業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」

0
529
業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のメイン画像

2023年2月28日(火)16:00~(事前予約制)、ホテルグランドアーク半蔵門にて開催

「おいしい漁業が、続く社会を。」をコンセプトに、サステナブルな漁業・養殖業の推進を行う株式会社UMITO Partners (本社:東京都渋谷区、代表取締役:村上春二)は、株式会社水産経済新聞社(本社:東京都港区、代表取締役安成就三)と共同で、2023年2月28日(火)に、シンポジウム「若手が担う水産未来 2023〜ITと漁業・流通現場〜」を開催します。
本シンポジウムは、基調講演と、パネルディスカッションの2部構成で実施します。基調講演には漁業情報サービスセンター専務理事/黒萩 真悟氏が登壇し、パネルディスカッションでは、次世代の水産業を担う若手漁業者や小売業、IT企業関係者が、水産業発展のためのIT活用における課題と可能性について議論を行います。

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像1

  • 開催の背景

海洋環境の変化や漁獲量の減少が顕在化する昨今、水産物の偽装表示や違法・規制外流通等の課題は、水産資源の持続性と漁業や流通企業の持続的な経営に甚大な悪影響を及ぼす可能性があると考えられます。日本における水産資源の持続的な利用を実現し、水産業が憧れの産業に変貌する為に現在水産業界では、ITの活用が不可欠とされています。

今回、株式会社 UMITO Partnersと株式会社水産経済新聞社は、本シンポジウムの開催により次世代の水産業を担う若手漁業者と小売流通業者、IT企業及び小売流通現場が考える課題と協働することで可能になる課題解決の道筋等について議論を行い、各現場の実態と理想の未来を見据えた水産業のさらなる発展への一助とすることを目指します。

また、本シンポジウムの開催は、翌3月1日から同会場で全国漁業協同組合連合会が開催する 「第28回全国青年・女性漁業者交流大会」と連続して行われます。同大会への各都道府県から の参加者(都道府県ごとに選出された漁業者、行政・漁協職員等)に加え、全国漁業協同組合連合会及びJF全国漁青連をはじめとする多数の業界団体のご協力により、全国の若手漁業者に幅広く参加を呼びかけ、オンラインでの参加も受け付けることで、開かれた意見交換の場とすることを目的とします。
 

  • 開催概要

【開催名】    UMITO Partners&水産経済新聞 共催シンポジウム
                  「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」
【日時】      2023年2月28日(火)16:00~18:00
【場所】      ホテルグランドアーク半蔵門(東京都千代田区隼町1-1)4F 富士の間
【運営組織】  主催:株式会社UMITO Partners、株式会社水産経済新聞社
        後援:全国漁業協同組合連合会、一般社団法人大日本水産会、公益社団法人全国漁港漁場協会
        協力:JF全国漁青連

<一般参加者 お申し込みURL>

https://forms.gle/4BrseJeyzbCdKEyJA

<報道関係者様 お申し込みURL>

https://onl.la/S9k2Jmn

取材・参加に関するお申し込みは上記フォームよりお願いいたします。登壇者への個別取材をご希望の方はフォームにてご記入ください。なお、第二部 懇親会は関係者向けの限定開催となっておりますこと、ご了承いただけますようお願いいたします。

【新型コロナウィルス感染予防対策について】
・当日 37.5 度以上の発熱症状があり呼吸器症状がある方、 罹患者と濃厚接触した可能性がある方のご参加はご遠慮いただきますようお願い申し上げます。
 ・ご来場の際は、マスクの着用をお願いいたします。 
・会場入場受付時に発熱症状(37.5 度以上)が見られる方は、ご入場をご遠慮いただきます。 
 

  • 概要・登壇者

1) 基調講演 

「水産業のスマート化 現場と今後の方向性~JAFICの取り組みを事例として~」


 

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像2

黒萩 真悟 氏 / 一般社団法人漁業情報サービスセンター 専務理事


 鹿児島県・伊佐市出身。鹿児島大学で水産を専攻し水産庁に入庁。漁業制度に関する知識は庁内でも指折りの存在として一目置かれ、長年、漁業管理・調整・取締に関わりながら、沿岸から遠洋まで国内の漁業実態に精通。増殖推進部長を最後に水産庁退官までの5年間は日本水産業の成長産業化の柱と言える養殖業成長産業化総合戦略や、スマート水産業の展開に向けたロードマップの策定にも深く関わった。現在は、一般社団法人漁業情報サービスセンターの専務として、民間の立場から水産現場へのIT活用推進に尽力している。

 

2)パネルディスカッション「ウミも漁師も豊かに〜ITと漁業・流通現場〜」


次世代の水産業を担う若手漁業者、小売流通業者、IT企業関係者などの登壇者による水産業発展におけるIT活用やDX推進による課題と可能性について議論を行います。

<パネリスト>

■漁業者 

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像3

小笠原宏一 氏 / 北海道苫前町 (北海道漁青連副会長)


生まれ育った北海道北西部苫前町で漁業を始め、漁師として生活する中で地域漁村コミュニティの縮小を目の当たりにし地域づくりに奔走する。その後、サステナブルな漁業を推進する村上春二氏(現・株式会社UMITO Partners 代表取締役)に出会ったことがきっかけとなり2019年にミズダコ樽流し漁業改善プロジェクトを始める。100年後も豊かな海を、いなか町の漁村コミュニティを未来に繋ぐことを消費者と共に目指すinakaBLUE(イナカブルー)を立ち上げ、茹蛸ブランドReTAKO(リタコ)を販売し活動中。
 

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像4

川畑友和 氏 / 鹿児島県指宿市山川 (全国漁協青年部連合会 会長理事)


鹿児島県の高校から茨城県の大学を卒業。青森県のウラン濃縮・再処理工場にて勤務後、地元鹿児島県に近い、九州電力管内の原子力発電所で働いたことをきっかけに、脱サラして家業の漁師を継ぐ。現在は、鹿児島県指宿市山川町にて2か所の定置網漁業を営みながら、プロのダイバーとして船舶ドッグや、海洋環境を改善すべく鹿児島県内の各所と協力しながら藻場造成活動を行う。現職であるJF全国漁青連会長理事に就任後は、稼業を営みながら、全国各地にて藻場造成等の海洋環境改善活動や講演を行うなど精力的に活動中。

 

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像5

宮本洋平 氏/ 山口県下関市  (山口県以東機船底曳網漁業協同組合代表理事組合長)


大学卒業後、商社勤務を経て祖父の時代から続く漁業会社、有限会社昭和水産に入社。愛媛県と山口県の2拠点体制にて沖合底曳網漁船3ヶ統6隻を運行・経営する傍ら、産直事業や飲食事業にも着手し自社独自の流通システムを確立。2020年からは山口県以東機船底曳網漁業協同組合 代表理事組合長として「下関おきそこ」船団のデジタル化と業界の発展に取り組んでいる。

■水産関連IT企業

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像6

水上陽介 氏 / オーシャンソリューションテクノロジー株式会社(長崎) 代表取締役 


会社設立以来「トリトンの矛」の開発に携わっており、2020年に前代表取締役の後を継ぎ代表に就任。漁業者との対話が最も重要との考えのもと、企業理念に基づき、現場だけに注力するのでなく業界関係者全てに対し中立のスタンスを取っている。「地域コミュニティ」の堅持と発展を大切にし、破壊的イノベーションというアプローチではなく、包摂的なイノベーションを未来の水産業のあるべき姿と捉え、実現すべく邁進している。

 

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像7

新藤克貴 氏 / 株式会社ライトハウス(福岡) 代表取締役CEO


1987年生まれ。東京大学経済学部/経済学研究科にて製造業の事業転換に関する研究に従事。経営コンサルティング会社戦略部門にて主に新規事業開発やマーケティング等のプロジェクトを担当。ヘルスケアスタートアップを共同創業し、取締役CFOとして事業戦略策定と資金調達をリードした後、2017年に株式会社ライトハウスを設立し、現職。メインサービスである、漁船向け操業効率化IoTサービス「ISANA」は全国1,000隻以上の漁船に搭載され、日々漁業者の操業をデジタル面からサポートしている。

■消費者市場

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像8

大隈祐哉 氏 / グリーンコープ生活協同組合連合会(福岡) 商品本部本部長


2010年グリーンコープ生活協同組合連合会に入協。商品開発部署のお魚担当を務める。その後、グリーンコープ生協ふくおかへ出向し現場で実際に組合員配達を行う。2015年グリーンコープ生活協同組合連合会へ帰任後、カタログ製作部署の企画部 利用推進課の課長として着任し、企画部長、企画本部長を経て、2020年~商品本部本部長。

<モデレーター>

業界を超えた連携で“ヒトもウミも豊かな漁業”を目指す。UMITO Partnersと水産経済新聞でシンポジウムを初の共同開催「若者が担う水産未来 2023 〜ITと漁業・流通現場〜」のサブ画像9

村上春ニ 氏 / 株式会社UMITO Partners 代表取締役


サンフランシスコ州立大学にて自然地理学とビジネスを専攻。パタゴニア日本支社で勤務及びフリーランスライターとして活動し、米国に所在する国際環境NGO Wild Salmon Centerの日本コーディネーターとして勤務。その後国際環境NGO オーシャン・アウトカムズ(O2)設立メンバーとして日本支部長に就任し、国内外の漁業現場のサステナビリティを支援。同組織は2018年にシーフードレガシーと合併し、取締役副社長/COOとして就任し漁業・科学部署と事業開発部署を統括。2021年株式会社UMITO Partnersを設立し漁業者・企業・料理人・自治体などと連携し、サステナブルな漁業や地域のために伴走する。
 

  • UMITO Partnersについて

「ウミとヒトが豊かな社会の実現」をビジョンに、サステナブル漁業プロジェクトやMSC漁業認証取得支援を始め、環境・経済・社会のバランスが取れた持続可能(サステナブル)な漁業への転換を推進する会社です。地域や漁業のサステナビリティの必要性に共感くださる方々(パートナー)と共に、様々なサービスやコーディネーションを通して、獲って食べて未来につづく「おいしい漁業」を創出し、ウミとヒトの豊かな関係性に貢献します。(URL: https://umitopartners.com/ 

<支援プロジェクト>

・岡山県瀬戸内市邑久町垂下式カキ漁のMSC漁業認証取得支援
・広島県倉橋島垂下式カキ漁改善プロジェクト(FIP)※1
・北海道苫前町ミズダコ樽流し漁業改善プロジェクト(FIP)
・北海道マイワシ漁業改善プロジェクト(FIP)
・宮城県気仙沼ヨシキリザメ・メカジキはえ縄漁業改善プロジェクト(FIP)
・千葉県船橋市東京湾スズキまき網漁業改善プロジェクト(FIP)
・熊本県天草市マダイ養殖業改善プロジェクト(AIP)/ ASC認証取得支援
・和歌山県那智勝浦町ビンチョウマグロはえ縄漁業改善プロジェクト(FIP)
・宮城県女川町ギンザケ養殖業改善プロジェクト(AIP)/ ASC認証取得支援
 

  • UMITO Partners 会社概要

会社名;株式会社UMITO Partners
所在地:東京都渋谷区渋谷1-23-21渋谷キャスト1-2F
代表:村上春二
設立:2021年6月1日
事業内容:
水産エコラベル認証取得に関するコンサルティング事業
地域サステナビリティに関するコンサルティング事業
サステナブルファイナンスに関するコンサルティング事業
サステナビリティに関する事業開発・実行支援・戦略立案コンサルティング事業
サステナビリティに関するプラットフォーム事業

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください