小学校のGIGAスクール構想の進捗具合を緊急調査!約9割の保護者が「オンライン授業」に不安を抱える現状。配布されたデジタル端末はSNS上で「現代の石板」と揶揄され小学生の荷物の重量化にさらに拍車が!

新時代のランドセル提案で話題の「NuLAND」が、ママ向け動画メディア「mamatas」と合同で約5,000人の小学生保護者アンケート。デジタル端末の配布状況、オンラインの授業経験と評価などを調査。

 NuLANDとmamatas(ママタス)は、それぞれのInstagramのフォロワーで小学生の保護者を対象にアンケート調査を実施。約5,000人が回答した結果、「4 割以上の小学校でデジタル端末が未配布で、オンライン授業の対応が未だできていない」「対応ができている学校でも実績回数が少なく、約9割の保護者がオンライン授業には不安」「自宅でのデジタル教材としての活用やオンライン授業の浸透が不十分」という現状にも関わらず、約6割の配布済家庭でデジタル端末の持ち帰りが日常化しており、小学生の荷物がさらに重量化する要因となっていることが明らかになりました。

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 合同会社RANAOS(本社:東京都目黒区、代表 岡本直子) は、販売中のランドセル「NuLAND」の公式サイトやSNSを通じて「子どもの荷物を軽くするための運動 “ラン軽プロジェクト”(※後述)」の情報を配信し、署名運動をよびかけています。NuLNADは「子ども身体のため、安全のために子どもの荷物自体を減らしたい」と願っており、ランドセル本体を軽くするだけでは限界があるため、文部科学省も認めている「必要な勉強道具や荷物だけ持ち帰ること、すなわち”置き勉”」が浸透することを願っています。一方で、NuLNADには日頃より多くの保護者から「コロナ禍で水筒だけでなくデジタル機器(タブレットやパソコン)が子どもの荷物の負荷になっている」という声が多く寄せられています。自宅でデジタル機器を使った学習用途がないにも関わらず、紙の教科書と一緒に子供たちに持ち帰らせている現実や、環境整備が整わない状況で「緊急事態宣言の再発令で休校になった場合、オンライン授業への対策が十分にできているのか?」といった疑問の声も多く集まっています。
 そこでNuLNADでは、”ラン軽プロジェクト”を共に推進している、Instagramのフォロワー日本一*のママ向け動画メディア「mamatas(以下、ママタス)」(C Channel株会社(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:森川亮、総フォロワー数110万以上。 https://www.mamatas.net/ )と共同で「小学校のオンライン事情」のアンケート調査を実施。約5,000名におよぶ小学校の保護者から、実態についての回答を寄せていただきました。

 

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アンケート結果総括
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・46.3%は小学生個々へのデジタル機器の配布なし!

今回のアンケートでは、配布されているのは53.7%。いまだ46.3%は配られていませんでした。
アンケートの中には「学校には配布されているが、まだ運用方法が定まらないから配られていない」「Wi-Fiの工事が必要で、そのためには予算の設定や入札で業者を決めなくてはいけないため、それが決まらないので配られていない」など各自治体や学校ごとの事情があり、様々な声が届きました。

・保護者の約9割ががオンライン授業に不安あり
オンライン化の要望は高まっていますが、保護者側の多くは不安を抱えています。それは実態としてまだ実際のオンライン授業の練習がなされていないことにあるようです。また、タブレット類がどのように学習に取り込まれてるのかが見えてこない実態など、ハード機器は配られても学校側の対応が未だできていないことが見えてきています。 また休校などとなったとき、配られているデジタル機器は、どのように使いこなせるのでしょうか?

・タブレットが配布されている学校では約6割が日常的な荷物として持ち帰りさせられている
毎日持ち帰っている子どもが3割、週1〜2回持ち帰っている子どもも3割、と約6割の子供が日々の荷物にデジタル機器がアドオンされている現状があきらかに。子どもたちのランドセル(荷物)はさらに重くなっています。
配布されたデジタル機器は、タブレットであっても「頑丈なケースがついていて重い」「タブレットでなく、パソコンが配られた。大人でも重い」「授業や宿題で使われている様子がないのに、毎日、充電のため、持ち帰りとなっている」など、子どもの荷物が増えてしまっていることへの危惧の声が多くよせられていました。

  • デジタル端末(タブレット、PC)の配布はやっと過半数

”全国の小中学生に一人1台”を合言葉に政府が進める「スクールGIGA構想」は、2020年度にタブレットの配布終了を目標にしていましたが、結果は53.7%止まり。フリーアンサーの中では、学校には配布されているが、まだ運用方法を検討中で倉庫にあり個人に配布されていない、などといった声もきかれました。

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調査方法:Instagramストーリーを利用したインターネット調査(2択)/実施期間:2021年9月10日/対象:「ママタス」および「NuLAND」Instagramフォロワー(日本国在住の現役小学生保護者) /有効回答数:4,998件

  • オンライン授業ができる体制がある学校はまだ6割

オンライン授業ができる体制が整っている学校は6割弱。なかには「高学年のみ対応」という学校も。「毎日オンライン授業をしている」という進んでいる学校もあれば、「環境はあるが、まだ一度も実施していないので体制が整っているとはいえない」という学校もあり、自治体や学校ごとに大きな格差が見られます。

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調査方法:Instagramストーリーを利用したインターネット調査(2択)/実施期間:2021年10月1日/対象:「ママタス」および「NuLAND」Instagramフォロワー(日本国在住の現役小学生保護者) /有効回答数:4,374件

  • 小学生母の約9割がオンライン授業を不安視

オンライン未経験校では、通信テストの日程だけが伝えられその後の運用方針は保護者に知らされていないなど、情報が断片的なため、不安視する声が多数。一方、オンライン授業実施校からは「自宅の回線が弱いので途中で途切れる」「低学年はマイクのオンオフを切り替えて遊んで授業が進まない」「黒板をカメラでうつしただけの一方通行な授業でオンラインの良さが引き出せていない」などの課題が上がりました。

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調査方法:Googleフォーマットをを利用したインターネット調査(3択)/実施期間:2021年9月10日〜10月3日/対象:「ママタス」および「NuLAND」Instagramフォロワー(日本国在住の現役小学生保護者) /有効回答数:192件

  • 3割の小学生がタブレットやPCを毎日持ち帰っている

小学生の荷物が重すぎることが問題視されていますが、タブレットが追加されたことでランドセルの重量はさらに増加。充電を理由にしたり、オンライン宿題のために持ち帰り、中には保管上の理由だけで持ち帰りしなければならず、特に低学年の保護者からは心配の声が多く聞かれました。TwitterなどのSNS上では「現代の謎の石板」として、「この毎日のタブレット類の持ち帰りは必要なのか?というお声も多数聞こえてきました。

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調査方法:Instagramストーリーを利用したインターネット調査(3択)/実施期間:2021年10月1日/対象:「ママタス」Instagramフォロワー(日本国在住の現役小学生保護者) /有効回答数:2,091件

 

  • GIGAスクール構想の実情は!? 保護者の声をPickUpすると…

アンケートで自由な意見を尋ねたところ、タブレットがまだ配られていない不安はもちろんのこと、配布された後の疑問や不安、意見も多数寄せられました。

【現状について】
•やっと最近タブレットが配られたが、ドリルなどの問題をタブレットで解答しているだけで、オンライン授業の予定があるのかも不明。しかもタブレットでドリルをやると解答が3択になっていて、学力低下が心配。なんのためにやっているのだろう…(5歳、8歳の母/岐阜県)
•午後登校の日は午前中にオンライン授業を1時間しています。(9歳、12歳の母/埼玉県)
•学校では時々タブレットは使ってるようです。家では1回も使ったことがないのでいざという時のために、試験的にでも夏休みの1日でもやってほしかった。(10歳、13歳の母/大阪府)
•2学期に入ってPC配布されました。プリントには「zoomでのオンライン授業も検討しています」と書いてあるだけで子どもも何もわからない状態。あくまで「検討状態」です。(4歳、7歳、10歳の母/愛知県)
•オンライン授業はありますが現状算数のみ、毎日学校に登校してるので見たことないです。タブレットPCが重いので教科書は全部学校に置いてあり、宿題や連絡帳はすべてクラウド管理されていて毎日それを見て明日の準備をしています。まだ2〜3割しか活用できていないので8割ぐらい活用されると良いですね!(10歳の母/東京都)
•タブレットが分厚くて重いので、持ち帰るのが大変そうです(8歳の母/東京都)
•配布はされていますが、土日など休日の健康チェックやアンケート回答のみしかしてません。(4歳、9歳、13歳の母/富山県)
•オンライン授業に関しては小学校4年生からの活用です。小学校低学年はプリントで補われてます。(0歳、3歳、6歳の母/福岡県)
•いつ休校になってもいいように、という理由で毎日約1.4キロのタブレットを持ち帰りましたが、一度も宿題はだされておらず、子どもにきいても毎日授業でつかっている様子はなかった。毎日の持ち帰りをしている3か月のあいだに、1回でもオンライン授業をテストしておくべきだったと思う。

【置き勉について】
•タブレットは1人1台Chromebookが配布され、希望者はオンラインで授業を受けられます。置き勉禁止です。
•国語算数タブレットは毎日持って帰ってきます。その他は置き勉。
•置き勉なしで毎日使うか使わないかわからないものすべて持って帰ってきます。
•急な休校があったりするので、オンライン対応できるように置き勉は主要教科は無理なようです。
•国算は毎日持ち帰り・・・iPadは毎日ノートの一環で持ち運ぶ。
•教科書を置きっぱなしで逆に不安です。どこまでやったのか記録が見たい。

【オンライン授業およびデジタル端末について】
•コロナ禍でオンラインと登校を選択できるのはいい。
•自宅での充電が理由で教科書とタブレットを毎日持ち歩かなきゃいけないだけで負担。環境設備希望。
•自宅zoomテストは一回のみ。一年生は不安。
•タブレットは基本、学校管理。
•学校内でやっとiPadを使いはじめました。
•オンライン授業は聞こえにくいらしく、1年生の子供の耳にイヤフォンも心配…

≪調査概要≫
□調査方法:InstagramストーリーおよびGoogleフォームを利用したインターネットアンケート
□実施期間:2021年9月10日~2021年10月3日
□アンケート名:「小学校のオンライン事情」調査
□対象:ママタス および NuLAND のInstagramフォロワー(合計80万人)
□回答者数:4,996名

※ラン軽プロジェクトとは

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子どもたちのランドセル(通学時の荷物)を軽くするために、ママタスが立ち上げたプロジェクト『ランドセルを軽くしようプロジェクト」の略称。子どもたちの荷物が少しでも軽くなるよう「置き勉」や「教材のデジタル化」を強く押し進めてもらうため、1万人を目標にオンラインで署名を集めています(2021年10月13日現在3,459筆署名済)。集まった署名は、文科省及び各地方自治体の教育委員会に提出することを目指しています。ご賛同いただける方は、ぜひ署名活動にご協力ください。
署名URL: https://forms.gle/Mkq691R7YbAStAzs6

※NuLAND<ニューランド>とは
■環境にも、子どもにも優しいランドセル『NuLAND』<ニューランド>

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■新しい時代にむけたスクールバッグとして2021年3月25日にデビュー。
素材は革でなく布製品とすることで軽量化に成功。また、通常の「布」ではなく、循環型リサイクルポリエステル生地RENUⓇを採用し、子供たちの身近なものから、循環型社会に気づきをあたえることも願ったブランドを目指しています。NuLANDの開発には、徹底的に現役小学生ママたちから意見をあつめ、高い機能性を持たせると同時に、デザインも追及したNuLANDとなっています。
 発売以降、現役小学生ママたちからの支持をあつめ、SNSを中心に話題に。来年入学の新1年生だけでなく
現役小学生の買いなおしのセカンドランドセル需要もいただいております。
早くも8月には全国10の百貨店で展示販売も実施。現在も公式サイトを中心に販売中。

■商品についての詳しい情報は公式サイトにて https://nuland.jp/

【お問合せ先】
今回の調査内容や「NuLAND」での取材やお問い合わせがございましたら、下記までお問い合わせください。
お問い合わせ先:[email protected]

【会社概要】
社名:合同会社RANAOS (代表  岡本直子)
URL:https://ranaos.com
設立:2021年1月

※このページに掲載されているプレスリリースその他の情報は発表日現在の情報であり、時間の経過または様々な後発事象によって変更される可能性がありますので、あらかじめご了承ください。

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