余った制作資材を譲り合う「リユースステーション」をデザイン学部4年生が制作。京都精華大学キャンパス内5カ所に設置。

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京都精華大学 SDGsの取り組み

京都精華大学(京都市左京区、学長ウスビ・サコ)では、デザイン学部ライフクリエイションコースの教員と学生有志3名が、余った制作資材などを他の学生に譲る場として「セイカマテリアルリユースステーション」を制作し、キャンパス内5カ所に設置しました。

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京都精華大学は、芸術学部、デザイン学部、マンガ学部など、作品制作を学ぶ学部を有し、学内では授業の課題や自由制作などで、日々多様な作品が生まれています。制作に必要な紙や木材、布などの材料は、学生が各自購入していますが、余った資材については廃棄されることもしばしばありました。
本ステーションを設置して約20日間、木材や色鉛筆などの画材や、本や鞄、洋服など、多様な材料がステーションを介して再利用されることになりました。

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ステーションには、主旨を記載した看板と、学生が記入できるメッセージボードが備え付けられています。メッセージボードには「箱をもらいました。ありがとうございました!」など、利用した学生によるコメントが書かれ、リユースを通じた学内の繋がりも活性化されています。

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京都精華大学は、全学的にSDGsの実現に向けて取り組みを行っています。本プロジェクトはSDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」に該当する取り組みです。
デザイン学部プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコース教員の米本昌史を中心に、有志学生が集まり、2019年12月よりプロジェクトを開始。2020年度は新型コロナウィルス感染症の拡大によって1年間活動休止となりましたが、2021年2月から制作を再開し、10月の後期授業開始のタイミングにあわせて完成、9月24日(金)に設置されました。

京都精華大学「セイカマテリアルリユースステーション」
設置:2021年9月24日(金)~
制作:デザイン学部プロダクトデザイン学科ライフクリエイションコース教員・有志学生
協力:京都精華大学ダイバーシティ推進センター

 

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