社会貢献プログラム ケロッグ“Better Days”年間活動レポート。2022年度において41.5万食のシリアル無償提供を実施

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~子供からシニアまで、様々な食糧支援や食育活動を展開~

日本ケロッグ合同会社(本社:東京都千代田区、代表職務執行者社長:井上ゆかり)は、2022年度において、昨年を超える、年間累計約41.5万食分のシリアルをフードバンクや子ども食堂、高齢者施設などを対象に無償提供いたしました。これは、SDGs「2.飢餓をゼロに」や「3.すべての人に健康と福祉を」の推進などをゴールとした、ケロッグがグローバルで取り組んでいる社会貢献プログラム”Better Days(TM)”の一環として、日本において取り組んでいる活動です。
また、2022年6月には全国の子ども食堂や小学校と連携し、子供たちの朝食欠食や孤食、栄養課題などの解決を目指した新たな取り組みとして、”ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト”を始動。10月には、シニアの健康寿命延伸サポートを目指し、高齢者施設などでのオートミールの無償提供を実施したほか、社員による様々なボランティア活動を実施しました。

➀「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」を新たに始動!


日本ケロッグ設立60周年を機に、Better Days(TM)の活動をさらに推進させるべく、近年課題となっている子どもたちの朝食欠食や孤食、栄養課題などの解決を目指し、6月29日より「ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクト」を発足させました。本プロジェクトは、今年こども食堂10周年を迎え、子どもたちへの支援の輪を広げることを目的に「こども食堂応援団」を立ち上げた、認定NPO法人 全国こども食堂支援センター・むすびえと連携したプロジェクトです。
本プロジェクトは、①子ども食堂と②小学校の大きく2つで構成されており、子どもたちの朝食欠食・孤食課題に“地域連携”で取り組む活動として展開しています。
子ども食堂においては、栄養バランス満点のケロッグの子ども向けシリアルを中心に、子ども食堂へ定期的に提供し、朝食メニューに追加いただくことで、朝食摂取習慣の確立と誰かと一緒に楽しく食べることで、心身ともに元気な1日のスタートを応援します。さらに、放課後には定期的に朝食の大切さを学ぶケロッグオリジナルの食育プログラムを実施し、朝食の重要性や栄養についての知識を高めることを目指します。
また、小学校では、株式会社ARROWSと共同開発した映像教材やワークなど、朝食の大切さを学ぶ授業コンテンツを通じて「朝食の重要性や栄養バランスの良い食事」について学びます。小学校プログラムは、2022年度は、318の小学校で実施し、約3万3千人の子どもたちがプログラムを体験しました。
 

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②シニアの健康寿命延伸を”オートミール”でサポート!


「赤い羽根共同募金」としても有名な社会福祉法人中央共同募金会から推薦を受けた東京都と群馬県高崎市の高齢者施設17箇所に対して、同会および各都県の共同募金会を通じて助成を行い、それらの施設に対し、計14,916食の「ケロッグ オートミール」を無償提供し、施設内のお食事メニューの一部に取り入れていただいたり、高齢者参加型の料理教室、サンプリングなどを通じて喫食いただくとともに、啓蒙リーフレットを配布いたしました。本活動は、近年課題となっている高齢者の低栄養問題にフォーカスし、栄養価が高く、腸活におすすめの“発酵性食物繊維”を含むオートミールを日々の食事メニューに追加していただき、課題解決を目指すプログラムとしてスタートしました。
 

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世界でもトップクラスの長寿国となった日本。平均寿命が年々延伸するなかで、健康で活動的に過ごせる期間(=健康寿命)との乖離*1が大きな課題として認識されつつあります。より多くのシニアが「健康寿命」を延伸し、充実したセカンドライフを享受するためには、活動的なアクティブシニアの段階から本格的な高齢化に備えた「食生活」へのシフトが重要となります。しかしながら、加齢にともなう「食」 への意欲低下や、慣れ親しんだ食習慣を変えることの難しさなどから、高齢期に必要な栄養を欠いた食生活を無自覚に続けてしまうことから起きる「高齢者の低栄養問題」が健康寿命延伸を阻害する要因の一つとして指摘されています。
このような背景の中で、高齢者の健康寿命延伸の一助となるべく、栄養価に優れ、喫食量が少ない高齢者の方でもお米など主食の代わりに手軽に食べることができるオートミールをお試しいただく企画を実施しました。

オートミールは、栄養価が高いだけでなく、「βグルカン」という発酵性食物繊維が含まれており、善玉菌と呼ばれる腸内細菌の栄養となることから腸活にぴったりで、糖質も控えめ*2なため、日々の健康的な食事メニューとしておすすめの食材です。また、日頃主食として食べているお米の代わりとして、おかゆや雑炊などにも手軽にアレンジでき、穀物由来の自然なとろみも感じられることから、高齢者にとってお召し上がりいただきやすいおすすめのシリアルです。栄養価が高く、調理も手軽なオートミールを日々の食事メニューに習慣的に取り入れていただくことで、健康的な食生活の実現と健康長寿のサポートの一助になることを当社としても願っています。今後も本プロジェクトを継続的に推進し、ケロッグと中央共同募金会が共同でSDGs目標達成に向けて連携していきますので、ぜひご注目ください。
*1 厚生労働省「健康日本 21」(第二次):男性が 8.84 年、女性は 12.35 年
*2 本品 1 ⾷分(30g)に対して、⽩⽶ご飯(⽇本⾷品標準成分表 2020(八訂)の⽔稲めし精⽩⽶うるち⽶)1 杯(150g)と⽐較した場合

<本プロジェクト概要>

・対象期間:2022年10月-12月
・プロジェクト内容:活動に対する助成及びオートミールの無償提供・食育啓蒙活動
・対象施設:東京都と群馬県の計17か所の高齢者施設、老人ホームなど

さらに、NPO法人東葛地区婚活支援ネットワーク様が運営するシニア食堂(シニアの食の自立を目的とした料理交流会)で、ケロッグのオートミールを使って調理、試食体験いただく機会も設けました。「オートミールは聞いたことはあったが試したことがなかった」「どのように食べたらよいか分からなかった」という方も、実際にお試しいただいたことで、調理法やおいしさを実感いただき、今後も食事に取り入れてみたいといったポジティブなコメントを多く頂戴しました。
 

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③社員ボランティアを実施し、企業として地域に貢献


Better Days(TM)の活動の一環として、ケロッグでは社員ボランティアの参加も積極的に推進しています。今年は、ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクトに参加いただいている、子ども食堂カフェ北野様とこどもお笑い食堂様にご協力をいただき、子ども食堂での朝食や昼食の調理、提供などのサポートを行いました。さらに、世界食糧デー月間である10月には、セカンドハーベスト・ジャパン様のフードパントリーにて食糧配布のボランティアを実施するとともに、高崎工場では、自宅から余った食品を持ち寄って食糧を必要とされている方々にお送りするフードドライブのボランティアを実施し、多くの社員が参加しました。

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④第三回全日本こどもお笑いコンテストへの協賛


ケロッグ 毎日朝ごはんプロジェクトにも参加いただいている、西淀川区の子どもお笑い食堂を運営する、こころラボ様と西淀川区が連携し、11月23日(水)に実施された「第三回全日本こどもお笑いコンテスト」にケロッグが協賛をし、シリアルの提供とともに、トニー・ザ・タイガーがコンテストの応援に駆けつけました。コンテストではこの日のために練習を積んで臨んだ「ケロッグ」をテーマにした子供たちのアイディアあふれる漫才が披露され、会場内は多くの笑顔と拍手であふれていました。

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■ケロッグの社会貢献活動について


ケロッグ社では、食料支援を必要としている世界中の子どもたちやそのご家族にむけ、食料寄贈などを通じた支援プログラム「Better Days(TM)」を推進しています。ここ日本では、「子ども」と「シニア」を対象に年間約30万食分のシリアルの無償提供を実施しています。2013年よりスタートした「子ども」の栄養サポートプログラムでは、フードバンク「セカンドハーベスト・ジャパン」への製品寄贈に加え、豊島区のNPO法人「豊島子どもWAKUWAKUネットワーク」が運営する子ども食堂(計3ヶ所)や、足立区「居場所を兼ねた学習支援事業」(計3ヶ所)にむけて、利用している子どもたちが朝食用として自宅に持ち帰ることができるよう、年間20万食分のシリアルを無償でご提供しています。また2018年からは「赤い羽根共同募金」としても有名な社会福祉法人中央共同募金会との協業のもと、アクティブシニアの栄養問題改善に向けてシリアルの無償提供を開始。2018年は、1都4県(東京・埼玉・千葉・神奈川・群馬)を中心とした全国178箇所への年間10万食分以上のシリアルの無償提供を実施いたしました。

◼SDGsへの貢献について


Better Days(TM)は、2015年9月の国連サミットで採択され、国連加盟193カ国が2016年から2030年の15年間で達成するために掲げた目標であるSDGs(Sustainable Development Goals – 持続可能な開発目標 – )の下記の2つの目標に貢献する活動です。

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■ケロッグ 「Better Days(TM)」とは?


ケロッグがグローバルで展開している社会貢献プログラムです。①飢餓、②持続可能性、③ウェルビーイング、④公平、多様性、 包括の4つのフォーカスエリアでの取り組みを通じて、世界中の人々が食糧への持続可能で公平なアクセスの実現を目指していきます。その結果、2030年までに、世界30億人の人々にとってのよりよい日々(Better Days)の実現を目指すというものです。
日本では、これまで、フードバンクなどの外部団体と連動し「子ども」と「アクティブシニア」などを対象にシリアルの無償提供を展開し、2021年度においては、年間累計約36万食分のシリアル無償提供を実施しました。

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■日本ケロッグ60周年のコンセプト「実れ、いい朝、いい人生」


日本ケロッグは、1962年に米国ケロッグ本社が100%出資の日本法人として設立され、2022年に60周年を迎えました。ケロッグの始まりは、創設者W.K.ケロッグと医学博士でもある兄のJ.H.ケロッグが営んでいた療養所です。そこに集まる人々のために、栄養豊富な穀物を使い、健康に良い食品を提供したい想いで開発したのがグラノーラやコーンフレーク、オールブランなどのシリアル製品でした。
そのケロッグが日本に進出して今年で60年。創業当時の想いはそのままに、常に時代に合ったおいしさ・手軽さ・健康価値を、お子様から大人までそれぞれのニーズに沿って提供するために進化してきました。
体だけでなく、心まで。そして朝だけでなく、その先に続く一日、一生まで皆さまを元気にできるように、これからもケロッグは、穀物のまだ見ぬ可能性を引き出していきます。
また、創業者のW.K.ケロッグは、当時から先進的な思想と社会貢献に対する強い想いを持っており、事業の推進だけでなく、ケロッグ財団を立ち上げて恵まれない子供たちをサポートするなど、現在のSDG’sの先駆けとも言える存在でした。こうしたケロッグ氏の遺志を受け継ぎながら、現在ケロッグでは、飢餓や気候変動に伴う食糧問題解決に向けてグローバルで取り組んでいる支援プログラム“Better Days” を柱に、ビジネスの成長だけでなく、社会貢献活動を会社の重要な戦略として位置付けて活動をしています。
我々がビジョンとして掲げている「世界中の人々が食だけでなく、心まで満たされる善良で、正しい社会」の実現に向け、60周年を機にさらなる進化を目指します。

■世界シェアNo.1のシリアルメーカー “ケロッグ”について


食品とブランドを通じて、世界に豊かさと楽しさを提供することを使命としています。
1894年にケロッグ社の創設者であるW.K.ケロッグが米国ミシガン州バトルクリークにおいて、療養所の人々のために食物繊維が豊富な穀物を材料に、食べやすく栄養が豊富な食品としてシリアルの原形となる「グラノーズ」を発明してから1世紀以上を経た現在では、180カ国以上で事業を展開する世界的な食品メーカーとなっています。1906年の会社設立から116年にわたりケロッグのシリアルは世界各国においてご支持をいただいております。米国ケロッグ社100%出資の日本法人となる日本ケロッグは1962年に設立されました。1963年の「コーンフレーク」、「コーンフロスト(現:コーンフロスティ)」の発売以来、半世紀以上にわたって、太陽と大地の恵みを受けて育った、玄米、小麦、大麦、とうもろこしなどの穀物のエネルギーと、バランスのよい栄養がたっぷり詰まったシリアルを日本の朝の食卓にお届けすることを通じて、お客様の気持ち良い一日のスタートを応援しています。

■ケロッグ公式SNS


新製品、コラボレーションメニューやイベント情報など、随時ケロッグのお得な情報を発信していきます。

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