JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結

0
771
JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のメイン画像

〜渋谷パルコGAKUで10代とともに考える地球環境問題ワークショップを開催〜

株式会社パルコ(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼社長執行役員: 牧山浩三、以下「パルコ」)新規事業推進グループと国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下「JAXA」)第一宇宙技術部門は、SDGs等に係る広報・情報発信において連携・協力を行う協定を新たに締結しました。
パルコは、生活者の方々に心躍るサステナブルなライフスタイルを提供するという強い意志を持ち、次世代とともに、社会と共有できる新しい価値を創出することを目指しています。また、JAXAは、人工衛星による観測を通じて地球規模の気候変動や温暖化を可視化することに取り組んでいます。
本協定では、地球環境問題という大きな課題を、生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動が人々のライフスタイルとして定着するように、パルコとJAXAが双方の強みを持ち寄ることで、業種を超えた新たな情報発信、普及啓発活動に取り組みます。
最初の活動として、10月31日(日)を皮切りに次世代を担う10代を対象とした授業形式のイベントを行います。

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像1

●協定の目的
パルコ及びJAXAは、SDGsに係る取組み等にかかる、情報共有などを通じて相互の連携を強化し、双方の広報・情報発信に資する協力を行います。

  • パルコは、JAXAとの連携・協力を通じ、「多様な個性と感性をつなぎ、次世代と共に、心躍るサステナブルなライフスタイルを共創すること」の実現にむけた施策の実施を目的とします。
  • JAXAは、パルコとの連携・協力を通じ、SDGsに貢献する地球観測衛星事業・プロジェクトについてパルコの文化活動参加者層の認知を獲得し、理解増進を図ることを目的とします。

●取り組み内容

  • 環境問題はその規模の大きさゆえ、個人の生活習慣と結び付つきにくいという課題があります。本協定に基づく取組みにより、JAXAの地球観測衛星による活動で得た知見をパルコの利用者に届けます。
  • 両者が目指すSDGsへの取り組みは、地球環境の現状を適切にとらえた議論と、その先の行動へ繋げるための活動です。地球環境問題という大きな課題を生活者視点で共に考え、課題解決に向けた具体的な行動がライフスタイルのなかに組み込まれるよう働きかけます。

パルコ新規事業推進グループ管掌 泉水常務執行役員のメッセージ

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像2

パルコは「多様な個性と感性をつなぎ、次世代と共に、心躍るサステナブルなライフスタイルを共創する」をサステナビリティ方針に掲げ、生活者の方々に心躍るサステナブルなライフスタイルをご提供するという強い意志を持ち、活動しています。JAXAの地球観測衛星のデータを情報に加えることで、より説得力のある具体的な発信活動を検討できると期待をしています。

JAXA第一宇宙技術部門 佐藤事業推進部長のメッセージ

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像3

気候変動をはじめとする地球環境の問題は、人々の暮らしに大きな影響を与えます。JAXA第一宇宙技術部門では、地球観測衛星を開発、運用しており、いま地球がどのような問題を抱えているのか、地球観測衛星は陸・海・空をくまなく観測し、継続的に蓄積された観測データから正確に地球の様子を捉えています。本協定により、こうした地球観測衛星の活動と観測データから捉えた地球の現状について、多くのエンタテインメント事業を担い、強い情報発信力で、サステナビリティ事業を推進するパルコと共に、次世代の皆さんを中心に身近なところから発信します。

●「GAKU」ワークショップ

 

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像4

『農 暮らす / agri class』

期間  2021年10月31日(日)~2022年2月中旬
会場  GAKU(東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷PARCO 9F)/各講師のフィールド
対象  10代
定員  15名程度
受講料   各回3,000円
内容  様々なフィールドでの実体験を通して地球規模の環境問題と向き合うワークショップ
     第1回 野菜とダイバーシティ
         第2回 食肉とCO2
           第3回 綿花と水
           第4回 地球とミライ
主催  株式会社パルコ、GAKU
ロゴデザイン 小杉幸一(onehappy)

URL https://gaku.school/class/agriclass/
*第2回以降の詳細については、公式 HP にて順次公開して参ります。

●第1回 野菜とダイバーシティ

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像5

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像6

須永農園代表・須永真一郎氏を講師に迎え、埼玉県鴻巣市に位置する須永農園を舞台に、様々な野菜と触れ合いながら生物多様性の大切さを体験するワークショップ。JAXAからは第一宇宙技術部門衛星利用運用センターの岡綾乃氏を迎え、全地球規模の陸域を継続的に観測する衛星「だいち」が観測したデータ等を基に、宇宙から見た生命の多様性について講義を行います。地球規模の環境課題を農業や食と結びつけて、実際に体感しながら考えるとともに、サステナビリティの複雑さを受け止める知識や態度を身に付け、まだ見ぬ未来への創造力を発揮する機会をつくります。

日時  2021年10月31日(日)10:00-12:30
会場  須永農園(埼玉県鴻巣市屈巣2757)
講師  須永真一郎(須永農園代表)
    岡綾乃(JAXA 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター)
協賛  キユーピー株式会社

 

 

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像7

須永 真一郎(すなが しんいちろう)
1974年生まれ。法政大学経済学部卒。須永農園代表。大学卒業後、江戸時代から16代続く家業に就農。独学で農業技術を習得。近年、美味しくない野菜が増えていることに疑問を感じ、代々続く苗の生産と並行してレストラン向けの野菜の生産を始める。年間250品種の野菜をレストラン向けに生産している。 http://www.bluenote.co.jp/jp/news/food/9224/

 

 

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像8

岡 綾乃(おか あやの)
JAXA 第一宇宙技術部門 衛星利用運用センター 所属。理工学研究科 修士課程修了。入社以来、地球観測衛星の開発や衛星データ利用促進に従事。趣味は家庭菜園や昆虫観察など。

JAXA
宇宙航空研究開発機構JAXAは、 2003年に宇宙科学研究所(ISAS)、航空宇宙技術研究所(NAL)、宇宙開発事業団(NASDA)の3機関が統合して誕生しました。政府全体の宇宙開発利用を技術で支える中核的実施機関と位置付けられ、同分野の基礎研究から開発・利用に至るまで一頁して行う機関です。経営理念を「宇宙と空を活かし、安全で豊かな社会を実現する」と定め、先導的な技術開発を行い、幅広い英知と共に生み出した成果を、人類社会に展開します。 https://www.jaxa.jp/

 

JAXAとパルコがSDGsの取組み等において広報・情報発信に関する連携・協力協定を締結のサブ画像9

キユーピー株式会社(第1回協賛)
1919年創業。私たちは「おいしさ・やさしさ・ユニークさ」をもって、世界の食と健康に貢献するグループをめざします。2022年春、埼玉県深谷市との『花園IC 拠点整備プロジェクト』において、野菜の魅力を体験できる複合型施設『深谷テラスヤサイな仲間たちファーム』を開業予定。 https://www.kewpie.co.jp/

関連リンク
パルコ サステナビリティ
https://www.parco.co.jp/sustainability/
JAXA第一宇宙技術部門について/JAXASDGsへの貢献/JAXA気候変動科学への貢献
https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/about/index.html
https://www.jaxa.jp/about/iso/sdgs/index_j.html
https://earth.jaxa.jp/ja/application/cooperation/ecv/index.html
JAXA サテライトナビゲーター人工衛星プロジェクト
https://www.satnavi.jaxa.jp/ja/project/

【本件に関するお問い合わせ】
株式会社パルコ コラボレーションビジネス企画部
担当:加部 [email protected] 070-3116-2388
   安藤 [email protected] 070-3116-2747

 

返事を書く

あなたのコメントを入力してください。
ここにあなたの名前を入力してください