日本製紙連合会主催「第19回手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催

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~兵庫県加古川市の山のアトリエ子供造形絵画教室が団体及び個人の部で最優秀賞を受賞~

日本製紙連合会は1月17日、「第19回手づくり絵はがきコンクール」の表彰式を実施しました。団体の部の最優秀賞を受賞し、また、個人の部でも所属する児童の作品が最優秀賞や特別賞を受賞した兵庫県加古川市の山のアトリエ子供造形絵画教室を訪れ、賞状・副賞の授与や記念撮影を行いました。

日本製紙連合会(東京都中央区、会長:加来正年)では、紙のリサイクルの大切さを実際に体験しながら学んでほしいとの願いから、2004年より小学生を対象にした「手づくり絵はがきコンクール」を開催しています。2022年に開催された第19回コンクールでは全国から3,352枚(団体応募:185件/2,890枚、個人応募:462枚)の応募をいただきました。
厳正なる審査の結果、団体の部の最優秀賞は山のアトリエ子供造形絵画教室(兵庫県加古川市)が受賞し、また全応募作品を対象にした個人の部では、山のアトリエ子供造形絵画教室の安田愛梨さん(6年生)の作品「お父さんといっしょに食べたとうもろこし」が最優秀賞、記村彩奈さん(5年生)の作品が特別賞を受賞し、日本製紙連合会では1月17日に同絵画教室を訪問し表彰式を開催しました。

日本製紙連合会主催「第19回手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催のサブ画像1_表彰式で記念撮影表彰式で記念撮影

表彰式では、各賞の賞状と副賞の贈呈に続き、当連合会理事長小川恒弘による講評・祝辞、山のアトリエ子供造形絵画教室を主宰する西ノ原菜於美先生による謝辞、記念撮影が行われました。西ノ原先生は今回の受賞について「絵はがきという小さなサイズの紙にどれだけ想いを込めてくれるのだろうと思いましたが、紙をつくる段階でこんな絵を描こうと思って紙を薄くしたり色を加えたりとアトリエの子供ならではの技法を使ってくれて、すごくいい作品になりました」とコメントされました。
なお、今回のコンクールの入賞作品や表彰式の模様については2月下旬以降、当会特設サイトにて掲載予定です(特設サイトのURLについてはコンクール概要に記載)。

【第19回手づくり絵はがきコンクール 団体の部及び個人の部 表彰式概要】
■日  時:2023年1月17日(火)17:00 ~
■場  所:山のアトリエ子供造形絵画教室(兵庫県加古川市)
■受  賞:団体の部 最優秀賞:山のアトリエ子供造形絵画教室(応募点数76作品/1~6年生)
              個人の部 最優秀賞:安田 愛梨さん(山のアトリエ子供造形絵画教室・6年生)
              個人の部 特 別 賞 :記村 彩奈さん(同・5年生)
■式次第:(1)表彰状授与:日本製紙連合会 理事長 小川 恒弘
     (2)講評・祝辞:日本製紙連合会 理事長 小川 恒弘
     (3)謝  辞   :山のアトリエ子供造形絵画教室 西ノ原 菜於美 先生
     (4)記 念 撮 影:代表の児童20名

【受賞コメント】
■団体の部最優秀賞:山のアトリエ子供造形絵画教室(西ノ原 菜於美 先生)
今まで教室では和紙を染めたりはしましたが、手づくり絵はがきコンクールには初めて出品させて頂きました。ほとんどのコンクールは四つ切りサイズの画用紙が多く、子供達がこの小さなハガキサイズの用紙にどれだけ想いを込めてくれるだろうと心配していたのですが、アイデアが豊富で想像していたよりも細かなところまで拘ってくれた作品が多く私も感動致しました。
やはり紙から自分でイメージし、自由に作れるという工程があったからこそ発想が豊かになり、上に描く絵を想像しながら色や透け感、異素材との組み合わせなどオリジナルの紙に仕上げてくれていました。描く絵にもコラージュやスパッタリングなど技法を用いたり、絵の具やクレパスなど数種類の画材を組み合わせ、それぞれが個性豊かに作品を完成してくれたことを嬉しく思います。
このような機会を与えて頂き、大賞に選んで頂きましたことを日本製紙連合会の皆様に心より感謝致します。本当にありがとうございました。

■個人の部最優秀賞:「お父さんといっしょに食べたとうもろこし」(安田愛梨さん・6年生)
私の夏の思い出といえば、小さい時からお父さんに何回も連れていってもらったとうもろこし狩りです。初めてもぎ取ったとうもろこしを食べた時の、甘さと、みずみずしさが忘れられなくて、とうもろこしを題にした作品をつくろうと思いました。
特に工夫したところや、難しかったところは、とうもろこし、一粒一粒、それぞれ少しずつ違う色で、みずみずしさや甘さなどを表現したことです。
それと、とうもろこしのひげは、紙ひもで一本一本少しずつ角度を変えてとうもろこしのふわっとしたひげの感じをだしたり、下の部分を茶色くして、より本物のとうもろこしに近づけていったことです。
6年生で初めて応募した作品が最優秀賞に選ばれて、びっくりしたのと同時にうれしさもこみあげてきました。選んでいただいて本当にありがとうございます。

日本製紙連合会主催「第19回手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催のサブ画像2_最優秀賞を受賞した安田愛梨さん(写真右)と特別賞を受賞した記村彩奈さん最優秀賞を受賞した安田愛梨さん(写真右)と特別賞を受賞した記村彩奈さん

日本製紙連合会主催「第19回手づくり絵はがきコンクール」表彰式を開催のサブ画像3_作品画像作品画像

日本製紙連合会は広報活動の一環として、2004年から全国の小学校の児童を対象に「手づくり絵はがきコンクール」を開催しています。紙のリサイクルを自分たちの手で体験することで、紙に親しみながら、リサイクルへの関心を高めてもらうことを目的とした当コンクールは、小学校の授業や課題、またご家庭における環境教育の一環として、例年全国から多数のご応募を頂戴しております。

【第19回手づくり絵はがきコンクール概要】
・応募条件:一度使った紙(牛乳パックやコピー用紙等)を再利用して作られた手すきの絵はがきを使用すること
・テーマ:「夏の思い出」
・募集期間:2022年7月1日~9月30日
・告知方法:当会ホームページ、新聞・雑誌・WEB媒体への広告出稿、ダイレクトメール等
・実    績:応募総数3,352枚(団体応募:185件/2,890枚、個人応募:462枚)
・賞及び副賞:
 団体:最優秀賞 1校(賞状、図書カード10万円)
    優 秀 賞 2校(賞状、図書カード3万円)
    特 別 賞 5校(賞状、図書カード1万円)
 個人:最優秀賞 1名(賞状、図書カード3万円)
    優 秀 賞 6名(賞状、図書カード1万円)※各学年1名
    特 別 賞 30名(賞状、図書カード3千円)
・参加賞:応募者全員にオリジナルノートをプレゼント、10名以上応募の学校及び団体には参加賞として3千円の図書カードを進呈
・結果発表:日本製紙連合会リリース(2022年12月22日)「第19回手づくり絵はがきコンクール結果発表」
   URL:https://www.jpa.gr.jp/file/release/20221222113037-1.pdf
・特設サイト:2月下旬に特設サイトにて一部入賞作品、表彰式の模様を掲載予定
   URL:https://www.jpa.gr.jp/about/pr/hagaki19/index.html

【日本製紙連合会について】
日本の紙・板紙・パルプ製造業の健全なる発展を図ることを目的に、国内の主要な紙パルプ会社によって構成された事業者団体(2023年1月現在:正会員31社、6団体)。委員会活動を中心に下記の事業を行う。
 1、会員相互の意見・情報の交換
 2、紙・板紙・パルプ製造業に関する内外調査、研究
 3、製紙業に関する情報、統計資料の収集、作成および提供
 4、製紙業に関する広報活動
 5、その他本会の目的達成に必要なる事
 

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