【オリックス】三菱ふそうと環境配慮型電力小売事業で業務提携

RE100の達成やCO2排出量の削減など運輸業界の脱炭素化を支援

オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)は、このたび、三菱ふそうトラック・バス株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長・CEO:ハートムット・シック、以下「三菱ふそう」)と、環境配慮型電力の小売事業における顧客紹介に関する業務提携を行いましたのでお知らせします。なお、当社が電力小売事業に関する顧客紹介で自動車メーカーと提携する初の取り組みです。

国内初の量産型電気小型トラック「eCanter」を販売する三菱ふそうより、今後全国の法人のお客さま※1向けに環境配慮型電力の導入をご提案します。「低CO2排出係数電力」「再生可能エネルギー由来電力」「RE100イニシアチブが求めるトラッキング証明を付加した電力」などのオリックスが供給する電力メニューから、お客さまに最適なものをお選びいただけます。RE100の達成やCO2排出量の段階的削減など、運輸業界を中心としたお客さまの脱炭素経営の実現をサポートします。

環境省によると、運輸部門のCO2排出量は国内全体の18.5%を占めており※2、さらに電子商取引の拡大などに伴い、今後もCO2排出量の増加が予想されています。トラック車両の電動化に加えて、車両への充電に環境配慮型電力を用いるなど、自社の環境経営方針に留まらず、グローバルなサプライチェーンからの要請への対応などが今後ますます迫られます。

オリックスは、小売電気事業者として、2009年に電力小売事業を開始しました。現在では東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、関西電力、中国電力、九州電力の供給エリアで、主に店舗やオフィスビルなどの特別高圧および高圧電力施設を対象に電力を供給しています。また、お客さまの工場や倉庫、店舗などのエネルギー使用状況を把握し、省エネルギー手法の提案から実施までをトータルに支援する省エネルギーサービスもご提供しています。

オリックスは、今後もお客さまの省エネルギー化やエネルギーコストの削減に寄与するサービスを積極的に展開し、お客さまの環境経営ニーズにお応えしてまいります。

※1 2022年1月より、順次展開地域を全国に拡大する予定(北海道・四国・沖縄を除く)。
※2 「運輸部門における温室効果ガス排出状況」(https://www.env.go.jp/council/38ghg-dcgl/y380-08/mat03.pdf)/環境省

 

  • 環境配慮型電力メニューについて

・「低CO2排出係数電力」・・・
地球温暖化対策推進法(温対法)対策や排出量削減量の自主目標にあわせて、CO2排出係数が低い電力を5段階から選択可能。

・「再生可能エネルギー由来電力」・・・
自社グループで運営するバイオマス発電所などの再生可能エネルギー由来の電力を提供。産地証明可能な「環境価値」を証書化した「トラッキング付き非化石証書」を付与。
RE100やRE Actionの報告に有効な電力メニューを、3段階から選択可能。

【オリックス】三菱ふそうと環境配慮型電力小売事業で業務提携のサブ画像1

 

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