海と湖をつなげ!プラスチックごみ問題について小学生への出前授業を開催しました!

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2021年10月19日(火) 9時35分~11時25分<場所:守山市立立入が丘小学校、守山市立河西小学校>

うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会は、守山市内の小学5年生に、海で問題になっているプラスチックごみ問題を、身近な琵琶湖の環境問題と一緒に考えてもらうことで関心を深めてもらおうと、県内の活動団体と連携して出前授業を開催いたしました。このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催したものです。

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イベント概要
・開催概要:琵琶湖の学習船「うみのこ」の乗船など、琵琶湖の環境を学ぶ小学5年生に、環境問題に取り組む団体から講師が出向き、琵琶湖と海のプラスチックごみの現状を知ってもらうとともに、自分にできることを考えてもらう。石川県の講師とは2校同時にオンラインでつなぐ。
・ 日程:2021年10月19日(火) 9時35分~11時25分
・開催場所:守山市立立入が丘小学校(対象:小学5年生3クラス101人 会場:多目的ホール)、守山市立河西小学校(対象:小学5年生6クラス204人 会場:各クラス教室)
・ 講師  :工房シーダーノ、NPO法人びわこ豊穣の郷、(株)ロータスコンセプト

  • 今、世界の海で起きていること

海洋ごみの被害を受けるウミガメやウミドリなどの写真を見て現状を知るとともに、海洋ごみが実際どのくらい毎年増えているのかをイラストのスライドで学習しました。毎年ジャンボジェット50000機分のプラスチックごみが海に流れていることを知った子どもたちから、驚きの声が上がっていました。

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  • 海に面する石川県とオンラインでつなぐ

石川県で海を守る活動をしている蒲田千佳(かまた・ちか)さんと2校同時にオンラインでつなぎ、海岸に打ち上げられたごみや河口のごみの現状から、海洋ごみの8割が河川から来ていることを学びました。子どもたちからは、「日本で海洋ごみが多い場所はどこか」など積極的な質問が出されていました。

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  • 琵琶湖にもマイクロプラスチックごみが・・・

2019年に初めて行われた琵琶湖のプラスチックごみの実態把握調査で、湖底ごみの74%がプラスチックごみであることが分かったことなどを、VTRなども交えて学びました。子どもたちは、世界の海洋ごみ問題の原因は身近な自分たちの生活にあることを実感している様子でした。

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  • 参加した子どもの声

・紙製のストローなどを使いたいと思った。
・マイバッグを持ち歩くようにしたい。
・清掃活動に参加したい。
などの感想が聞かれました。

団体概要
団体名称:うみゴミ対策琵琶湖プロジェクト実行委員会
団体所在地:滋賀県大津市鶴の里16‐1(事務局:びわ湖放送内)
電話番号:077-524-0153
代表者:石河 康久 実行委員長(滋賀県琵琶湖環境部長)
設立:2019年2月22日
URL:http://bbc-tv.co.jp/umigomi/
活動内容:「琵琶湖と海はつながっている」を合言葉に、世界中で問題になっている「海ごみ」を自分ごととして捉えてもらう事を目的に、啓発イベントや商品開発、調査・分析などを、自治体や教育委員会、専門家、各種企業団体と連携して進めています。

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CHANGE FOR THE BLUE
国民一人ひとりが海洋ごみの問題を自分ごと化し、”これ以上、海にごみを出さない”という社会全体の意識を向上させていくことを目標に、日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として2018年11月から推進しているプロジェクトです。
産官学民からなるステークホルダーと連携して海洋ごみの削減モデルを作り、国内外に発信していきます。
https://uminohi.jp/umigomi/

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日本財団「海と日本プロジェクト」
さまざまなかたちで日本人の暮らしを支え、時に心の安らぎやワクワク、ひらめきを与えてくれる海。そんな海で進行している環境の悪化などの現状を、子どもたちをはじめ全国の人が「自分ごと」としてとらえ、海を未来へ引き継ぐアクションの輪を広げていくため、オールジャパンで推進するプロジェクトです。
https://uminohi.jp/

 

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