<「私こそ」から、はじめよう。>京都女子大学が国際女性デーに新聞広告で女性にエール2/25(土)にはHAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023を開催しました

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〜ジェンダー平等社会の実現に向けて、意思決定の場に女性を~

京都女子大学(京都府京都市、学長:竹安栄子 以下、京都女子大学)は、2020年に策定した第二次グランドビジョンのもとに、女性のエンパワーメントを推進する「HAPPY WOMAN®」との産学連携プロジェクトや、ジェンダー教育研究所の開設など様々な施策で、社会の中でリーダーシップを発揮する女性の育成に取り組んでいます。その活動の一環として、2020年から毎年、国際女性デーに新聞広告を掲載。社会を動かすリーダーを目指す女性を応援し、背中を押すためのメッセージを発信しています。3年目となる今年も、2022年3月8日(火)国際女性デー当日に朝日新聞に広告を掲載。国際女性デーに先立ち、2月25日(土)にはHAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023を開催しました。

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●広告メッセージ全文

「私こそ」から、はじめよう。

「私なんか」。
リーダーになるチャンスがあるのに、
いつもそう言って、後ろに下がってしまう。

なぜなんだろう。

自分に自信がないから?
女の子は控え目な方がいいよと、
周りから言われ続けてきたから?

だけど、気づいた。
「私なんか」は、「ほんとはやりたい」の裏返し。

だったら、やってみればいい。
だって、世の中には、おかしいことや、
変えなきゃいけないことが、たくさんある。

自分なりのやり方で、みんなの前に立って、
みんなと一緒に、変えていけばいい。

何かを変えたい、実現したい。そう思ったら
「私なんか」じゃなく、「私こそ」。その一歩が、みんなにとっての勇気になる。

女性の力を、社会を動かす力に。
京都女子大学

●新聞広告 企画意図
海外に比べて、ジェンダー平等では大きく出遅れている日本。政治やビジネスなど主要な意思決定領域で活躍できる女性リーダーの育成が大きな課題となっています。女性は控えめな方がいい、といった古いイメージや、自分の能力や実績に自信が持てない若い女性が多いことも、女性リーダーが増えない要因のひとつだと考え、今回の新聞広告を企画。「私なんか」と後ろに下がるのではなく、「私こそ」と自信を持って前に出ていく女性になってほしい。そんなメッセージをストレートに伝えるコピーとビジュアルに、古い考え方に捉われず、自分の力を信じて社会で活躍できる女性の育成を目指す、本学の想いを込めています。
 

  • HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023

2023年2月25日(土)に「国際女性デー|女性の生き方を考える日
HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023」を開催しました

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京都女子大学では学生が企業の方々と関わりながらSDGs目標を踏まえた社会問題の解決策を考えるプロジェクト「Happy Action Labo」に2021年から取り組んでいます。このプロジェクトを通して変革を担うチャレンジ精神と世界の変化を見通すことのできるグローバルな視野を備えた女性を育てていきたいと考えています。
その活動の一環として、2023年2月25日(土)に「HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023」を京都女子大学内にて開催しました。「新たな時代の女性の生き方を考える一日」として、第一線で活躍するゲストとのトークセッションや、学生によるプレゼンテーションを実施。社会課題解決に向けての様々な意見やアイデアが飛び交い、参加した大学生や高校生にも刺激溢れるイベントとなりました。

主催:HAPPY WOMAN実行委員会   共催:京都女子大学
 

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●イベント登壇者

<主催者・共催者>
・小川 孔一氏(HAPPY WOMAN代表)
・竹安 栄子氏(京都女子大学 学長)
・手嶋 昭子氏(京都女子大学ジェンダー教育研究所 所長)

<MC>
・矢作 麗氏 フリーアナウンサー(京都女子大学 卒業生)

<トークセッション1>

「日本経済の活性化は女性の力で」

・竹安栄子氏  京都女子大学学長
・戸田香氏       朝日放送テレビ株式会社(株式会社デジアサ取締役)、
        京女ジェンダー教育研究所助教(※2023年4月就任予定) (京都女子大学 卒業生)
・山口雅代氏  三菱UFJ銀行 西院支店長(京都女子大学 卒業生)

<トークセッション2>

「私たちができるSDGs」

・MAGGY(マギー)氏  ファッションモデル
・Happy Action Labo 学生
 
<学生プレゼンテーション>

「社会課題解決につながるプロジェクト」をテーマにプレゼンテーション

協力企業の方々とワークショップを実施し、3チーム20名が考えた企画をプレゼンテーションしました。
Happy Action Laboホームページで、イベントレポートを掲載する予定です。

<HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023詳細>
https://www.kyoto-wu.ac.jp/kwu-hwphal/assets/images/HAPPY_WOMAN_FESTA_2023.pdf

※イベントは終了しています。
 

  • 学生プレゼンテーション抜粋

第一部では「Happy Action Labo」の学生が、これまでのワークショップの成果を発表。20名の学生が「チーム 椿」「チーム MANATY」「チーム 藤の花」の全3チームに分かれ、「社会課題解決につながるプロジェクト」をテーマに、2030年の目標とそれを実現するためのアイデアをプレゼンテーションしました。

◇チーム 椿
日本のジェンダー・ギャップ指数の総合順位が146か国中116位と低いことに着目。そのひとつの要因として「性教育」の在り方について議論しました。女らしさ・男らしさの押しつけ、多様な性を生きる人を取り巻く制度、多様な性への無理解・性教育が充分に行き届いていないなどの問題点を紹介。性に関するさまざまな声を聴く、発信することで多様な性への理解を促していきたいとプレゼンテーション。

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◇チーム MANATY
「フードロス問題」に着目し、フードロス削減を目指すアイデアを発表しました。
学生たちは社会問題を調べる中で「自分自身、食品ロス問題に対して当事者意識が乏しかった。522万トンという大きい数字ではわかりづらいものの、東京ドーム4個分ほどのロスが毎年あることに驚いた。」
「現状の深刻な問題を知り、「私だけでもやろう」と意識を変え、主体的に取り組むことが大切」と意見を述べた。フードロスの削減については 「他人事」から「自分に関わること」だと意識を変え、一人一人が過剰除去の実態を知り、使い切る量だけ購入するなど家庭でできることを意識することが重要だと訴えました。

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◇チーム 藤の花
SDGs目標の「11.住み続けられるまちづくりを」に注目。空き家の増加、来客数の減少、高齢化などの問題を抱えている商店街があることを知り、地域コミュニティとしての役割を果たす商店街の在り方についてプレゼンテーション。ワークショップに参加した協力企業の方からは「なぜ来客数が減っているのか、なぜ高齢化が進んでいるのかなど、なぜかを深堀していくとまた違うアイデアが生まれるのではないか」と具体的なアドバイスも受けました。

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「Happy Action Labo」の学生は学内ネットワークにて広く募集をしました。その結果、ゼミや学部に関わらず、SDGsに関心があり、自ら議論したいと考えている学生が参加しています。さまざまな学部からの学生が集まったことで、個人の専門領域に偏ることなく柔軟な発想が生まれ、異なる視点からのディスカッションをすることができました。
 

  • Happy Action Laboについて

「HAPPY WOMAN®」との産学連携プロジェクト。本学の学生が企業の方々と関わりながら、様々な社会問題の解決を探究しています。

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学生が実際に企業で働く方々から話を聞き、議論することで、自分自身で意思決定することの必要性を学び、社会を動かすリーダーとして、未来を切り拓く人材となることを目指します。
本年は「Happy Action Labo」の活動第二弾として、「社会課題解決のためのプロジェクト」をテーマに、
協力企業の方々とのワークショップを重ねてきました。ワークショップでは学生自らがアイデアを企画し、2月25日(土)に行われた「HAPPY WOMAN FESTA KYOTO 2023」にてプレゼンテーションを実施。
 
<Happy Action Labo ホームページ>
https://www.kyoto-wu.ac.jp/kwu-hwphal/
 

  • 京都女子大学 第二次グランドビジョン

京都女子大学では、2020年に創基100周年を迎え、新たな100年に向けた目標として第二次グランドビジョンを策定しました。

<第二次グランドビジョン詳細>
https://www.kyoto-wu.ac.jp/daigaku/vision/grandvision.html

第二次グランドビジョンのもと、今後もさまざまな取り組みを通して、ジェンダー平等、SDGs達成に貢献できる女性リーダーの育成を行っていきます。今後とも京都女子大学をよろしくお願い申し上げます。

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