SDGsのその先へ!次の10年を生きるための、本格オンライン・アート講座 TOTAL ARTS STUDIES(TAS)プレミア が申込み開始!

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約20年で総勢2,500人以上が受講した先進的アートスクールプログラム”MAD(Making Art Different)”がリニューアル!

コロナウイルスによるパンデミックや深刻な気候危機、さまざまな分断や争いなど、2020年以降は「これまで通り」のあり方で日常を過ごすことが極めて難しい時代です。私たちはこれからどのようにこの現実に対峙し、生活や芸術文化を含むあらゆる領域の変化を受け入れることができるのでしょうか?

2001年の設立以来、既存のアート系教育施設とは異なる横断的で先進的な独自のスクールプログラム”MAD(Making Art Different)”を約20年に亘り開催し、総勢2,500人以上に及ぶ修了生を輩出してきた[AIT/エイト]。

そのAITがアート・社会・教育分野の実績とネットワークを生かし、より複合的なアートの学びを提供する場として、”MAD”をリニューアルする形で、2021年の初夏、TOTAL ARTS STUDIES(略称・TAS 読み・タス)プレミア をスタートさせます。

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本日(7月5日)より、TASの初回講座「シリーズ1 危機と崩壊の時代にアートができること – What Art Does in Times of Collapse and Crisis」の6本の講座動画が公開・申込み開始となりました。

TASのコンセプトは、芸術をより複雑で感覚的でこれからの時代を生きる想像力を養う「道具(*2)」として考えることです。新設となる中心プログラム「TAS プレミア」では、世界規模の気候危機やさまざまな社会課題、福祉や医療など、SDGsに密接に関わる分野を、芸術の表現や実践を通して学ぶことが可能です。

 

AITでは先進的な企業(*3)が行う、さまざまな社会的要望に基づいたアートプログラムにも、その知見を生かしたコンサルティングや企画づくりを行うほか、芸術家や研究者延べ150人以上を双方向に派遣・招聘し、知識と経験を共有する国際交流の場を、多数の海外文化機関・財団との協働を通じて創出しているため、プログラム内容にも生きた実際の社会事例が反映されています。

*1 修了生はプロとしてアートの仕事につく人から、アートの思考を生活や仕事の中で活かす人まで、様々な形でアートに関わっている。
*2 ここでいう「道具」とは、古代から人々が培ってきた智慧、思考の実践のこと。
*3 マネックスグループ株式会社やメルセデス・ベンツ日本(株)、日産自動車(株)、日本財団、三菱商事(株)など多数。

▼▼ TAS プレミアの特長

  • 21世紀におけるアートの視点でSDGs(特に、気候変動にまつわる海外の動向や研究、メンタルヘルスと芸術家の実践、芸術と医療・福祉、子どものウェルフェア)の多角的な考えが学べる。
  • オンライン特有のフレキシブルな参加形態(自分の予定にあわせて視聴・90〜120日間振り返り可能・インストラクターやメンバーと交流したい人向けの特典イベントあり)

講座サンプル動画:「崩壊の時代の芸術体験 – Art Experience in the Age of Collapse」コース(本日より申込開始)

 

紹介動画:TOTAL ART STUDIES について(2'51)

[ 公式サイト・お申込みはこちら ] https://tas-premier.a-i-t.net/

 

▼▼ TASのターゲット

  • アート思考を仕事に生かしたいと考えるマーケティングや開発、CSR、広報などに携わるオフィスワーカー
  • 医療や福祉、教育の現場にアートを取り入れたいと考えるプロフェッショナル
  • アートを通じた社会貢献を人生に取り入れたい・しなやかなアートの教養を身につけ2020年代の荒波を乗り越えようとするすべての人

▼▼ TASプレミア・コースの概要(各シリーズ6レクチャーのセット)

ベーシック
Basic 
3,300円 (税込)
アシスト
Assist
1,650円 (税込)
(経済的な理由で参加が難しい方に向けた割引プラン)
ラヴ・シュプリーム
Love Supreme
5,500円 (税込)
(「アシスト」を支える寄付プランで、視聴期間が120日間に延長)

スケジュール

  • 2021年7月より、3ヶ月ごとに配信予定

料金プラン

  • 上記の3種より選択が可能です。

プラン内容

  • 1シリーズ(合計6本)のオンラインレクチャー動画お申込みより90日間※ 何度でもアクセス可能。心地よい環境や好きなタイミングで学ぶことができます。※ラヴ・シュプリームプランは120日間

特典

  • 参考文献リスト付き
  • メンバー同士のコミュニティサロン(無料)
  • インストラクターとのライブ・オンラインゼミ「グループ・エクササイズ」(別途料金・定員あり)

[ 公式サイト・お申込みはこちら ] https://tas-premier.a-i-t.net/

▼▼プレミア・コースの内容・公開スケジュール

  • 「崩壊の時代の芸術体験 – Art Experience in the Age of Collapse」コース 7月より随時配信!

「崩壊の時代」とは私たちが今生きている、さまざまな限界を超えた世界のことです。1970年代から加速する経済成長によって、地球環境、生命の多様性や人間の精神状態は大きく変化してきました。こうした危機的な時代を生きるため、芸術から多くの「知恵」や道標を得ることは可能なのでしょうか。このコースでは「芸術体験」にフォーカスを当て、もう一度芸術が私たちに与える影響を考えていきます。時には気持ちを静めてくれる薬のように、時には少し居心地の悪さをもたらす刺激のように、アートは時代と文化を超えて強烈なエネルギーとして存在してきました。
シリーズ1では、この「崩壊」の状況を理解するレクチャーと、哲学や美学、スピリチュアルの領域と関係する20世紀の4人のアーティストの考えや作品を紹介し、地球システムと意識の崩壊について学びます。これからの世界でよりよく生き、能動的に思考(センスメイキング)するための「知恵」を探ります。

インストラクター:ロジャー・マクドナルド(TASプログラム・ディレクター / フェンバーガーハウス館長)
|各シリーズ6レクチャー(各20-30分)

東京生まれ、イギリスで国際政治学学士、神秘宗教学修士(禅やサイケデリック文化研究)、美術史博士を修める。「横浜トリエンナーレ2001」アシスタント・キュレーター、第一回「シンガポール・ビエンナーレ 2006」キュレーターを務める。2003年より国内外の美術大学にて非常勤講師として教鞭をとり、現在は長野県佐久市に移住。 詳しくはこちら▶︎https://tas-premier.a-i-t.net/WhatArtDoes

 

申込み受付中 シリーズ1 危機と崩壊の時代にアートができること – What Art Does in Times of Collapse and Crisis
レクチャータイトル

  • (1) 地球のシステムの限界と崩壊
  • (2) 自由の意識の崩壊:資本主義リアリズム
  • (3)戦後のアート:デュビュッフェ、錬金術と泥の絵画
  • (4) ピカソと「化物の時代」の絵画
  • (5) ダンスを解体する、すべてのために踊る:アンナ・ハルプリン
  • (6) アートの「ビジョナリー」モード:エマ・クンツのマンダラ

お申込みURL  https://tas-premier.a-i-t.net/

2021年9月下旬〜 シリーズ2 宇宙意識から生まれるアートと鑑賞体験 – Art in Cosmic Consciousness and Viewing Experience
レクチャータイトル

  • (1) 「ラサ」、ヨガと古典インド美学
  • (2) 山でさまよう:中国古典美学
  • (3) 芸術と体験:ジョン・デューイ
  • (4) ディープ・ルッキングについて
  • (5) フラ・アンジェリコの受胎告知の謎 
  • (6) 「身をまかす」ための空間:市民回復センター
2021年12月〜 シリーズ3 異なる未来を創造する – Using Art to Make Different Futures
レクチャータイトル

  • (1) 芸術の影響:神経美学について 
  • (2) ジョン・ラスキンとアートの有用性 
  • (3) 良き死のためのアート 
  • (4) 21世紀の政治とカウンターカルチャーの精神修行 
  • (5) 日常を生きるためのペテン師の戦術 
  • (6) 「エコロジーになる」:サン・ラとウィリアム・バロウズ
2022年3月〜 シリーズ4 世界の再生と悦びを促すアートスペース – Spaces of Collective Regeneration & Joy
レクチャータイトル

  • (1) 「ドリームワールド」への扉:光と没入の技術
  • (2) 洞窟壁画と流動的美術館
  • (3) エクスタシーをひらくアート
  • (4) 集団的喜びの芸術空間
  • (5) トータルアートスペース
  • (6) 宇宙移住と死者の復活:ロシアのコズミズム

 

  • 「芸術から眺めるこども、こころ、せかい」コース   12月より随時配信!

AITが2016年から実践する、多様な子どもたちとのアートと学びのプロジェクト「dear Me」の思考や活動とともに、美術史の中の子どもの存在や、実験的な教育と芸術の関係、また、芸術体験とメンタルヘルスについて掘り下げながら、多様なこころとせかいを想像します。

インストラクター:堀内 奈穂子(AITキュレーター / dear Meディレクター)
|各シリーズ 6レクチャー(各20〜30分)

エジンバラ・カレッジ・オブ・アート現代美術論修士課程修了。2008年より、キュレーターとして国内外のレジデンス・プログラムや展覧会、シンポジウム、企業プログラムの企画に携わるほか、アートや福祉の考えを通した講座やワークショップ、シンポジウムを企画する。 詳しくはこちら▶︎https://www.a-i-t.net/team/horiuchi-naoko/

 

2021年12月〜 シリーズ1 多様な子ども・人々との鑑賞体験とメンタルヘルス
2022年3月〜9月 シリーズ2〜4公開予定

▼▼ TASオープニング・オンライントークイベント
「地球システムの崩壊と今のアート・シーン(仮)」

日時:2021年7月21日(水)18:30〜19:30(オンライン、AIT Zoom ルーム)
*参加無料、要事前予約  詳しくはAITウェブサイトでお知らせします ▶︎https://www.a-i-t.net/

▼▼ 4つのTASサブプログラム
TASプレミアに加え、単発イベントや子ども向けワークショップ、豊富な無料教材など、好奇心に合った知識を広げるプログラムが充実しています。詳しくはこちら▶︎https://www.a-i-t.net/projects/studies/

▼▼ AITについて
2001年、現代アートに興味がある誰もが学び、対話し、思考するプラットフォームづくりを目指して、6名のキュレーターとアート・マネジャーが立ち上げた非営利団体です(2002年法人化)。
詳しくはこちら▶︎ http://www.a-i-t.net/

 

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