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~ 創設5年目となる2022年度は新宿区の小学生5名を表彰 ~
2022年度「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛
三陽商会は、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)が主催している「2022年度新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、企業賞「SANYO服福賞」として服や布に関する優れた日記を書いた小学生に向けたオンライン表彰式と座談会を2022年12月17日(土)に開催しました。2018年の「SANYO服福賞」創設以来、過去最高の応募数となる1,204点(区内24校)の応募作品の中から5名を選出。創設5年目を迎えた2022年度は、継続的なテーマである「服やものを長く使うことの大切さ」に沿って、受賞者による不用な服をリメイクした成果物の発表を行い、当社からはサステナビリティ活動の紹介をすることで相互理解を深めました。
当社は「SANYO服福賞」の表彰を通じて、地域の子供たちに対してものを長く大切に使う心を育み、服や布のアップサイクルやエコな取り組みの実践を企業として応援しています。
- 「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」への協賛と企業賞「SANYO服福賞」について
当社はサステナビリティ活動「服育」の一環として、当社が本社を構える新宿区内で活動する新宿区立環境学習情報センター及びNPO法人新宿環境活動ネットが新宿版として独自に展開している「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛してきました。2018年には企業賞「SANYO服福賞」を企業として初めて創設し、子供たちが取り組んだ日記の中から服や布に関する優れた作品を表彰しています。2022年度は新宿区立小学校の児童(4~6年生)らに環境日記7,000冊を配布。5週間以上取り組んだ日記を対象にしたコンテストに対して区内24校より1,204点の応募があり、2018年の「SANYO服福賞」創設以来、過去最高の応募数となりました。
エコギャラリー新宿 「新宿区『みどりの小道』環境日記」について:
https://www.shinjuku-ecocenter.jp/midorinokomichi/
◆『新宿区「みどりの小道」環境日記コンテスト』応募数の推移
2022年度 | 1,204点(区内24校より) |
2021年度 | 1,193点(区内24校より) |
2020年度 | 747点(区内17校より) |
2019年度 | 1,061点(区内21校より) |
2018年度 | 910点(区内21校より) |
- オンライン表彰式・座談会について
例年、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催される「新宿こども環境シンポジウム」の中で「SANYO服福賞」の表彰式を開催してきましたが、2020年度からは新型コロナウイルス感染症の感染拡大の状況を鑑み、「SANYO服福賞」の表彰式・座談会をオンラインで実施しています。「SANYO服福賞」創設5年目を迎えた今年度は、参加した受賞者4名が環境日記に取り組んだ感想に加え、受賞者の中には保護者の方から譲り受けて大切にしている裁縫箱やぬいぐるみを紹介し、当社からは服育を含むサステナビリティ活動について紹介することで、服やものを長く使うことの大切さについて相互理解を深めました。
◆「SANYO服福賞」受賞者と受賞理由
<優秀賞 3名>
西新宿小学校 6年 | 会田 花乃 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、様々なアップサイクルを実践している |
淀橋第四小学校 5年 | 李 多恩 | 布や服に関する研究・探求心をもって取り組んでいる |
淀橋第四小学校 6年 | 嚴 嘏律 | オリジナリティのある発想でアップサイクルに取り組んでいる |
<特別賞 2名>
西戸山小学校 6年 | 顔 仁欣 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
早稲田小学校 4年 | 眞下 理子 | モノを大切に長く使う気持ちをもって、アップサイクルを実践している |
- 受賞者の声(※保護者からのコメント、環境日記の転載を含む)
◆優秀賞:西新宿小学校 6年 会田 花乃
(あいだ かの) さん
初めてSANYO服福賞を受賞して、うれしかったです。
着れなくなった洋服でまた別の物が作れることは環境にとても良いことだし、なにより楽しいです。また色々作ってみたいです。
(ご本人の環境日記より)
テレビで「着なくなった服をエコバッグに!」という番組を観て、服ってバッグにできるの!?と思い、挑戦してみました!
切って縫うことで、バッグの「まち」の大きさを自由にアレンジできて、使いやすいバッグを作ることができました!
◆優秀賞:淀橋第四小学校 5年 李 多恩(い だおん) さん
日記を書いていたときは自分が受賞できるなんて思いもしなかったのですが、このような賞を貰うことができてうれしいです。エコ活動に集中して取り組めたからだと思います。この素敵な体験をこれからも続けたいと思います。
◆優秀賞:淀橋第四小学校 6年 嚴 嘏律(おむ はゆる) さん
この度は、「SANYO服福賞」を受賞することができて本当に嬉しいです。この賞をとってから、家族のみんなでもっと環境のことを考えるようになりました。思い出にもなったし、今後も取り組んでいきたいと思います。
(ご本人の環境日記より)
「靴下 片方同士あわせてオシャレに♪」
私はよく片方の靴下に穴があきます。けれど捨ててしまうのはもったいないので、ほかの靴下とあわせてセットで履きます。このようにオシャレにすることは、ものを大切にすることにも繋がるのだと思いました。
◆特別賞:西戸山小学校 6年 顔 仁欣(がん じんきん)さん
(保護者の方より)
「SANYO服福賞」受賞のしらせを受けたとき、親子で大興奮でした。学校でも受賞したことを担任の先生に大いに評価いただき、嬉しいかぎりです。
子ども本人は手芸や図工が大好きで、学習の合間によく自分でアイデアを考えて、形にしています。今回受賞したことは子どものモチベーションにもなると思います。今後もエコを意識しながら、親子で生活していきたいと思います。
◆特別賞:早稲田小学校 4年 眞下 理子(ましも りこ) さん
受賞のお知らせを先生からもらったとき、びっくりしたのと、うれしい気持ちでいっぱいになりました。日記を書いて分かったことは、環境に優しい行動はとっても簡単で楽しいことだということです。最近では、捨てる前に何か他のものにできないかと考えるようになりました。これからも作ることを通して環境問題を考えていきたいと思います。
- 「SANYO服福賞」これまでの受賞者内訳
2022年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2021年度 | 7名(優秀賞4名、特別賞2名、SANYO服福マイスター1名) |
2020年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
2019年度 | 5名(優秀賞3名、特別賞2名) |
2018年度 | 5名(優秀賞4名、特別賞1名) |
- 当社の「服育授業」について
当社は、衣服を通じて豊かなこころを育む「服育」の一環として、 “服を大切に長く着る心”を育てる小学校での「服育授業」を2014年からスタートしました。2017年からは、当社が本社を構える新宿区内での取り組みとして、新宿中央公園内にあるエコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)で開催されている「こどもエコ広場新宿」や夏休みこどもエコ講座「エコにトライ!」にも参加し、地域の子供たちに向けた「服育授業」を行っています。
こうした服育授業の実績を活かし、2021年より三陽商会の企業サイト内に「学ぼう!服のこと ~服育動画~」のページを開設しました。当社では今後も継続して、幅広い年代に向けた学習の場を継続的に創出してまいります。
■当社の服育授業について:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/future_investment/about_fukukatsu.html
■「学ぼう!服のこと ~ 服育動画 ~」:
https://www.sanyo-shokai.co.jp/company/sustainability/fukuiku/
※『服育Ⓡ』は株式会社チクマの登録商標であり、株式会社チクマの使用許諾に基づき使用しています。
以上