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2023年3月1日(水)午後2時よりオンライン開催(同時通訳あり)
国際機関日本アセアンセンター(所在地:東京都港区、事務総長:平林国彦 以下、センター)は、3月1日(水)14:00-15:30(日本時間)に、「第2回ASEAN-Japan海洋プラスチック教育シンポジウム」をオンライン開催します。本シンポジウムでは、2022年度にセンター主催の日本アセアン・エコスクールに参加した日本とASEAN8カ国(ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、タイ)の選抜校の生徒が、自ら考え実施した海洋プラスチック削減に関する取り組みを紹介します。開会式では、ASEAN事務局 社会・文化共同体(ASCC) 事務局次長Ekkaphab Phanthavong氏並びに日本政府 環境省 水・大気環境局長 秦康之氏が歓迎と開会の祝辞を述べる予定です。なお、本シンポジウムは「日本ASEAN友好協力50周年」記念事業として認定されています。
センターでは小学校から高校までの生徒を対象とした日本アセアン・エコスクール・プロジェクトを2021年度より実施しており、海洋プラスチック廃棄物に関する意識向上を推進しています。同プロジェクトは初年度、広島ASEAN協会の協力のもと広島で実施され、インドネシア、マレーシア、フィリピンのASEAN3カ国が参加しました。今年度は、ASEAN8カ国と日本国内4県に広がり、約7000名の小中高生が参加しました。エコスクールは主にオンラインで実施され、講義は2021年3月にセンターが主催した「未来のリーダー達による国際海洋プラスチックごみに関する日ASEAN協力宣言」プロジェクトにて学生イニシアティブを起草・発表した日ASEANの学生フェロー10名が、対象者別に10言語(日本語、英語、マレー語、インドネシア語、ラオス語、クメール語、ビルマ語、ビサヤ語、タガログ語、タイ語)で行いました。
本シンポジウムでは、生徒による発表に加え、東京湾で採取した海洋プラスチックごみを取り入れて作ったキャンドルホルダーを使用した、「よりきれいな海のために、エコ・ライフ習慣をはぐくむ」誓いを象徴するセレモニーも行います。日ASEANの学生フェローがキャンドルに光を灯し、同じ志を持つ日本とASEAN諸国の協力団体にその灯をつなぎます。
日本アセアン・エコスクール・プロジェクトは、ERIAの海洋プラスチックごみに関する地域ナレッジセンター(Economic Research Institute for ASEAN and East Asia, Regional Knowledge Centre for Marine Plastic Debris:RKC-MPD、ジャカルタ所在)、国際連合人間居住計画(ハビタット)フィリピン、ブルネイ政府 教育省Skip Navigation Links Science Technology Environment Partnership Centre (STEP Centre)、カンボジア政府 環境省、ラオス政府 天然資源環境省と協力して実施しています。
<開催概要>
日時: 2023年3月1日(水)14:00-15:30(日本時間)
会場: オンライン
言語: 英語と日本語(同時通訳あり)
登録: 無料
対象: 小中高、海洋プラスチックごみ問題に関心のある大学生・社会人
参加登録などイベントの詳細は、下記センターのウェブサイトをご覧ください。
URL: https://www.asean.or.jp/ja/centre-wide-info/20230216/
<<国際機関日本アセアンセンター>>
正式名称:東南アジア諸国連合貿易投資観光促進センター
ASEAN10ヵ国政府と日本政府により1981年に設立。貿易・投資・観光・人物交流の 4 分野を軸に、ASEAN諸国から日本への輸出の促進、日本とASEAN諸国間の直接投資、観光及び人物交流の促進を通して、日本とASEAN諸国との関係促進に貢献する国際機関です。
URL:https://www.asean.or.jp/ja/