“日本発の海洋ごみ回収装置”によるHOT SPOT(海洋ごみが溜まる海岸)の回収量増加を目指し、寄付・協賛キャンペーンを開始しました。

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海洋ごみ問題解決に向けて活動するNPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(東京都千代田区、代表理事:江川裕基)は、団体創立2周年を記念して1月28日(土)に、ビーチクリーン等の活動で企業ロゴを横断幕の寄付・協賛キャンペーンを開始しました。
「海にある全ての海洋ごみを回収する」という想いのもと、今まで回収困難で放置されていた場所にある海洋ごみの効率的な回収方法確立に挑戦していきます。

クリーンオーシャンアンサンブルは、”海洋ごみゼロの社会”を合言葉に、2020年から活動を始めた日本発祥の団体です。
世界中の綺麗な場所と汚れている場所を見てきた代表がJICA海外協力隊で出会った環境分野の仲間と共に海洋ごみ問題解決のために立ち上げた環境団体です。
回収に特化した団体を目指し、今まで回収困難と言われていた場所(人がアクセスすることが難しい崖の下等)にある海洋ごみの回収方法確立に挑戦しています。

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2年間のビーチクリーン活動による現場経験から「海洋ごみが溜まる海岸と溜まらない海岸がある」ということに気づき、海洋ごみの流れ方や溜まり方にはある一定の法則があると仮説を立て、この法則を利用した海洋ごみ回収装置開発に着手しました。

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地元漁師の協力を得て臨んだ海洋ごみ回収装置一号機(全長5メートル)は、一つの海洋ごみを回収することなく失敗に終わりました。
範囲が狭すぎた事と回収ポケットがなかった事が原因だと考え、二号機は4倍の全長20メートルで真ん中に回収ポケットを設置しました。

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20日間の実証実験で二号機で回収できた海洋ごみはたったの0.02Kgでした。

 

ここで改めて洋上回収の難しさを実感し、分野の垣根を超えた協働ができる共同体構築を目指します。
大学や企業等へコンタクトを取り、プロボノメンバーを募集し、流体力学やAIの知見を活かした調査スキームを設計しました。

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平面図。二号機ではIの字設置だったため、真ん中の回収ポケットに海洋ごみが入らなかった。Uの字設置に変えることで真ん中のポケットへ海洋ごみを誘導する。

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断面図。水面のみを網でカバーすることで浮いてくるプラごみを回収し、魚は逃げられる仕組みにする。

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潮流・波・風等によって運ばれてくる海洋ごみは回収ポケットに入っていく。

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戻り流による海洋ごみのリリースを防ぐために一方通行のみ開く扉(逆止弁)を導入する。

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製作途中の三号機(全長30メートル)

今まで回収困難と言われていた場所にある海洋ごみ回収方法を確立させるために、分野の垣根を超えた共同体を発展させながら活動してまいります。
全ての海洋ごみを回収するための回収装置開発による回収量増加という挑戦に向けて、ビーチクリーン等の活動で企業ロゴを横断幕の寄付・協賛キャンペーンを開始しました。海洋ごみゼロの社会の実現に向けて、皆様から温かなご支援をいただけましたら幸いです。

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組織概要

・名称:NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル
(NGO Clean Ocean Ensemble)
・住所: 東京都千代田区平河町1-6-15USビル8F
・設立:2020年12月10日
・代表理事:江川 裕基
・主な活動エリア:香川県小豆島
・公式サイト:https://cleanoceanensemble.com

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