「オルガテック東京」参加のお知らせ

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「オルガテック東京」参加のお知らせのメイン画像

建築家・武田清明氏とHIDAが提案する新しいワークスタイル

 飛騨産業株式会社 (本社:岐阜県高山市 代表取締役社長:岡田明子) は、2023年4月26日(水)-28日(金)に東京ビッグサイトにて開催される「オルガテック東京2023」に参加しますのでお知らせいたします。ブースは建築家の武田清明氏(隈研吾建築都市設計事務所 設計室長を歴任)による設計です。

 今回のブースで提案するワークスペースでは、閉じた箱のようなオフィスであっても、豊かな「暮らす」時間を生み出せるよう、自然につつまれた居場所をイメージしています。家具に関しては武田氏が設計した植物プランターの他、国産のナラを使用した「SUWARI」シリーズや、圧縮スギを使用した「KASANE」、笠木部分に木の枝を使用した「kinoe」など、SDGsの視点からも注目される国産材を活用した商品を中心に展示しています。
 

「オルガテック東京」参加のお知らせのサブ画像1

画像)飛騨産業ブース展示イメージ(3D-CG)
 

「オルガテック東京」参加のお知らせのサブ画像2

画像)SUWARI(デザイナー:原研哉)
 

「オルガテック東京」参加のお知らせのサブ画像3

KASANE(デザイナー:清水慶太)
 

「オルガテック東京」参加のお知らせのサブ画像4

画像)kinoe(デザイナー:貝山伊文紀)

コンセプトとデザインのポイント

「働く」×「暮らす」を自由に横断する新しいワークスタイル

 リモートワークの社会になり、家で働く多くの人が感じたことは、「働く」時間の中に「暮らす」時間が入り込むことによる「充実感」だったのではないでしょうか。これまでのオフィスは「働く」時間しかありませんでしたが、そこに「暮らす」時間が入り込むことで、自由で豊かなものへと大きく変化するワークスタイルを提案します。

オフィス空洞化問題のあらたなソリューション「スモールリビング」

 リモートワークにより出社率が激減し、オフィスが空洞化するという問題がいたるところで起きています。そのわずかな隙間にこそ、「暮らす」という機能を挿入できないでしょうか。本を読む、料理をする、食べる、寛ぐ、ワインを楽しむなど、これまで「働く」時間だけで充満していたオフィスに、豊かな「暮らす」時間をつくりだす「スモールリビング」を提案します。

ワークスペースを潤す「緑の間仕切り」

 閉じた箱のようなオフィスであっても、豊かな「暮らす」時間を生み出せるよう、自然につつまれた居場所をイメージしています。植物プランターを棚状に立体化した「緑の間仕切り」によって、ワークスペースを潤します。

オフィスで「いろいろな暮らし」を誘発するグリーンシェルフ

 グリーンシェルフで植栽された植物は、それぞれの「スモールリビング」での過ごし方に機能するように、「料理する居場所」にはハーブ、「食べる居場所」には実がなる植物などが配置されています。多様な植物群に彩られ、ガーデンを散歩するように「回遊したくなるオフィス空間」を提案します。

オフィスにこそダイニングチェアを

 ワークスタイルは今、さらなる効率性や機能性よりも、「暮らしている感覚」を求めているのではないでしょうか。より効率よく働きやすいオフィスチェアを追い求めるのではなく、これからのオフィスには、食べる時間を生みだすダイニングチェアや、本を読む時間を差し込むロッキングチェアを置くことを提案します。

プロフィール
武田 清明

 1982年 神奈川県生まれ。イーストロンドン大学大学院修了。2008年から隈研吾建築都市設計事務所に勤務し、設計室長歴任を経て2019年に武田清明建築設計事務所を設立。2020年千葉工業大学非常勤講師、2021年日本女子大学非常勤講師。受賞歴/鹿島賞(SD REVIEW2018)、グッドデザイン賞(2020年)、住宅建築賞、日本建築学会作品選集新人賞(2022年)
 「都市の中」で自然を感じる空間、「自然の中」で未来を感じる空間、都市から自然豊かな地域への「移住」「多拠点」での暮らしなど、閉じた箱でなく自然に開いた暮らし方をデザインする。

概要
オルガテック東京2023

日時:2023年4月26日(水)-28日(金) 10:00-17:00(最終日のみ16:00閉館)
場所:東京ビッグサイト(東京国際展示場) 西展示棟 https://www.orgatec-tokyo.jp/
当社ブース:西2ホール「H-68」
住所:135-0063 東京都江東区有明3丁目11-1

 1953年、ドイツ・ケルンで始まった「オルガテック」の国外展開として日本で2022年より開催されたのが「オルガテック東京」です。昨年の約2倍の空間に、世界から120以上のブランドやメーカーが参加。会場にはデベロッパーや建築家、インテリアデザイナーなど多くのクリエイターやビジネスマンが集い、家具のデザインや各種素材、テキスタイルなど最先端のモノや情報であふれます。

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