製造業向け画像認識AIの「フツパー」、制服管理サービスの「モビカ」と共同開発によるリユースAI検品システムを開発、繊維業界におけるSDGsを推進

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上記取り組みによる事業転換が認められ事業再構築補助金に採択、補助期間を通じて標題のシステム開発に成功いたしました。

目視検査業務の効率化を実現する画像認識エッジAIを提供する株式会社フツパー(本社:大阪府大阪市、代表取締役CEO:大西洋、以下「フツパー」) は、制服管理サービスを軸とした、レンタル・販売・クリーニングなどの付加サービスを組み合わせお客様にワンストップの制服管理サービスを提供している株式会社モビカ(本社:大阪府摂津市、代表取締役:坂本淳子、以下「モビカ」)との技術開発において、ウィズコロナ・ポストコロナ時代の経済環境の変化に対応し、業界における経済を牽引するビジネスモデルとして事業再構築補助金に採択され、共同のシステム開発を実施いたしました。

 

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  • 開発の背景

衣料品がごみとして排出された場合における再資源化率は5%程度といわれており、その廃棄される衣料品は年間で約48万トンにものぼると言われています。
その数値を大型トラックに換算すると、毎日約130台分の衣料品が焼却もしくは埋め立てされている計算です。

衣料品のリユース業界における目視検査は属人的な判断となっており、従来の「汚れている/汚れていない」等の画一的な判断ではなく、汚れや破れなどを数値化することによる、
無駄な追加発注の抑制と再利用可能なユニフォームの発掘をすることで廃棄量の減少および企業の経費削減を貢献するシステムの開発を実現するべく、今回のプロジェクト実施に至りました。
 

  • 開発内容について

「movika eye」は画像認識AIとベルトコンベアの自動搬送による、業界特化のリユース自動検品システムです。
⻑年、⼈間の⽬視に頼らざるを得ない検品作業でしたが、近年よりきめ細かな汚れやキズなどの判断が求められるケースが増加したことに加え、お客様や業界ごとに異なる品質基準を満たす新しいシステムの導入が必要不可欠でした。

今回、モビカとの共同開発により、これまでの業界を刷新する衣料品に特化した画像認識AIを構築いたしました。
上記により属人的な判断基準ではなく、汚れが数値化されることによる「再利⽤できる制服の発掘」、⼈間の⽬視では難しい良品・不良品の判定を、AIの明確な基準に従い良品・不良品の判定を振り分け、搬送するプロセスの開発に成功いたしました。

日本全体における人手不足に対し、適切な部分においてAIシステムの導入を実施しリユース業界における付加価値を生み出しながらも、ユニフォームAIの構築を今後も拡充、サービスを提供することで業界全体の貢献につながる新しいイノベーションを生み出します。

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  • 株式会社モビカ 代表取締役:坂本淳子のコメント

この度、㈱フツパーとの共同開発により今まで、人の目に頼らざるを得なかったリユース商品の検品作業にAI技術を活用した「movika eye」を開発する事ができました。それにより、基準が明確になり今まで廃棄していたユニフォームを、再利用する仕組みを沢山の企業様にご利用いただく事が可能になりました。
持続可能な未来の為に、ユニフォームはリユースする事が当たり前の世の中になるように弊社のできる事を発信していきたいと思います。そして、今後もフツパー様との連携を強化し更なるお客様のニーズに答える為に「movika eye」の開発を継続して取り組んでまいります。

  • 株式会社フツパー 代表取締役:大西洋のコメント

​この度、企業制服のリユースシステム「movika eye」のリリースを、心より歓迎いたします。当社は画像認識AI技術を活用し、製造業向けの検品・検査の自動化を支援しています。
モビカ様との協業により、現場の効率化だけでなく、制服廃棄率の低減による資源の有効活用を実現することができました。今後もモビカ様との連携をより一層強化し、再利用可能なユニフォーム運用のシステムを展開してまいります。

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