ゼロカーボンシティ表明の愛知県安城市、「e-dash」 を導入しCO2排出量を可視化

0
202
ゼロカーボンシティ表明の愛知県安城市、「e-dash」 を導入しCO2排出量を可視化のメイン画像

市役所自らが積極的な取り組み姿勢を示し、市全域の脱炭素への意識醸成と行動変容を加速

CO2排出量可視化のクラウドサービス「e-dash」を提供するe-dash株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎冬馬、読み:イーダッシュ、以下「当社」)は、愛知県安城市(市長:三星元人、以下「安城市」)にサービスのご提供を開始したことを発表します。
安城市では、自治体自身が一事業者として「e-dash」を活用し「脱炭素PDCA」を循環させ、脱炭素への取り組みを加速させることで、市民や市内事業者の脱炭素化に向けた意識改革・行動変容につなげていきます。

ゼロカーボンシティ表明の愛知県安城市、「e-dash」 を導入しCO2排出量を可視化のサブ画像1

  • e-dash導入の背景

安城市は、国の2050年カーボンニュートラル宣言、地球温暖化対策計画の見直しを受けて、2022年5月にゼロカーボンシティ表明(*1)を行いました。
その上で、「安城市地球温暖化対策実行計画」において、2030年の温室効果ガス削減目標を、2013年度と比較して、市全域を対象とした区域施策編ではマイナス46%、市所有の施設・車両を対象とした事務事業編ではさらに高い目標としてマイナス51%と定めました。
この高い目標の実現のために、まず市所有の施設・車両のCO2排出量を可視化し現状を把握することは急務であると考え、「e-dash」を導入いただきました。

(※1)2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロにすることを目指す旨を首長自らが又は地方自治体として公表すること
 

  • 「e-dash」導入のポイント

●国等へ報告するための作業負担が軽減

「e-dash」の使用にかかる費用や作業について、他のシステムと比較した上で導入を決定いただきました。また、省エネ法定期報告サービスも利用することで、毎年発生する国等へ報告のための作業負担が軽減されるという点に期待をいただいています。

●集計・集約したデータやグラフを脱炭素の取り組みに活用

「e-dash」を使用することで、データを手軽に整備することができます。データに基づいて今後の対策を検討できる点は、着実な取り組みを進める上で有効であると考え、導入を決定されました。

●明細をアップロードするだけでCO2排出量を可視化

電力・ガス等の明細をアップロードするだけでCO2排出量の可視化ができる点が、サービス選定の決め手となりました。自治体の集計・報告実務は、データ登録を行う各課・各部署と、集約を行う環境関連部署とから成り、組織横断的に多くの人が関わります。システムへの登録事務を行う各課・各部署においても仕組みが分かりやすく事務負担の軽減にもつながるため、各課の協力を得るために有効である点をご評価いただきました。
 

  • 安城市ご担当者様のコメント

2030年度までの高い削減目標の達成を目指す中で、排出量可視化の先の展開や、市全体での脱炭素の具体的な取り組みをe-dashと共に考えていきたいです。脱炭素の意識醸成や取り組みの加速のために、まずは市役所自らが積極的に取り組む姿勢を見せ、その先の市民の皆さまの意識や行動の変容に繋げていきたいと思っています。
(環境都市推進課カーボンニュートラル推進室温暖化対策係 係長 小野達也様)
 

  • 「e-dash」とは

ゼロカーボンシティ表明の愛知県安城市、「e-dash」 を導入しCO2排出量を可視化のサブ画像2

「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォームです(※2)。

脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供しています。サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能です。
「e-dash」でのCO2排出量の算出については、大手監査法人による第三者検証を実施し、日本政府が策定した算定ガイドラインに基づいた正確な算定方法でご提供しています(※3)。
さらに、CO2排出量の可視化に留まらず、三井物産のネットワークも活用しながら、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援します。

※2:三井物産、CO2排出量可視化・削減クラウドサービスを提供する「e-dash株式会社」を設立(2022年3月1日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000095916.html
※3:国内初、大手監査法人によるCO2排出量可視化サービスの第三者検証を実施(2022年6月30日)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000095916.html
 

  • 愛知県安城市 概要

URL:https://www.city.anjo.aichi.jp/
所在地:〒446-8501 愛知県安城市桜町18番23号
概要:愛知県安城市は、西三河地方に位置する人口約19万人の街。明治時代に発展した農業に加え、自動車部品関連の企業や工場が多く進出している。8月に開催される市のイベント「安城七夕まつり」には100万人以上が訪れる。
 

  • e-dash株式会社 会社概要

設立:2022年2月7日
所在地:〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1
事業内容:
CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」の開発・運営
https://e-dash.io/
カーボンクレジットのマーケットプレイス「e-dash Carbon Offset」の運営
https://carbon-offset.e-dash.io/
カーボンニュートラルを加速させるメディア「accel.」の運営
https://accel.e-dash.io/

【お客様からのお問い合わせ先】
e-dash株式会社 営業担当 e-mail: [email protected]

 

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください