「Glocalist」5か国サービス提供開始ならびに資金調達完了のお知らせ

SDGs/ESG時代の複雑化する海外ビジネスリスクを一元管理で解決

株式会社Glocalist(本社:東京都港区、代表取締役:吉川 真実)は、海外進出した企業のビジネスのリスクを検知・共有・整理するグローバルリスクマネジメントツール「Glocalist」のベトナム・インド・タイ・インドネシア・マレーシア版、計5カ国でのサービス提供を正式に開始したことをお知らせします。同社は既に「Glocalist」ベトナム・インド版を2022年10月より試験的にサービス提供開始しており、サービス提供国はこれで5か国となります。
今回までに約1.3億円の外部資金調達の実施を完了しており、調達した資金は、さらなる機能拡充および拡販のための体制構築にあてる予定です。今後は、日系企業ならびにEU企業・US企業が海外展開している上位国11か国13エリア(*1)に対応予定で、さらなるエリア拡大も進めていく予定です。

  • 「Glocalist」 について

Glocalistは海外ビジネスのリスクを即時検知・共有・一元管理するグローバルリスクマネジメントツールです。

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Glocalistが提供する『公告データベース』をはじめ各種機能により、海外ビジネスリスクを即時検知し迅速な対策を行うことで、現地事業撤退や予想だにしない制裁金を回避する等、適切なリスクテイクで事業損失を大幅に軽減。

SDGs/ESG時代に求められる企業経営とリスクマネジメントの展望を実現でき、事業リスクを事業機会へと繋げることができます。

 

 

  •  ローンチの背景 ・目的

 日系企業の海外拠点数は、2005年の35,134拠点から現在は229%増(*2)とコロナ禍でも'貿易'から'現地拠点化'へ増加の一途を辿っています。一方で、進出国政府の不透明な制度や突然の規制変更が原因で事業継承に支障をきたした日系企業の割合は41.8%と(*3)、約半数に上る企業が現地の対応の難しさに直面しています。
 また近年、企業の社会課題に対する取組みが、慈善的な色合いから経営戦略そのものへと変化した「SDGs/ESG(*4)時代」へと突入。さらに、経営戦略上対応すべき重要リスクとして「地政学リスク」「カーボンニュートラル含めた環境政策等、各国の政策や法規制リスク」「経済安全保障リスク」の存在感が急速に高まっています。
 今回、同社はSDGs/ESG時代の複雑化する海外リスクへの課題・サプライチェーン管理への影響などを解決すべく、信頼性の高い現地情報をリアルタイムで届け、さらに一元管理・可視化・コミュニケーションを行える、次世代グローバルリスクマネージメントツール「Glocalist」を開発しました。 

 

 

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*1:インド・ベトナム・中国(本土・香港・台湾)・アメリカ・シンガポール・タイ・インドネシア・フィリピン・ドイツ・メキシコ(2023年2月時点対応国:ベトナム、インド、タイ、インドネシア、マレーシア)
*2:外務省2019・2020年調査
*3:JETRO2020年アンケート
*4:財務情報に加え環境(Environment)、社会(Social)、それらを支えるガバナンス(Governance)等非財務情報を経営に考慮する動き

  • 「Glocalist」 主な機能

【Publications】~信頼できる一次時情報を24時間以内に配信~

各国の官公庁・地方自治体・外郭団体が発信する情報を発信から24時間以内に現地語/日本語/英語に翻訳して掲載。情報の迅速な探知が可能に。

【Suggestions】~専門家が現地リスクを解説~

弁護士など、各国の事情や法律に精通した専門家による解説記事を掲載。個人情報保護法や労働法、税制など、変化をとらえておきたいトピックを素早く体系的に理解できるようになります。

【Risklist】~リスクをタグ付け、一覧化~

「Publications」「Suggestions」をピックアップし、自社ビジネスに重要度の高いリスクをタグ付け管理・共有。組織×タグ×ステータスでより細かな管理をし、対策の実行スケジュールを管理・対応漏れを防げます。

【Actions】~リスクごとに対策を登録~

進捗管理まで一元管理ピックアップしたリスクに対して、どのような対策を取っていくか管理。タスク管理やユーザー同士のコミュニケーションが可能で、リスクの探知から整理、打手の遂行までGlocalistで一元管理が可能に。

 

 

  • 「Glocalist」で解決できる事

【想定例(1)】~世界的なパンデミックにも即時適切な対応が可能に~コーポレート機能のグローバル化を実現

近年のCOVID-19感染対策は国や地域によって対応は様々。ベトナムでは、感染対策に伴い移動の引き締めの強化措置を行ったため、省を跨ぐ国内移動が不可となり、サプライチェーンの寸断・停滞が発生しました。「海外子会社はM&Aで取得したため、既に存在する仕組みに従った運営が為されており、指示を出し辛い」「海外展開は事業部主体で推進されているため、後追いのコーポレート部門が事業部側に付加価値を示せていない」「本社コーポレート部門が、各事業の詳細・現状・法規制およびその当局方針といった現地情報を即時で取得する情報流を構築できていない」等、迅速な対応が必要な時に、社として速やかなリスク管理・対応ができるよう、Glocalistの「Actions」「Risklist」の活用でリスクの即時共有・一元管理が可能になります。

【想定例(2)】~不要な制裁金を回避~国際法やグローバルガバナンスへの適合化

中国の現地独禁法に抵触したため、6億6,900元(約120億4,200万円)の制裁金が発生した事例が過去にあります。このような「国内の体制整備が十分でないため、海外への的確な指示が行えない」「日本国内法に準拠したリスクマネジメント方針・マニュアル・実例集は出来上がったが、 グローバル基準への適合と、そのレベルでの方針・マニュアル・実例集の作成・翻訳が間に合っていない」「海外グループ会社からリスク検知の報告が上がってきても、コーポレート部門が適切な評価分析・対策の指示が出せず、結果、海外グループ会社の独断が横行している (海外グループ会社の判断が、現地法は遵守していても、国際法やグローバルガバナンスには抵触していることもある)」など、複雑な現地法や国際法・グローバルガバナンス等に適合した対応になっているかを、Glocalistの「Suggestions」機能を活用し安心して対策を運用する事で、様々なリスク回避が可能になります。

  • 「Glocalist」 料金体系

■まずは情報収集したい方におすすめ

「lightアカウント」  月額48USD/ 6,380円/1ID/1license(国)(一部機能制限あり)

■「Glocalist」のすべての機能が使える

「basicアカウント」 月額96USD/13,200円 /1ID/1license(国)

詳細→サービスサイトURL:https://glocalist.world/

 

*30日間無料トライアルあり

*円表記は年1回為替変動により改定予定(毎年10月発表/翌1月適用)*価格は税込表示

  • 株式会社Glocalistについて

■会社概要

【会社名】
 株式会社Glocalist
【所在地】
 東京都港区浜松町2丁目2番15号 浜松町ダイヤビル2F
【代表者】
 代表取締役CEO 吉川 真実
【設立】
 2020年6月5日
【事業内容】
 グローバルに事業を展開する企業様向け
 基幹システム・ソフトウェアの研究・開発・運営・保守
【資本金】
 13,755万円(資本準備金等含む)
【URL】
 ●「Glocalist」サービスサイト
  https://glocalist.world/
 ●コーポレートサイト
  https://glocalist.co/

■資金調達概要

【累計調達金額】
 約1.3億円
【投資家(敬称略、順不同)】
   クオンタムリープベンチャーズ株式会社
   株式会社サイバーエージェント・キャピタル
   株式会社ココナラスキルパートナーズ
   株式会社ゼロワンブースターキャピタル
   MS・HAYATE1号投資事業有限責任組合
【資金使途】
 さらなる機能拡充・サービス提供国(版)の拡大
 拡販のための体制構築
 

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