学生寮の食堂を活用して“手作りの温かい食事”を地域のこどもたちにご提供
「ドーミー」の名称で全国約500棟以上の学生寮・社員寮を展開する株式会社共立メンテナンス(以下、共立メンテナンス/代表取締役社長:中村幸治/本社:東京都千代田区)は、運営寮のひとつである関西大学提携国際学生寮「KU I-House」にて3月5日(日)に『こども食堂けーゆーはうす』を初開催しました。
「関西大学提携国際学生寮 KU I-House」公式WEBサイト:https://dormy-ac.com/page/kuihouse/
こどもの7人に1人が相対的貧困状態といわれる日本の現状に課題感を持ち、寮の食堂を活用して“手作りの温かい食事”をご提供することで、地域のこどもを見守り、“孤食の解消”や“食育”さらには“地域交流の場”にすることを目的に『こども食堂けーゆーはうす』を開催しました。
第1回目の開催場所は、「地域社会とのつながりを持ち、地域に開かれた寮にしたい」という寮生や寮長寮母の希望と、今回の“こども食堂”の構想がマッチした学生寮「KU I-House」で実施しました。
寮の周辺にある小・中学校のこどもたちを対象に参加者を募り、当日は31名のこどもたちが寮に住む大学生とともに“食事とレクリエーション”を楽しみました。
【ご提供したメニュー】
・スパゲティミートソース
・ツナとコーンのシーザーサラダ
・マンゴープリン
・コンソメスープ
参加者には、日頃から提供している“手作りの温かい食事”を体験していただくために、寮食メニューを一部こども向けにアレンジしました。
また、本取り組みは、学生会館「ドーミー」のRA(レジデント・アシスタント)制度※における活動の一環として寮生が主体となってレクリエーションの内容を企画しました。
えいごかるた、なんじゃもんじゃ、ツイスター、読み聞かせなどの室内遊びや、屋外では、はないちもんめ、大縄、ボールゲーム各種、鬼ごっこなどを実施しました。
初めての『こども食堂けーゆーはうす』は、こどもたちと寮生が楽しそうに交流する姿が見られ、大盛況となりました。今後も定期的に開催する予定です。
※RA(レジデント・アシスタント)制度とは…共立メンテナンスは1980年より、学生のお世話をする下宿屋から寮運営をスタートし、リーディングカンパニーとして学生の心と健康のサポートに取り組んできました。その一環として、2015年より寮生のリーダーから構成されるRA制度を導入し、RAは寮のコンダクターとして、新入生のサポートやイベント企画など、日々の生活を支える役割を担っています。
共立メンテナンスは、『こども食堂けーゆーはうす』の活動を通して、SDGsの1.「貧困をなくそう」、2.「飢餓をゼロ」の目標達成に貢献するとともに、学生同士が高め合い、寮と地域の交流が生まれることで、コミュニケーションを創出する「学びと成長の場」となることを目指した寮づくりに取り組んでいきます。
<共立メンテナンスとは>
共立メンテナンスは1979年に設立し、企業の給食受託業務から事業を開始しました。その後「ヒューマンメンテナンス」の精神を基軸に、学生寮・社員寮「ドーミー」を運営する寮事業、ビジネスホテル「ドーミーイン」・リゾートホテル「共立リゾート」を運営するホテル事業、高齢者向け住宅「ドーミーシニア」を運営するシニアライフ事業、自治体と連携して公共サービスを支援する PKP(Public Kyoritsu Partnership)事業を展開しています。食・住・癒のサービスを通して社会の発展に貢献してまいります。
https://www.kyoritsugroup.co.jp
<ドーミーとは>
共立メンテナンスが創業時より運営する学生寮・社員寮事業。各寮で寮長・寮母が常駐し、管理栄養士が考案したメニューを朝夕まごころ込めて手作りしています。現在、国際交流寮や各種コンセプト寮など幅広いスタイルにも対応し、全国に500棟以上展開しています。ご入居者の快適な生活や健康を見守り、クオリティの高いサービスに努めています。
学生会館ドーミー:https://dormy-ac.com/ 社員寮ドーミー:https://www.dormybiz.com/