「第11回 イオンエコワングランプリ 最終審査会・表彰式を開催」

地域とともに環境活動に取り組んだ6校が各賞を受賞

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは、イオンエコワングランプリ最終審査会にて決定された内閣総理大臣賞ほか各賞の授賞式を、2022年12月3日(土)、開催しました。

 

2022年12月8日
公益財団法人イオンワンパーセントクラブ

「第11回 イオンエコワングランプリ 最終審査会・表彰式を開催」
地域とともに環境活動に取り組んだ6校が各賞受賞

公益財団法人イオンワンパーセントクラブは、イオンエコワングランプリ最終審査会にて決定された内閣総理大臣賞ほか各賞の授賞式を、2022年12月3日(土)、開催しました。

イオンエコワングランプリは、地球の未来を担う若者たちが、環境問題について考え、行動するきっかけとして、高校生が日ごろ取り組んでいる環境活動の成果を発表していただくプログラムです。全国の高校生が審査会で発表し、他校の発表を聞くことで、表現力や発信力が向上することを目指し、2012年より開始しています。

第11回目を迎えた今回は、全国から寄せられた優れた作品の中から、輸入に頼っていた豚の飼料を、地域で排出されるモルト粕等を利用した飼料に切換え、輸送にかかる温室効果ガスと飼料費の削減を行った三重県立明野高等学校が、内閣総理大臣賞《普及・啓発部門》を受賞しました。また、海洋汚染の原因の一つとなっているマイクロプラスチックを、環境にやさしい生分解性プラスチックに変えるための実験を行い、原料の低コスト化を実現した愛媛大学附属高等学校が、内閣総理大臣賞《研究・専門部門》を受賞しました。

当財団はこれからも、次代を担う若者が、自らの手で未来を切り開ける、発信力の高い人材に育つことを願い、様々な機会を提供してまいります。

【受賞校】

 

  1. ■内閣総理大臣賞《普及・啓発部門》三重県立明野高等学校(三重県)

「エコフィードで地域にあかりを!持続可能な畜産モデルの普及活動」

  1. ■内閣総理大臣賞《研究・専門部門》愛媛大学附属高等学校(愛媛県)

「海洋マイクロプラスチック汚染の実態調査と解決に向けての活動」

  1. ■文部科学大臣賞《普及・啓発部門》佐賀県立伊万里実業高等学校(佐賀県)

「IMARI FOOD PROJECT~地域で取り組むSDGsモデルの構築~」

  1. ■環境大臣賞《研究・専門部門》青森県立名久井農業高等学校(青森県)

「乾燥地の塩害抑制研究と沖縄の赤土流出抑制活動」

  1. ■イオンワンパーセントクラブ賞《普及・啓発部門》香川県立三本松高等学校(香川県)

「できるときにできることから自分たちの手で~学食からエコなまちへ~」

  1. ■審査員特別賞《研究・専門部門》長崎県立諫早農業高等学校(長崎県)

「放置竹林の問題解決法 ~新しい子実体栽培方法と普及~」

【第11回イオンエコワングランプリ概要】
主催:公益財団法人イオンワンパーセントクラブ
共催:毎日新聞社公益財団法人イオン環境財団

後援:内閣府、環境省、文部科学省

応募資格:日本国内の全日制・定時制高等学校、高等専門学校で、授業および学校が承
認しているクラブ活動(サークル・部活)
募集部門:普及・啓発部門、研究・専門部門
副  賞:内閣総理大臣賞2部門 活動奨励金 各50万円
環境大臣賞・文部科学大臣 活動奨励金 各40万円
イオンワンパーセントクラブ賞・審査員特別賞 活動奨励金 各30万円

 

「第11回 イオンエコワングランプリ 最終審査会・表彰式を開催」のサブ画像1_培養実験で生分解性プラスチックの原料を抽出する愛媛大学附属高等学校の生徒培養実験で生分解性プラスチックの原料を抽出する愛媛大学附属高等学校の生徒

 

「第11回 イオンエコワングランプリ 最終審査会・表彰式を開催」のサブ画像2_モルト粕等を利用して飼料を作る 三重県立明野高等学校の生徒モルト粕等を利用して飼料を作る 三重県立明野高等学校の生徒

 

関連記事

コメントする

Please enter your comment!
Please enter your name here

最新記事