世界中で枯渇する水資源をテクノロジーで解決 空気から水を作る会社「Sustaina Water」を設立

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〜Nature Positive, Water Positiveを推進〜

金子コード株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:金子 智樹)は、2023年4月、株式会社コンセラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:住友 滋氏)と共に、空気から水を作り出すシステムを製造する「Sustaina Water Inc.(サステナウォーター株式会社)」を設立しました。
 今回設立するサステナウォーター株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:松田 勝一郎)は、世界中で枯渇が懸念される、産業や生活の基盤である「淡水」を自然環境に負荷をかけることなく、「大気中の水分」から省エネルギーで生成するシステムをインド(ベンガルール)のテクノロジーベンチャー企業との協業により開発、そして日本国内で製品化を進めます。

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金子コード株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:金子 智樹)は、2023年4月、株式会社コンセラクス(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:住友 滋氏)と共に、空気から水を作り出すシステムを製造する「Sustaina Water Inc.(サステナウォーター株式会社)」を設立しました。今回の新規事業に関して、金子コード株式会社 代表取締役社長 金子 智樹は次のように述べています。「地球環境の変化に伴い、世界で水不足が深刻化する中、空気から水を作り出す様々なシステムが開発されています。ただそのほとんどが多量の電力を要し、省電力や脱炭素社会に向かう昨今のトレンドとは反しています。そのような中、従来型と比較して省エネルギーで水を作り出すシステムを開発したインドのテクノロジーベンチャー企業に出資を行い、パートナーとなった上で、本システムの量産化を進めるために日本法人であるサステナウォーター株式会社の設立に至りました。今後、水不足に悩む世界各国を支援するとともに、日本国内でも様々な場所で展開し、限りある資源である「水」の消費を少しでも減らし、環境保全に貢献できればと考えています。」
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今回設立するサステナウォーター株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:松田 勝一郎)は、世界中で枯渇が懸念される、産業や生活の基盤である「淡水」を自然環境に負荷をかけることなく、「大気中の水分」から省エネルギーで生成するシステムをインド(ベンガルール)のテクノロジーベンチャー企業との協業により開発、そして日本国内で製品化を進めます。
地球上の水は、海水がほぼ大半であり、淡水はわずか「2.5%」です。その淡水の「2.5%」は、氷(70%)と、地中深くにある地下水(30%)であり、生活に利用できる淡水は、地球上でわずか「0.01%」になります。(※環境省ホームページ参照)
その希少な淡水は、地球環境の変化に伴い減少を続けており、世界的に深刻な水不足が生じ、さらに将来的には枯渇することが懸念されています。森林伐採による自然循環の破壊、地球温暖化による異常気象、砂漠化による保水減少、掘削過剰による地下水の枯渇など、様々な環境破壊が影響し、20世紀の資源の象徴である「石油」に対して、21世紀を象徴する資源は「水」であるとも言われ、水資源の争奪戦が世界中で激化しています。
まずは、弊社創業の軸となる淡水の生成システムの量産化を進め、グローバル展開を進めていきます。今後はインドの「最先端技術」と、日本の卓越した製造業の「量産技術」、さらには大学、研究所、企業の秀逸な「素材技術」を組み合わせることで、地球環境の保全に対し、より効率的でサステナブルな製品やサービスを開発することを目指します。

Nature Positive(ネイチャー・ポジティブ)とは、自然生態系の損失を食い止めるだけでなく、回復させていくことを意味する言葉であり、「2030年までに自然生態系を減少から純増に転換する」ことが世界共通の重要目標となっています。
同様に、Water Positive(ウォーター・ポジティブとは、水資源の回復や純増を意味する言葉です。

※参考資料 環境省ホームページ 環境省へようこそ! (env.go.jp) https://www.env.go.jp/

会社概要

社名:サステナウォーター株式会社(Sustaina Water Inc.)

本店所在地:東京都大田区西馬込2丁目1−5

株主:金子コード株式会社
          株式会社コンセラクス
          松田 勝一郎

代表:松田 勝一郎
                                                                                                                                              以上

問い合わせ窓口:金子コード株式会社 広報担当まで

金子コード株式会社について

金子コード株式会社(創業:1932年、本社:東京都大田区、代表取締役社長:金子 智樹)は、「人と社会に必要とされる企業を目指して」を基本理念に置き、電話機コードの生産を主とするエレクトロニクス事業を祖業とし、日本国内シェアトップを誇る医療用カテーテルチューブの製造を行うメディカル事業、そして原料となるチョウザメの養殖からフレッシュキャビアの生産を担う食品事業を主軸の三大事業とした上で、固定観念にとらわれず、時代に即したさまざまな新事業を展開しています。https://kaneko-cord.com/

 

エレクトロニクス事業

弊社の祖業である電話機コードの生産から、時代に即した商品の開発を行い、2000年にはモジュラーコードの国内シェア80%を達成。2005年からは工作機械・ロボット市場に参入しています。また、日本国内のマーケットだけではなく、海外での事業展開を積極的に推進し、1993年に新たな販売拠点としてシンガポールにKANEKO(ASIA)を、1994年からは生産拠点として中国江蘇省蘇州に金子電線を設立しました。日本の高い技術力を海外の生産に導入し、グローバル企業として世界を視野に入れた展開を行っています。

メディカル事業                                1992年創立のメディカル事業は、欧米の製品が日本の医療機器の中心であった当時、「日本人の体に合ったカテーテルチューブ」の実現を指針とし、「お客様と共に歩む」という理念の下で生産に取り組んできました。今日では国内の医療用カテーテルチューブの日本国内トップのシェアを達成しています。今後も創立当初の理念を下に、社会に貢献する事業であり続けたいと考えています。                                                         食品事業                                  
2015年創業の食品事業部は、キャビアの原料となるチョウザメの養殖及びキャビアの生産を主軸とし、『日本発のキャビア文化発信基地から、世界一おいしいキャビア』の生産を理念に置き、事業を推進しています。安心・安全な品質の下、食べる喜びをお客様にお届けする事を使命とし、現在のチョウザメの飼育数は20,000匹、生産量1tを目指して、よりよい品質でご提供できるよう今日も研究を重ねています。

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