◆4社の概要
東京大学 樹芸研究所は全国各地に演習林を保有し、それぞれの地域の森林の次世代の在り方を研究しています。そのうちの研究のひとつとして、バイオマス発電の排熱を利用したカカオの森づくりと国産カカオの産業育成による森林破壊の解決を念頭に置いた社会実装を加賀市にて行います。
また、加賀市は2050年までに温室効果ガス(CO2)排出量実質ゼロを目指す「ゼロカーボンシティ」を表明し、2020年には国の「SDGs未来都市」に認定されるなど、環境問題の課題解決の取り組みを通して持続可能で強靭な地域づくりに力を入れてきました。
株式会社DK-Powerは、ダイキン工業株式会社の社内ベンチャーとして地域資源を活かした発電事業を全国41ヵ所の自治体と取り組んできました。バイオマス発電については、2021年3月に加賀市と協定締結時に新規参入し、全国各地で再生エネルギーを活用したスマート社会や地域産業の育成を手掛けています。
また、フェリシモは1995年より「フェリシモの森基金」を創設し、お客さまからの基金により、国内外42ヵ所の森づくりを行うとともに、環境に配慮した商品企画の取り組みを他の流通小売に先駆けて行うなど、早くからお客さまとともに環境問題に取り組んでまいりました。また、カカオに関しては、2021年10月に「フェリシモチョコレートミュージアム」をオープンし、時代のファッションやアート、カルチャーやサイエンスの側面からチョコレートやカカオの可能性を発信していく予定です。
◆カカオの森づくりを通した循環型社会づくりの概要
南国植物であるカカオの樹木は、温度環境を制御したハウスで栽培されます。温度環境の制御のために、バイオマス発電により生じる排熱を熱源として活用し、その際の余熱を地域の暖房や給湯などの熱源として活用するまでを研究し「カカオの森づくり」および「カカオの森づくりを通した地域のゼロカーボン化への推進」を目指した事業調査を行います。
また、栽培したカカオポッドは、カカオニブを使用したチョコレートづくりへの活用(国内外のチョコレートブランドと共創)のみならず、カカオニブ以外の様々な部位についても、食品や化粧品原料、またファッションへの活用にいたる多様な調査研究を行うことで、「衣」「食」および地域の熱源利用の「住」にまで繋がる可能性のある技術および事業の調査を合同で執り進める予定です。
注)カカオポッド……カカオの実(カカオ豆を含む) カカオニブ……カカオ豆の胚乳
今回の研究では、発電技術・バイオマス原料(木材や地域廃棄物)・農業・環境・食品や化粧品まで多様な取り組みが存在していることから、研究・教材や実習対象として、地域の大学や各々に関連する産業に属する国内外の企業をはじめとする幅広いパートナーとの共創についても協議を開始しています。
~ともにしあわせになるしあわせ「FELISSIMO [フェリシモ]」~
ファッションや雑貨など自社企画商品を中心に、カタログやウェブなどの独自メディアで生活者に販売するダイレクトマーケティングの会社です。ひとりひとりがしあわせ共創の担い手となること、人をしあわせにすること、自然・社会・人としあわせになること。それらの経験価値をコアバリューとした「ともにしあわせになるしあわせ」を具現化する“事業性”“独創性”“社会性”の3つが交わる領域での事業活動を行っています。
― 会社概要 ―
社名 : 株式会社フェリシモ
本社所在地 : 〒650-0041 神戸市中央区新港町7番1号
代表者 : 代表取締役社長 矢崎和彦
証券コード : 東証1部3396
創立 : 1965年5月
事業内容 :自社開発商品をカタログやウェブサイトにて全国の生活者に販売するダイレクトマーケティング事業
◆ウェブサイト>> https://feli.jp/s/pr210620/1/
◆Instagram>> https://www.instagram.com/felissimo_official/
◆Twitter>> https://twitter.com/FELISSIMO_SANTA
◆Facebook>> https://www.facebook.com/felissimosanta/
◆会社案内(PDF)>> https://feli.jp/s/pr210620/2/
◆フェリシモの社会活動>> https://feli.jp/s/pr210620/3/
◆みなさまとともにしあわせ社会をめざす基金活動>> https://feli.jp/s/pr210620/4/