脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催

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「味の素」「トヨタ自動車」など日本を代表する企業/自治体を含めた12団体が集結。渋谷・ミヤシタパークにて「第2回 Earth hacksマルシェ」も同時開催

 生活者一人ひとりのアクションで脱炭素社会を推進する共創型プラットフォーム「Earth hacks」(博報堂「ミライの事業室」、三井物産)は、12月3日(土)と12月4日(日)に日本を代表する企業/自治体を含む12団体が集結し、脱炭素社会の実現に向けて企業と学生が共創するビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催いたしました。結果、貯蓄から投資を促進する企画の新規立案という課題に取り組んだみずほ銀行チームがグランプリとして選抜されました。
 また、同日に渋谷区立宮下公園 芝生広場(ミヤシタパーク屋上)にて、デカボ(脱炭素)な商品を手にとって、実際に買える「第2回 Earth hacks マルシェ」を開催いたしました。

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「Earth hacks デカボチャレンジ 2022」を初開催!


 本プログラムは、社会課題の中でも特に世界の潮流となっている「脱炭素」をテーマに、「つくりたいのはおもしろい方の脱炭素」をスローガンに掲げ、飲食品、素材、不動産、自治体など、各参加企業が脱炭素化に向けた課題や取り組みを高校生、大学生・大学院生などの学生たちと共有し、よりよい社会づくりのための新規事業プランを参加企業の現場社員とEarth hacksメンターと共創するビジネスコンテストです。社会課題解決と新規事業開発のビジネスの現場を体感したいZ世代の想いと、Z世代と共に社会課題を解決したい企業の想いが、Win-Winな関係で重なり生まれたのが本プログラムです。Earth hacksは本プログラムを通して、企業とZ世代の脱炭素社会に資するビジネスの共創を促進していきます。
 11月19日(土)は、事前のエントリーシートをもとに選抜された約130名の学生と企業が初めて対面で会し、各企業の現場社員とEarth hacksメンバーによるメンタリングを開始。12月3日(土)、12月4日(日)のプレゼンテーションに向けての活動が始まりました。12月3日(土)本選 1st ラウンドでは、各企業に対してそれぞれ3チームの学生がプレゼンテーションし、本選 2nd ラウンドへ進むチームを各企業から1チームずつ、計11チーム選出。さらに学生と企業とのミートアップセッションを実施しました。12月4日(日)本選 2nd ラウンドには、前日に選出された各企業代表の11チームのプレゼンテーションに対して有識者審査員4名による審査/講評を実施し、最も魅力的なビジネスアイディアを提案した1チームがグランプリとして選抜されました。

最も魅力的なビジネスアイデアを提案したのは「みずほ銀行チーム」!

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 審査の結果、「Earth hacks デカボチャレンジ2022」では、貯蓄から投資を促進する企画の新規立案という課題に取り組んだみずほ銀行チームが、グランプリに輝きました。みずほ銀行チームは、節約した分のお金が自動的に投資に振り向けられる仕組みを考案することで、簡単に投資ができ、若者の投資を促進させるアプリケーション「ちょっとエコ、ちょっと投資」の開発というアイデアを発表。アイデアのポイントについて、一橋大学の古賀 貴翔さんは、「素晴らしいアイデアがたくさんある中で、グランプリをいただけて大変光栄です。他テーマに比べ難しいテーマであったと主催者の方からコメントをいただいていたのですが、SDGsへの取り組みに対する金融業界の現状を鑑み、イノベーティブなアイデアを提案できたと思っています。」と回答いたしました。
 また今回みずほ銀行チームと最後までグランプリを争ったチームとして、愛媛県庁チームに奨励賞が贈られました。愛媛県庁チームは、思わず買ってみたい!と思える愛媛の新しいサステナブルな県産品の提案という課題に取り組み、そのアイデアに対して審査員・生澤氏は「テーマに対する解決策を導く際の、発想の転換が鮮やかだった。愛媛県庁さんはすぐに取り組んだ方がいいのでは。」と絶賛しました。

有識者審査員4名、博報堂・吉澤氏が登壇「デカボチャレンジが社会を変えていくアクションのスタートに」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像3_吉澤到氏吉澤到氏

 本プログラムでは、有識者審査員として三井物産株式会社 エネルギーソリューション本部 New Downstream事業部 新事業開発室 室長 生澤 一哲 (いけざわ かずのり) / 株式会社BizReach 社長室 兼 創業者ファンドパートナー 茂野 明彦 (しげの あきひこ)さん / 一般社団法人SWiTCH(スウィッチ) 代表理事 佐座 マナ (さざ まな)さん / Earth hacks クリエイティブディレクター 清水 佑介 (しみず ゆうすけ)の4名がご登壇し、総評のコメントをいただきました。生澤は「総じてとてもレベルが高かったと審査員一同思っております。限られた時間の中で各チームが出し切って頂いた結果、最終的に実用化されるというリアリティを持って考えられていた部分に、差がでたかなと思っております。」と選抜されたみずほ銀行チームのアイデアについて評価いたしました。

 また、Earth hacksを運営する博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ ミライの事業室 室長 吉澤到より閉会のご挨拶をいたしました。「脱炭素は、関係している人が複雑なため、1つのソリューションで解決できる問題ではなく、大きなチームでみんなが力を合わせてやっていかなければならない。“デカボチャレンジ”という場は、学生と色々な企業の皆さん、専門家が対等にディスカッションでき、一緒にソリューションを考えられる貴重な機会となりました。今後繰り返していくことで、本当に社会を変えていくアクションになっていく、そのスタートになればいいなと思っております。」と期待を募らせました。

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像4_グランプリ みずほ銀行チームグランプリ みずほ銀行チーム

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像5_奨励賞 愛媛県庁チーム奨励賞 愛媛県庁チーム

”デカボ(脱炭素)という新しい選択肢”を実際に買える「第2回 Earth hacksマルシェ」を開催


 「第2回 Earth hacks マルシェ」では、29社36ブランドが集結し、思わず欲しくなるくらい素敵なのに実は脱炭素な商品を実際に手にとっていただけるブースを出店しました。出展された商品・サービスは、CO2排出量を従来の製品と比較し、削減率(%)を表示するというユニークなアプローチで、商品やサービスの環境価値を新しい選択基準としてマーク化した「デカボスコア」が採用されています。

 

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脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像8_プラスチックゴミを出さないビーズクッション「ハナロロ」プラスチックゴミを出さないビーズクッション「ハナロロ」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像9_リサイクルプラスチックの美しさを追求するライフスタイルブランド 「ame」リサイクルプラスチックの美しさを追求するライフスタイルブランド 「ame」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像10_バイオプラスチック(サトウキビ由来)を 90%使用しつくったあそび道具 「ボーネルンド」バイオプラスチック(サトウキビ由来)を 90%使用しつくったあそび道具 「ボーネルンド」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像11_サスティナブルx愛犬/愛猫 未利用資源に新たな価値を見出すモノづくり 「ピュアボックス」サスティナブルx愛犬/愛猫 未利用資源に新たな価値を見出すモノづくり 「ピュアボックス」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像12_人と環境に優しいキッチン用品 「Zip Top」人と環境に優しいキッチン用品 「Zip Top」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像13_とうもろこしのデンプンを原料とする PLA樹脂のマスク 「CORNマスク」とうもろこしのデンプンを原料とする PLA樹脂のマスク 「CORNマスク」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像14_KDDIのアパレルDXの取組 「XRマネキン」KDDIのアパレルDXの取組 「XRマネキン」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像15_衛星写真にうつる 地球の海の色から作った 「海のクレヨン」衛星写真にうつる 地球の海の色から作った 「海のクレヨン」

脱炭素社会の実現に向けて企業と130人の学生が共創ビジネスコンテストプログラム「Earth hacksデカボチャレンジ2022」を開催のサブ画像16_不要になった学生服やランドセルを リユースするサービス 「さくらや」不要になった学生服やランドセルを リユースするサービス 「さくらや」

<概要>

【Earth hacksデカボチャレンジ2022】

■タイトル:Earth hacks デカボチャレンジ2022
■対象:全国の高校生/大学生/大学院生
■開催日時:オリエンテーション 2022年11月19日(土)
本戦1stラウンド 2022年12月3日(土)
本戦2ndラウンド 2022年12月4日(日)
■場所:キックオフセッション 株式会社博報堂本社東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー
本戦1stラウンド 株式会社ビズリーチ本社東京都2丁目15−1渋谷クロスタワー12F
本戦2ndラウンド 表参道ミュージアム東京都港区南青山3丁目18−19フェスタ表参道ビル新館2階
■主催:Earth hacks、株式会社ビズリーチ
■参加企業:味の素株式会社、味の素AGF株式会社、愛媛県庁、KDDI株式会社、ソニーグループ株式会社、クリエイティブセンター、トヨタ自動車株式会社、株式会社博報堂/博報堂DYメディアパートナーズ、株式会社みずほ銀行、三井不動産株式会社、三井物産株式会社、UCC上島珈琲株式会社

【Earth hacks マルシェ】

■タイトル:Earth hacks マルシェ
自分にも、まわりにも、地球にも意外とありな新しい“選択肢”となる商品やブランドが集まります。古着を染め替えて、新しく生まれ変わらせたり、服を無駄にしないための最新のテクノロジーや、こどもと一緒に環境について学べるアイテムなど、あなたの暮らしを豊かにする新しい選択肢をお楽しみください。
■開催時期:12月3日(土)〜4日(日)
■開催時間:11:00〜19:00
■場所:〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6-20-10 渋谷区立宮下公園 芝生広場(ミヤシタパーク屋上)
■主催:Earth hacks
■出展企業:株式会社アワーズ(アドベンチャーワールド)/IKEUCHI ORGANIC株式会社/泉株式会社/エシカル・スピリッツ株式会社/MNインターファッション株式会社/株式会社オカラテクノロジズ/株式会社京都紋付/楠橋紋織株式会社/株式会社グリーニークルー/KDDI株式会社/株式会社三栄コーポレーション/株式会社サンクラッド(学生服リユースshopさくらや)/スカパーJSAT株式会社/瀬戸内造船家具/ソニーグループ株式会社 クリエイティブセンター/有限会社タキコウ縫製/株式会社丹後/株式会社デイトナ・インターナショナル/株式会社DEW/トヨタ自動車株式会社/西染工株式会社/株式会社ビコーズ/株式会社ピュアボックス/袋谷タオル合資会社/株式会社ボーネルンド/本多プラス株式会社/三井化学株式会社/UCC上島珈琲株式会社/株式会社ワイ・ヨット(五十音順)

【Earth hacksとは】

「Earth hacks」は、Z世代をはじめとする脱炭素に関心がある方向けに、自分の生活にも取り入れたいと思えるライフスタイルやエシカルな商品の情報を提供したり、生活者の声をもとに、脱炭素関連商品・サービスや事業の開発を目指す共創型のプラットフォーム。生活者の脱炭素行動を支援するために、スウェーデンのインパクトテック企業「Doconomy(ドコノミー)」の商品の二酸化炭素排出量を可視化するツール「The 2030 Calculator」を活用し、Earth hacksのサイト内では従来の製品よりもCO2排出量が少ない商品を紹介するなど、脱炭素に貢献できる仕組みを提供しています。

特設サイトURL:https://earthhacks.jp/
Instagramアカウント:https://www.instagram.com/earthhacks.jp/

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