郷土料理「鯛さつま」を作り、地元の海や魚について学ぶ体験型学習イベント「鯛さつまを作ってみよう!~捨てちゃうなんてもっタイない~」開催

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2023年2月23日(木・祝) 【太陽市キッチンスタジオ】

海と日本プロジェクトinえひめ実行委員会は、愛媛県内の小・中学生とその保護者を対象に、愛媛県の郷土料理である「鯛さつま」作りを通して地元の海や魚に親しんでもらおうと「鯛さつまを作ってみよう!~捨てちゃうなんてもっタイない~」を2月23日(木・祝)に開催いたしました。海と日本プロジェクトinえひめの推進パートナーである宇和島市蒋渕(こもぶち)にある「企業組合こもねっと」の高木元さんの指導のもと、鯛の骨まで捨てるところなくすべてを使い「鯛さつま」を作り試食しました。また、高木さんから簡単に鯛を捌く方法や、簡単にできる一夜干しや宇和島鯛めしの作り方を教えていただき、海の命の大切さについて学びました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

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  • イベント概要

・開催概要:愛媛県の郷土料理である「鯛さつま」作りを通して、地元の海や魚について親しみ、海の恵みのありがたさ、海に今起きている問題について考えてもらう体験型学習イベント
・日程:2023年2月23日(木・祝)9:30~13:00
・開催場所:太陽市キッチンスタジオ
・参加人数:親子6組12名
・協力団体:企業組合こもねっと
 

  • こもねっとの鯛さつまは骨まで使って捨てるところがありません!

「企業組合こもねっと」が生産している鯛さつまは、三枚おろしの骨の部分をペーストにして作ります。まず、骨と少し身のついた部分を圧力鍋で1時間ほど加熱します。すると、骨もそのまま食べられるくらいホロホロになります。これをフードプロセッサーで攪拌し、最後に圧力鍋で加熱した際の鯛のお出汁と麦みそを混ぜて鯛さつまを完成させます。鯛1匹を骨まで使って調理するので捨てるところがなく、とてもエコな料理です。子どもたちは「骨の部分がこんなに美味しく食べられるんだ!」ととても驚いていました。また自分で手間をかけて作った料理の味は格別です。初めて食べた子どもたちも多かったですが、みんな大満足の表情を浮かべながら食べていました。

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  • 鯛のさばきは几帳面にしなくていいのです!

鯛の簡単なさばき方についても教えていただきました。骨まで使うのだから、きれいな三枚おろしにしなくても大丈夫!キッチンばさみなども使いながら、簡単に安全にさばく方法を教わり、参加した保護者も「これなら家でもできそう」と話していました。また市販のそうめんつゆなどを使って簡単にできる「宇和島風鯛めしの作り方」や「一夜干しの作り方」も教わり、「家で作る機会が増えそう」「魚を買う機会が増えそう」と参加者の間で盛り上がりました。

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  • 参加した子ども・保護者からの声

・コロナの影響で、家庭科の授業で調理実習がなくなってしまったので、魚を調理する機会を得ることができて大変良かった。
・難しかったけどとても楽しかった。家でもまた挑戦したい。
・釣りが好きなので、自分で釣った魚でさつまや一夜干しを作ってみたい。
・捨てるところなく魚を使うのはとても良いことだし、とても美味しくて驚いた。

<団体概要>

団体名称:海と日本プロジェクトinえひめ実行委員会
URL:https://ehime.uminohi.jp/
活動内容:愛媛県内の「海」を中心とした、食・文化・スポーツ・お祭り等の活動のムーブメント作りのための情報収集、イベント活動の広報を実施。

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日本財団「海と日本プロジェクト」

さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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