝撃を受けた。

・私が考えていたこれからのエネルギーは再生可能エネルギーを中心にしたものだったが、CO2の排出がほぼゼロの発電と聞いて、しかもそれが電気料金からたった数百円増えるだけということに驚いた。

・ビジネスって結構面白いかもと思った。

・顧客に合わせたサービスを提供するのは商売の鉄則だと感じ、ニーズやトレンドを踏まえた社会へのアプローチがこれから生き残っていく上で重要になると考える。

 ・質問の際に話していた、環境問題の現状の見える化というまだ誰にも開発されていない分野についてもっと詳しく知りたいと思った!現状として地球温暖化などの環境問題に関する言葉は広く知れわたっているもののまだ、環境問題の深刻さに実感をわかせられずに人が多いのではないかと思う。想像していた以上に深刻な今の状況を変えるのは私たちの試練でもある。今から出来ることを、考え、生み出していきたいと思った。今回は貴重なお話をしてくださり、ありがとうございました‼地球温暖化に対する見方を変えるきっかけとなり、未来を作る世代のひとりとして行動を起こしたいという思いが強く残りました。これからもなにか機会があれば宜しくお願い致します。
 

 

東京都の自立支援教育プログラム事業で高校生向けの授業に登壇のサブ画像3_グループワーク成果一例(オリジナルのCO2フリー電力プランと訴求方法)グループワーク成果一例(オリジナルのCO2フリー電力プランと訴求方法)

 

【代表取締役社長コメント】

 子育て家庭支援に寄与する「カケハシ電気」での夢職人との協業を通じて、未来を担う学生とともに学び、考える機会をいただけることに感謝いたします。

気候変動に限らずグローバルなあらゆる社会課題の解決に寄与することが求められるこれからの時代において、与えられた情報をそのまま吸収するのではなく、多角的な視点を持つことで自分なりの疑問や考えを持てる力を醸成することが重要だと考えます。この度の取り組みが、能動的に学び、自ら課題解決に向けてのアクションを起こすことができるマインドセット形成の一助になれば幸いです。
 

 特定非営利活動法人夢職人について

本社:東京都江東区亀戸6丁目54番5号 小川ビル2階
設立:2008年4月25日
理事長:岩切準
2004年(法人化:2008年)より首都圏の子どもや若者を対象とした自然体験活動・野外活動、スポーツ・レクリエーション活動、科学・文化・芸術活動、社会体験・キャリア教育などの社会教育事業を展開しています。また、子どもと若者の成長を支えるウェブメディア「Eduwell Journal」を運営しています。コロナ禍となった2020年からは、経済的な事情を抱える子育て家庭に対して、デジタル技術を活用した新たな食の支援「Table for Kids」にも取り組んでいます。
https://yumeshokunin.org/
https://eduwell.jp/
https://tfk.yumeshokunin.org/

三ッ輪ホールディングス株式会社について

本社:東京都新宿区西新宿8-14-24 西新宿KFビル2F
設立:2019年10月1日
※1940年創業の三ッ輪産業株式会社とグループ会社のホールディングスカンパニーとして設立
代表取締役社長:尾日向 竹信

https://mhdg.co.jp

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